作成者別アーカイブ: すすき

すすき について

性別:男 年齢:とうとう60歳台に突入しました 生活の場:山梨です 趣味:音楽   (ハーモニーファン?) 好きなアーチスト:   佐々木先生(合唱)   ストコフスキー(Orch.)   クロイツァー(ピアノ)   エルマン(ヴァイオリン)

「樅の木は残った」

樅の木は残った

「樅の木は残った」
山本周五郎
新潮文庫

山本周五郎の有名な長編作品、新潮文庫では上中下の3巻となっています。

伊達騒動で大悪人とされている伊達藩家老:原田甲斐を、幕府の大藩伊達家取り潰しのねらいから免れるために奔走し、そのために極悪人の汚名をかぶったまま死んでいった人として描いた作品。はじめは陰謀をめぐらす伊達兵部に巧みに取り込まれていく、暗く沈んでいくような展開が読んでいて重くつらくなっていくようでしたが、孤独に耐えて武士道を貫いていく姿は読みごたえ十分です。自己を追い詰めていくような主人公に対して、武士を捨て芸の道に生きようとする新八の生き方も対照的でした。

これもおすすめ。

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合唱団同期会

 梨大合唱団同期生のOB会がありました、私達はあのフォーレの「レクイエム」学年です。近年は6月開催の毎年開かれブログにも載せているOB会、実はこの我々同期生のOB会が発展したものなのです。平成12年に始まり8年間で7回の同期生OB会、その後学年を越えてのOB会となって昨年までにさらに10回を重ねています。会も大所帯になってしかも「唱いたい!」ということになると久しぶりに会っても歓談の時間は思いの外少なくなってしまいます。そこで10年ぶりに同期会の復活です。

今回は甲府駅ビルの中の食堂街の一室を確保しての会。甲府の町が窓から見渡せるちょっとリッチな部屋で集まったのはS:3,A:2,T:2,B:6の12人、遠くは神戸から7時間かけての参加です。残念ながら10年余り前に1人は逝ってしまい今は総勢17人、そのうち12人が集まったのですから立派なものです。

会場には午後4時に集合、少々雑談後唱い始めました。

すすき
光のお宮
草原の別れ
夏の夕べ
青い小鳥
しずけきいのりの
よはふけわたりぬ

楽譜は幹事さんと相談して私が用意したのですが、曲数がちょっと少なかったかなと。唱った後は配膳はまだだったのですが席について近況報告が始まりました。話の途中で「まだいいかな」「どうぞどうぞ」と、それぞれがしっかり近況報告。定年後の生活や仕事、子どもの結婚、孫の話、親の介護真っ最中の人、終わった人。多少なりとも土に触れている人も多いものです。それから各自の音楽の話。途中からは料理も運ばれて来てアルコールも入って更に話が弾みます。

帰宅する人の時間にあわせて一次会は終了。最後はやっぱり合唱、

草原の別れ
すすき

の2曲を唱って散会となりました。

二次会は県外から参加者3人と私で、駅近くの居酒屋で。宿で風呂を浴びた後一人の部屋で深夜までとたっぷり話しました。

翌朝も8時に朝食、9時過ぎまでゆっくり話してその後チェックアウト。それからすぐ近くの舞鶴城公園に上りました。平城とはいえ城の石垣の上にあがると甲府の町、それから周囲の山々が一望できます。ちょっと寒かったけれどこの日は天気は最高、雲一つ無い天気で寝不足ながら来てよかったなと。

OB会舞鶴城公園の展望

 

楽しい一泊二日を過ごさせていただきました。久しぶりの同期会に向けてご苦労いただいた幹事さん、ありがとうございました。

 

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2017年のウォーキング

長いこと報告を休んでしまいました。でも昨年一年間はまずまずのウォーク、そこで一年まとめての報告です。

月間歩行距離

1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
57km
76km
78km
115km
128km
131km
126km
116km
124km
108km
104km
64km

 

年間歩行距離 : 1227km

おおまかには月間100km、年間1200km。そして未到達ならせめて年間1000kmを目標としています。一昨年まで7年間のウォークで1200kmを越えたのは1回だけ1000km到達が2回、そして1000km到達できなかったのが4年でした。でも昨年は久しぶりに1200km達成しました。12月半ばに腰を痛めてしまって思うように歩けなかったのですが、年間を通してまずまずの結果です。

年が明けて1月、体調を見ながらのウォーキングです。しばらくは希望するほどは歩けなくても我慢?かな。

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「今月の一曲」更新しました(1月)

新しい年が始まりました、おめでとうございます。
月が変わりましたので、「今月の一曲」を更新しました。

今月は女声合唱です。今も毎月集まっている国分寺の合唱(混声合唱)では練習の合間の休憩時間に少しだけ男声合唱・女声合唱を楽しみます。10人に満たない合唱ですがハーモニーは抜群、女声の美しい響きをどうぞ。

下記をクリックし、「今月の一曲」ページでお聴き下さい。

今月の一曲
http://susuki.chips.jp/?page_id=5915

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版画年賀状

版画年賀状

年末の我が家の恒例行事、版画年賀状の印刷が終わりました。いつものように干支で来年は戌年、今回は一版でしたので印刷も一回で終了です。二版で、一度刷ったのが乾いてからもう一度刷るのとは大違いでした。

ファンヒーターの前で乾くのを待って、年賀状書きスタートです。

「演奏会の記録」を追加しました

山形南高OB合唱団の演奏会の記録を追加しました。
以下の1955年から1957年の演奏会の記録です。

第1回はガリ版刷りの手作りのパンフレット、当時が偲ばれます。
また第1回は佐々木先生と森山先生の指揮、佐々木先生は本名の佐々木幸徳で記載されています。
上記のリンクをクリックしてもご覧いただけますが、つぎのページから各演奏会の資料をご覧いただけるようになっていますのでご利用下さい。
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「だれも知らない小さな国」

だれも知らない小さな国だれも知らない小さな国
佐藤さとる 作
村上 勉 絵
講談社 青い鳥文庫

久しぶりの児童文学、昭和34年出版の作品です。

「ぼく」が小学三年のときから話がはじまります。友だちと一緒に見つけたもちの木の皮は、がき大将のためにあまりもらうことができず一人で山の中にはいる、そこでお気に入りの場所をみつける、なんてストーリーは男の子の冒険的・隠れ家的な心をくすぐります。

そんなお気に入りの場所を、大人になった「ぼく」がここに住む「こぼし様」という小人とともに守ろうとする。開発計画を止めさせるための作戦もまた面白い。さらに夢を共有できる女性も現れてくるあったかいおはなしでした。

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「花のれん」

花のれん花のれん
山崎豊子
新潮文庫

朝ドラ「わろてんか」は吉本興業の女主人がモデルとのこと。その原作というわけではないけれど、同じ吉本興業の女主人をモデルにしたこの小説、読んでみようかなと借りてきました。

大阪の呉服店に嫁いだ多加だが夫は道楽好きで店はつぶれてしまう。実家に借金をして夫とともに場末の寄席を買い取り、夫亡き後は女席主としての道を歩んで行く物語。300ページほどの小説での一代記は小気味よいほど話の流れが速く、あっという間に読み終われそうです。

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「あきない世傳 金と銀」

あきない世傳金と銀あきない世傳 金と銀
高田 郁
角川春樹事務所

今年テレビドラマ化もされた「みおつくし料理帖」でお馴染みの高田郁さんの新シリーズ、既に4冊が出版されていますが、図書館に希望を出したところ入れてくれましたのでまとめて読んでみました。

やはり時代小説で舞台は江戸期でしょうか。主人公の幸(さち)の父は武家で私塾で教える教養派、跡を継ぐ予定の優しい兄もいる幸せな家庭だったが、流行病で兄・父が相次いで逝き母・妹と別れて大阪の反物を扱う商家の女衆として働くことに。女衆は「一生鍋の底を磨いて終わる」と言われる中、商いの世界に才能をみせていく物語です。

女性でありながら男の仕事の世界で才能を開花させていく話は「みおつくし料理帖」とも共通するものがありますね。また、現在放送中の朝ドラにも重なるものがあるかな。

4冊を一気読みでした、シリーズはまだまだ続きそうです。2月、8月と順に出版されてきていますので5冊目は来年2月(?)、待ち遠しい。

「ビブリア古書堂の事件手帖7」

ビブリア古書堂7ビブリア古書堂の事件手帖7
~ 栞子さんと果てない舞台 ~
三上 延
メディアワークス文庫

しばらく遠ざかっているあいだにシリーズ7巻目が登場していました。今年2月に発売になっていたんですね。

シリーズのこれまでは太宰治の古書などを巡って話が進んできましたが、今回はシェークスピアが主役(?)。「人肉質入裁判(じんにくしちいれさいばん)」なんて古書が登場します。猟奇的なこわい雰囲気の書名、でもこれはシェークスピアの「ヴェニスの商人」のことでした。そういえばこの中では主人公の身体の肉何ポンドかが質草(?)になるんでしたね。それから話は発展してファースト・フォリオ(シェークスピアの戯曲を集めた最初の作品集、1623年出版)をめぐるストーリーに。今まで出番の少なかった栞子さんのお母さんも登場して親子対決の様相。と、まあこれくらいにしておきます。

今回でこのシリーズは一区切りなのだとか。でもまた続編も書けそうな余韻も残しています。

知人の息子さんが古書店をはじめたそうです。その方も「このシリーズを読んでいるのかな、現実の古書の業界のありようもこんななのかな。」なんていうことも考えながらのたのしい時間でした。

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