月別アーカイブ: 2008年9月

高校同窓会(その2)

 同窓会総会・懇親会は盛会だったのはもちろんですが、これと並行してギャラリーが開催されていました。長年私たちの母校に勤務され、今回の記念誌の表紙を飾った油絵の作者である先生のギャラリーでした。会場には四十数点の絵画が展示され、なかでも記念誌の表紙の原画は版も大きく目をひきました。印刷された絵もいいのですが、やっぱり本物は違いますね。
 
 会場をひとまわりして最後のコーナーに長机が置かれ、その上にたくさんのスケッチ帳が開かれていました。そのすべてが高校生がポーズをとっているもののスケッチです。どうやら美術の先生がその授業の中で、生徒にポーズをとらせ描いたもののようです。スケッチの下にはいずれも日付と生徒名が記されていました。みんな同級生の部分を探し出し、特に自身のスケッチを探し当てたときには歓声をあげ、持っている携帯電話で写真に収めていました。芸術の選択で美術をえらんだ人たちには宝物を探し当てたようなよい土産だったことでしょう。しかし私は残念ながら書道選択、うらやましい~。

高校同窓会

同窓会記念誌
今日は出身高校の同窓会が開かれました。毎年五十?歳になる学年が幹事学年となるのですが、わたしたちがその学年だったのです。

同窓会には記念誌がつきものです。その年その年の幹事さんが趣向を凝らすのですが、厚い冊子の大半を占めるのは寄付をしてくれたスポンサーの広告となってしまいます。それでも広告以外の本文で幹事学年の色を出そうと無い知恵を絞るのです。例年通り何人かからの挨拶文、幹事学年の恩師の寄稿もあるのですがそれ以外の企画、今年は「元気韮高人」と題して社会で活躍しているOBに原稿を寄せてもらいました。
表紙は校訓である「百折不撓」の書と、高校ゆかりの美術の先生による休校舎の油絵が配置されました。現代的に写真を配した昨年のものに決して引けを取らない、むしとしっとりと落ち着きのあるいい雰囲気に仕上がりました。担当され苦労された皆さん、ご苦労様でした。

つりがねにんじん

つりがねにんじん
休耕田のサトイモを見にいく途中、野草の花を撮りました。ほたるぶくろのミニサイズのようなこの花、どうやら「つりがねにんじん」というらしいですね。他の雑草とも絡まり合って、この花の葉はどれなのかもわからない写真になってしまいました。小さい花を撮るのはどうも難しい感じです。撮影の未熟さはご勘弁ください。

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さといも

さといも2
我が家の休耕田に植えたサトイモが元気です。サルの食害にあわない数少ない作物のようです。サトイモは植えてから芽が出るまでの日数がかかりました。後で、梅雨明け前に土寄せをするとよく育つと聞いたのですが時すでに遅し、私が土寄せをしたのは梅雨が明けてからでした。それでも現在の丈は私の腰のあたりまであります。2週間ほど前に草刈りをしたのですが、サトイモの片側の雑草は刈り、反対側は残しておきました。雑草ともみごとに共生しています。来年はもう少し上手く作ろうと思っているところです。

さといも3
ところで、サトイモの葉ってきれいですね。特に雨のあとの、葉の上に水がころころっと丸まって乗っている様子なんかが私は好きです。今日は雨水は乗っていませんが、日射しを受けた裏側から透けて見える様がなかなかいいなと思って撮ってみました。

芙蓉

芙蓉
実家で芙蓉の花が咲いています。鮮やかな紅、なかなか華やかです。
つぼみには細いがくが11本、その先に緑色の花びら(それともがく?)が5枚で、中に紅色の花びらを包んでいます。そしてこの花びらが開いたのが上の写真になります。
写真に収めるようになってからの発見です。

森の音楽会DVD

森の音楽会のスタッフとして参加されていた方はその様子をビデオに収め、DVDにして送ってくれました。今はこんなことがプロではない私たちにも出来てしまう時代になりました。表装に使った写真は、私が撮ったものよりもよく、林の中のホールでの雰囲気を伝えてくれています。
森の音楽会CD
早速に開封して、子どもの使い古したゲーム機に入れ、我が家のテレビでも見ることが出来ました。
映像付きの記録は、録音とは桁違いに記憶を呼び戻してくれるものですね。
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第5回森の音楽会(その3)

今回の「森の音楽会」は最後ですから、この歴史の総決算のようなステージ構成でした。Oさんはピアノ教室の先生です。何人かのお弟子さんやOさん自身が作曲したという曲を演奏したり、お弟子さんとOさんとの6手連弾なんかもありました。それからこの教室に通ったという方のやっているサクソフォーン四重奏。バリトンサックスが奏でる「動物の謝肉祭」のゾウが印象的でした。

第2ステージはカンテレ演奏会。4年前のこのコンサートでも聴いた方の演奏です。カンテレの小さくやさしい音色に会場全体が静まりかえって耳を澄まし、聴き入っていました。
第3ステージは前回聴いたケーナの演奏。会場のフロアーを自由に動き回りながら演奏するケーナにも一同が聴き入っていました。Oさんのピアノとのデュエットもあり、単なる演奏者と主催者というよりは本当に親しい友達という雰囲気ですすんだ演奏会でした。

5th森の音楽会
広い窓の外の木立に囲まれたこの会場での音楽会も今回で見納め聴き納めです。音楽をブログで伝えることは出来ませんが、この写真でその雰囲気を味わってもらえるでしょうか。

第5回森の音楽会(その2)

この日の昼食はOさんの旦那さん手製の鮭おにぎりでした。山梨にいるとお店で買う魚の質はいまいちですが、さすが魚のプロの鮭おにぎりはひと味もふた味も違いました。昼食のひとときを挟んでまだまだ調律は続いたのですが私の役目はもっぱら運転手、会場に飾るコスモスやススキを採りに行ったり買い物に出たりの「アッシー」でした。

くつろぎ
そして何と言っても楽しみなのは夜、この会場のキッチンとダイニングはテーブルがグランドピアノを形どっていてガスレンジが鍵盤の位置、鍵盤の反対側を取り囲んでめいめいが座り、飲んだり食べたり話したりの時間をたっぷりと過ごしました。

合唱のひととき
ここに集まった人たちはの共通項は分離唱の洗礼(?)を受けていること。せっかくの調律したばかりのピアノもあるのですから、夜も更けてくると合唱が始まります。私たちには懐かしい聴き合って唱う合唱、讃美歌を次々と唱って楽しみ、明日の音楽会に備えて午前様にならない程度にこの日を終えました。