アサガオネットを張ってからちょうど半月、ちょうど私の身長くらいまで伸びてきました。まだまだ小さいですが、花芽も出てきました。今年は花が早くみられそうです。
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先日TVで10年前に無実の罪で半年近く勾留された経験を持つ元厚生労働事務次官・村木厚子さんがこの著者と対談していました。村木さんは今野作品の愛読者とのこと、今度読んでみようと思ってはじめて手にしたのがこの小説。
竜崎伸也47歳、東大卒の警察庁キャリアで現在は警察庁長官官房総務課長。家庭のことは妻に任せエリートコースをひたすら歩んできた竜崎だが、社会復帰した少年犯罪加害者への連続殺人事件のマスコミ対策に追われると同時に息子の犯罪行為にも遭遇する。エリート意識を紛々と漂わせるのにはちょっと不快感も覚えますが、悩みながらも真っ直ぐ突きすすんでいく主人公には肩入れしてしまいます。
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「今月の一曲」を更新しました。梨大合唱団の「すかんぽの咲く頃」。佐々木先生を迎えて半年、充実の夏合宿を終え演奏会への重圧が架かり始める頃。
歌っているのはこの季節でしょうか。「ぼくら小学じんじょうか~」は時代を感じさせます。道路端のすかんぽをたたきながら学校に通う情景が浮かびます。
下記をクリックし、「今月の一曲」ページでお聴き下さい。
今月の一曲
http://susuki.chips.jp/?page_id=5915
鳴門秘帖(一・二・三)
吉川英治
講談社
BS時代劇でこの鳴門秘帖が放映されているようですが、残念ながら我が家では・・・・。
阿波の国藩主:蜂須賀家を中心とした倒幕の動きに、それを調べようと隠密:甲賀世阿弥が阿波に潜入したしたが何年も行方不明。そこで世阿弥の足跡をたどろうと阿波に潜入しようとする主人公の物語。舞台は大阪・京都・江戸・中山道・阿波と移っていきます。主人公は剣では滅法腕の立つ法月弦之丞で、それをとりまくのは弦之丞に心寄せる女掏摸のお綱、弦之丞の許嫁お知恵様、弦之丞と志を一にする目明かし万吉、お綱に心寄せ何かと弦之丞をつけ狙うお十屋孫兵衛、お知恵様に横恋慕しやはり弦之丞の妨げとなる旅川周馬などなど多彩な顔ぶれが物語を彩っている。それぞれの登場人物が「宮本武蔵」に登場する人物とも重なって見え、不朽の名作「宮本武蔵」下地になった作品のようにも思いました。
ただストーリーの組み立ては少し強引かな、最後には「著者はかなりの尊皇思想だったのかな」なんてことも思ってしまいました。
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4月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:2396
ナイス数:28
ライオンのおやつ
読了日:04月28日 著者:小川 糸
鳴門秘帖(三) (吉川英治歴史時代文庫)
読了日:04月21日 著者:吉川 英治
居酒屋ぼったくり〈4〉
読了日:04月16日 著者:秋川 滝美
鳴門秘帖(二) (吉川英治歴史時代文庫)
読了日:04月16日 著者:吉川 英治
鳴門秘帖(一) (吉川英治歴史時代文庫)
読了日:04月11日 著者:吉川 英治
わたしは女王を見たのか (1979年) (岩波少年少女の本)
読了日:04月04日 著者:ヴァジニア・ハミルトン
あきない世傳 金と銀(八) 瀑布篇 (時代小説文庫)
読了日:04月02日 著者:高田郁
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