月別アーカイブ: 2011年9月

台風一過

台風一過①
台風15号が去り、昨日の山梨は青空が広がりました。どうやら甲府の辺りを台風は通過したらしいのですが、その北側に位置する私たちのところはさほどの大風もなく大きな被害も免れました。
実りの秋、稲穂も垂れてちょうど収穫の時期なのですが刈り取る時期は難しいものですね。ずっと晴天ならいいのですが、今年のように台風がらみの雨天が繰り返されると、十分に乾燥した状態で刈り取るというのは難しそうです。

台風一過④
今もたわわに実っている田圃やすでに刈り取ってしまった田圃が混在しています。

台風一過②
見事に倒れてしまった稲、これから収穫が大変です。

台風一過③
稲刈りが終わった田圃でも、刈った稲を干す「牛」がすくんでしまっているのも見受けられました。我が家の米作りは遠い昔のことになってしまいましたが、こうして雨風の合間を縫っての難しい収穫作業に「大変だな。」と思ってしまいます。

母米寿

母がこの夏88歳:米寿を迎え、我々子ども3人が集まってお祝いをすることになりました。会場は諏訪温泉、茅野出身の友人にこの地の情報を聞いてこのホテルに決めました。友人も「利用したことはないが、ロケーションはよいだろう」とのことでしたが、部屋に着いて窓からの眺めはこの通り。眼下にはヘリポートの赤、湖岸道路を挟んで緑地帯、その向こうに諏訪湖が広がっていてなるほど推薦していただいたとおりの部屋からの眺望に母も大満足でした。
華乃井ホテル

夕食を囲んでちょっとしたセレモニー、私たち子どもからのプレゼントは甲州印伝のバック、宿からも急遽湯飲みのプレゼントがあり、久々の家族勢揃いでゆっくりと温泉宿泊、ちょっとは親孝行が出来たかな。
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もう一つのアサガオ

アサガオ追加1
今年、琉球アサガオが思うように芽が出なかったことから、他のアサガオを3種類いただいて植えました。そのうち二つはすでに紹介しましたが、もう一つのアサガオです。
ギザギザとした小さい葉で、茎は余り枝分かれせず、また根元から葉が散ってなくなってしまうのですが、アーチの頂上で今咲いています。直径1~2cm程の小さくて赤い花、花びらが反り返りめしべが突き出していてあまりアサガオらしく見えませんね。
アサガオ追加2

高幡不動散策②

高幡不動尊のあとは多摩動物園へ向かう沢の川沿い上流に向かってを歩きました。沢に入る手前で日野図書館があり、立ち寄ってみました。山梨でも各地に地域図書館が作られ、従来の図書館から開かれた図書館へと随分進化してきたと思うのですが、その先駆的図書館であったようなことを聞いたことがあります。
高幡不動⑥
さらに上っていくと川沿いに自転車・歩行者専用道路がありました。ちいさな河で、河床はさほど整備されているとは言い難いのですが、両岸はほどほどに緑地化されてこの歩道、こういったところは都市部の街づくりという感じがしますね。
高幡不動⑦
そしてこの川に沿ってモノレールが走っています。我が家も子どもたちが小さい頃は何度か多摩動物園に来たのですが、そのころはモノレールなんて走っていなかったなぁ。

高幡不動⑧
散策の終点はまた高幡不動駅、ここは京王線の枝線である多摩動物園線の起点。この路線を走る電車がホームに停まっています。車体に動物が描かれており、楽しい電車です。

高幡不動散策

再度、高幡不動へ行ってきました。目的は「自然形体」、でもせっかっくですから今回は散策もしてきました。

高幡不動①
歩き始めは高幡不動尊への参道です。新旧入り交じったお店が並んでいますね。

高幡不動②
そしてすぐに山門にたどり着きます。道路沿いに見えるこの高幡不動尊、マイカーで多摩動物園へ来たとき、かすかに記憶があります。山門の両側には木造の立派な仁王様が2体、しかし怖いので写真におさめるのはやめました。(笑)

高幡不動③
境内は奥深く、マイカーで通ったときの道路沿いの埃っぽい印象とは大分違います。緑豊かで落ち着いた寺ですね。
高幡不動④

高幡不動⑤
池もつくられ、蓮がきれいに咲いていました。

サクリファイス

サクリファイス
東京へ行く前日、図書館で司書の方に、

「久しぶりの電車旅、旅の友におすすめはありませんか?」

と聞くと親切に考えてくれました。そして書棚から持ってきてくれたのがこの本。自転車のロードレースを舞台として物語が展開していきます。サクリファイスとは「犠牲」というような意味らしい。自転車ロードレースは団体スポーツ、そしてそのチームから勝者を出すために影で力を尽くす人達がいる、そんな意味でこの書名となったようです。主人公は陸上のトラックで育ち、勝負への複雑な思いから自転車の世界に転向。そのあたりの心の動きもからめたロードレースの世界、惹き込まれてしまいました。竜王駅から高尾、そして高幡不動までの往復のあいだ久しぶりに読書にふけり、この一冊をちょうど読破しました。後味もよい電車旅となりました。

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