月別アーカイブ: 2011年11月

藪内正幸美術館

私たちの町:北杜市には「藪内正幸美術館」があります。
藪内美術館1
北杜市白州町を走る国道20号線を南に入っていくと、山林の中の寂しいところ、道を間違えたのではないかと思う頃この美術館にたどり着きます。この季節は広葉樹も落葉してしまっていますが、そんな林の中にちょっとお洒落な美術館がたたずんでいます。

藪内美術館2
玄関横の壁には大木を輪切りにした板に墨書きしたこんな看板が掲げられています。

藪内美術館3
玄関をはいったところから写真を撮らせていただきました。奥に展示室の中が少し見えますがそこはちょっと遠慮して、ここは売店コーナー。でも残念ながら室内灯の光が絵のカバーに映ってしまいました。

そこでわが家にある本の表紙絵を一枚。
ガンバとカワウソの冒険
この本も面白かった~。

知る人ぞ知る、動物画家藪内さんの絵は写真以上だと言われているそうです。極めつきの動物好きで子どもの頃から動物画を描き続け、高校卒業の頃にその才能を見いだされて図鑑の絵、動物絵本、児童文学の挿絵などを仕事に。そんなことが先日、NHK山梨のローカル番組「金曜やまなし」で紹介されていました。動物画の基本として、その道を歩き始めたときには上野の博物館に通って骨格標本を書き続けた時期があるそうです。藪内さんの絵による動物飼育の指導書は、動物園関係者のバイブルだとも紹介されていました。
藪内犬

絵本画家の赤羽末吉さんの原画展を一度見ましたが、それは印刷物となってしまったものとの違いを見せつけられました。この藪内さんの動物画もそうです。膨大な量の原画から、展示画は時期がくると差し替えられてまた別の原画が見られるのだそうです。本で見る作品も素晴らしいですが、原画展を見に、この藪内美術館を訪れてみませんか。
藪内正幸美術館

http://yabuuchi-art.main.jp/

「ホビットの冒険」

ホビットの冒険
ホビットの冒険
J.R.R.トールキン作 瀬田貞二訳

読み切りました。
ホビットというのは小人、平和主義者かな。白雪姫の7人の小人の一族より小さく、ガリバー旅行記に出てくる小人国の小人より大きいのだそうです。このように小人を紹介するのに他のおはなしのなかの小人は登場してくるのってユニークですね。倉本聰の
「『ニングル』も確か小人だったけど登場しないんだ。」
なんて余計なことを考えてしまいました。よく考えるとこちらはホビットよりもあとに書かれたおはなし、当然です。

このてのおはなし、ファンタジーという領域にはいるのでしょうが、そういえば「ナルニア国」に似たような印象がありました。平和主義の主人公が冒険に出るわけですが、登場する人物(?)がそれぞれに非常に欠点もあり心も揺れたりとその人間臭さがいいなと思いました。最後も単純なハッピーエンドでなく味わい深い終わり方、面白い本でした。

大根の収穫

土曜日はよく雨が降りましたがその翌日曜日、母の育てた大根を収穫しました。直径10cmくらいまで育ったかな。多少の大小はありますが、全て土から抜いて葉を切り取って畑に寝かして乾かし、それから太さで選り分けました。
大根
細いのは沢庵漬け用で手洗いして自宅の軒先に並べて干し、あとは母の腕次第。太いものは生食用で室に保存します。かつて椎茸栽培をしていたわが家の室は、その頃の椎茸ハウスの暖房用オンドルの釜の部分でなかなか深くて広い室です。室の中で消毒を兼ねて火を燃やしておいたのですが、その底に稻わらを敷き詰めて周囲もわらで囲むようにして、収穫した大根を縦に並べます。その上にも保温のために稻わらをのせ、それから農業用セードで覆い、周囲の地面と同じ高さにトタンをかぶせ、おもりを乗せて終了。これでこの冬から来春まで腐らずに、徐々に取り出しては私たちの胃袋を満たしてくれます。
そんな写真をいっぱい撮ってブログに載せようと思っていたのですが、畑に立っている大根を撮っただけで気がついたときにはもう室にも蓋をしていました。残念。
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今年最後のアサガオ

今年最後のアサガオ
今年のアサガオは繁り方もいまいち、窓の外側に張った網に這ったアサガオの隙間からも日光が十分差し込んでいました。

例年なら日光が差し込まないのが寂しくなって十月にはアサガオを撤去してきたのですが、今年は先週末まで残しておきました。お陰でこの時期まで朝顔の花を楽しむことが出来ました。でも、大輪の琉球アサガオも寒くなってくると小さな花に変わってきますね。それでも咲き続けるアサガオの生命力には感心していまいます。
今年最後のアサガオ2

それでもやっぱりこの時期、お日さまはたくさん入ってくるに超したことはありません。撤去したあとの室内は明るく暖かです。アサガオはまた来年の楽しみですね。

ニンニク

ニンニク

ニンニクを植えて1ヶ月強、よく伸びてきました。
昨年確か10月の「自然農学びの会」で聞いて、その帰りニンニクを仕入れて植えたのですが、なかなか芽が出なかった記憶があります。10月では少し遅いのかも知れませんが、昨年の記憶から「10月になったから植えなきゃ」と。今年は本を見て、ニンニクの株を一個一個に分けたあと薄皮をむいてから植え付けました。そのせいか発芽も早く、それぞれに20cm程の葉が伸びています。植えた数も昨年より多く、来年は今年以上にその味が楽しめそうです。

ニンニク2

筋雲

久々にウォーキングの報告です。いつもの田圃道ですが紅葉はもう下り坂、しかし空を見上げると秋の空(?)ですね。
風邪もなおりやっと昨日から歩き始めました。毎日のように歩いていた昨年は風邪もひかずに過ぎましたが、今年は・・・・。これからまたペースを取り戻さねば。早朝歩く時間に起きられないこの頃、明日からのウィークデーに続けられるでしょうかね。
筋雲
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