作成者別アーカイブ: すすき

すすき について

性別:男 年齢:とうとう60歳台に突入しました 生活の場:山梨です 趣味:音楽   (ハーモニーファン?) 好きなアーチスト:   佐々木先生(合唱)   ストコフスキー(Orch.)   クロイツァー(ピアノ)   エルマン(ヴァイオリン)

「嘘の木」

嘘の木

「嘘の木」
フランシス・ハーディング
児玉敦子 訳
東京創元社

 博物学者の父サンダリーは翼のある人類の発見者として高名であったが、その化石がねつ造であるという噂から一家はヴェイン島に移住してくる。それは島での発掘現場からの招きにもよったのだが、やがてこの島でも父の疑惑が広まってしまう。そして父の不慮の死。その死については自殺の疑いが膨らみ、埋葬もままならない。娘のフェイスは博物学に関心を寄せる14歳の少女、父の残した嘘を養分として成長する「嘘の木」の力を借りながら尊敬する父の汚名を晴らそうとするが・・・・。
女性が科学を志すことはタブーであったり、自殺者が人の道に反する者として扱われたりする時代背景の中で少女が奮闘するおはなしでした。

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7月の読書メーター

7月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:2504
ナイス数:29

嘘の木嘘の木
読了日:07月28日 著者:フランシス・ハーディング
ゼバスチアンからの電話[新版]ゼバスチアンからの電話[新版]
読了日:07月23日 著者:イリーナ コルシュノフ
宰領 隠蔽捜査5 (新潮文庫)宰領 隠蔽捜査5 (新潮文庫)
読了日:07月20日 著者:今野 敏
三つ編み三つ編み
読了日:07月15日 著者:レティシア コロンバニ
星の牧場 (1979年) (フォア文庫)星の牧場 (1979年) (フォア文庫)
読了日:07月12日 著者:庄野 英二
食堂のおばちゃん (ハルキ文庫)食堂のおばちゃん (ハルキ文庫)
読了日:07月10日 著者:山口 恵以子
戦場の秘密図書館~シリアに残された希望戦場の秘密図書館~シリアに残された希望
読了日:07月05日 著者:マイク トムソン
おきなぐさ;いちょうの実 (日本の童話名作選)おきなぐさ;いちょうの実 (日本の童話名作選)
読了日:07月02日 著者:宮沢 賢治
百まいのきもの百まいのきもの
読了日:07月01日 著者:エリノア・エスティーズ
転迷 隠蔽捜査4 (新潮文庫)転迷 隠蔽捜査4 (新潮文庫)
読了日:07月01日 著者:今野 敏

読書メーター

「今月の一曲」更新しました(7月)

「今月の一曲」を更新しました。山形南高OB合唱団の「イタリアの山の歌」。1961年に東京・日本青年館で行われた第3回東京公演での演奏です。楽しい曲です。

下記をクリックし、「今月の一曲」ページでお聴き下さい。

今月の一曲
http://susuki.chips.jp/?page_id=5915

 

6月の読書メーター

6月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:2393
ナイス数:29

横道世之介横道世之介
読了日:06月29日 著者:吉田 修一
初陣―隠蔽捜査3.5―(新潮文庫)初陣―隠蔽捜査3.5―(新潮文庫)
読了日:06月24日 著者:今野 敏
松風の門 (新潮文庫)松風の門 (新潮文庫)
読了日:06月23日 著者:山本 周五郎
疑心―隠蔽捜査3―(新潮文庫)疑心―隠蔽捜査3―(新潮文庫)
読了日:06月15日 著者:今野 敏
果断―隠蔽捜査2―(新潮文庫)果断―隠蔽捜査2―(新潮文庫)
読了日:06月08日 著者:今野 敏
居酒屋ぼったくり〈6〉 (アルファポリス文庫)居酒屋ぼったくり〈6〉 (アルファポリス文庫)
読了日:06月06日 著者:秋川 滝美

読書メーター

「疑心」

疑心「疑心」
-隠蔽捜査3-
今野 敏
新潮社

 アメリカ大統領来日に伴う警備体制に竜崎は方面警備本部長に抜擢される。その秘書として送られてきたのは魅力的な女性キャリアの畠山。竜崎の心に動揺が広がり、合理性の塊のような竜崎も感情に振り回され好ましく思えてくる。前作に引き続き配下のくせ者刑事:戸高が事態を好転させるきっかけをもたらしなかなかいい関係になってきました。

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「果断」

果断「果断」
隠蔽捜査2
今野 敏
新潮文庫

隠蔽捜査の続編です。
前作で降格左遷人事を受けた竜崎の今度の職は東京の大森署長。降格ではあっても今度は一国一城の主、この主人公が本領発揮できる環境のようです。この巻では拳銃を持った逃走犯の立てこもり事件で竜崎の下した決断に非難や責任が降りかかります。妻:冴子の入院もあり、合理主義者竜崎も心が揺らいだり弱気になったりと親しみが持てたりします。解説にもありますが、「俺は、いつも揺れ動いているよ。原則を大切にしようと努力しているだけだ」との竜崎の言葉、いいな!

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「本を守ろうとする猫の話」

本を守ろうとする猫の話

「本を守ろうとする猫の話」
夏川草介
小学館

 主人公:夏木林太郎は、幼い頃に両親が離婚し母は若くして他界したため、自宅を兼ねた古書店:夏木書店を経営する祖父に育てられた高校生。その祖父をも亡くしたところから話は始まる。林太郎は本好きではあるがその他にはこれといって特徴のない高校生、間もなく叔母に引き取られることになるのだが、それまでのあいだ学校を休み店の掃除など祖父のやっていた生活を始めているとそこに人間の言葉を話す猫が登場、本をすくう手助けを頼まれる。
学校を休む林太郎を心配して度々店を訪れる女学級委員長との関係もちょっと気になるなか、本離れが進む現代社会の危機感を感じつつ、本の世界本来の魅力を再確認させるようなお話しをファンタジックに、そして本好きオタクの主人公をちょっとかっこよく思えるように物語っています。

「神様のカルテ」シリーズでおなじみの夏川草介さんが新しい世界を拓いてくれたようです。