今年もあるイベントを控えてにわか合唱団が結成され、歌うことになりました。幹事さんのお誘いに合唱が嫌いではない私は、特に嫌う理由もないので参加することにしました。2回の練習(約1時間半)でいざ本番の予定です。曲目は例年おきまりの1曲+今年初めての2曲(「千の風になって」と「島人(しまんちゅ)ぬ宝」)、素晴らしい声の専門家が指導してくれます。
昨日は1回目の練習で、その部屋に行くと男性はビアノのある部屋を通ってずっと奥の部屋に通されました。まずはパート練習なのです。なぜか女性が上パート、男性が下パートなのだそうです。そんなものですかね? パート練習は先生が電子楽器をひいてそれに合わせて歌う、階名読みをさせられなくてありがたいですね。難しいところはカットして、また(合唱でなく)旋律のみにしてパート練習がどんどんすすみます。
自分のパートがだいたい歌えるようになるとピアノの部屋へ大挙して移動、全体練習が始まります。合唱になるとパートで歌っていた音が非常に怪しくなります。合唱の中で歌うこの不安感は何でしょうかね。みんなそれぞれの音程で歌うようになると、私なんか全く歌えなくなってしまいます。でもこういう不安な気持ち、世の中の多くの人は持っているのではないでしょうか。こういうところが合唱から遠ざかろうとしてしまう原因なのでしょうか。他人のことはともかく、どうやら私には自分で音程をとり、自分の音程で歌っていく能力は乏しいようです。
そういえば今回の曲目の楽譜はいずれも6ページとか8ページと「長ーい」楽譜です。私たちが経験してきた合唱では1ページかせいぜい2ページの楽譜がほとんどでした。長くて難しい楽譜の曲をやってあちらこちら斉唱にしてしまう、どうしてもっと優しい曲をハモろうとしないのでしょうかね?
そんなことを考えてしまいました。
にわかコーラス
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