カテゴリー別アーカイブ: 植物:野の花

彼岸花群生地の保護

以前書きましたが、私たちが住んでいるすぐ近くに彼岸花が自生しています。水田用水路の土手、林の中など立派な群生です。

彼岸花花盛り
http://susuki.chips.jp/?p=2150

でも葛の蔓などが繁茂して、せっかく咲いているのに見えない彼岸花も多くとても残念に思っていました。そんなことを先日おはなしを聞いた里山再生に取り組んでいるオオムラサキセンターの館長さんにおはなししたところ、その現場を見に来てくれました。

%e5%bd%bc%e5%b2%b8%e8%8a%b1%e3%81%ae%e4%bb%8a1私は花のないこの時期の彼岸花の様子をはじめてみましたが、あおあおとした細い葉が元気よく茂っています。

%e5%bd%bc%e5%b2%b8%e8%8a%b1%e3%81%ae%e4%bb%8a2葛も枯れて葛の葉や蔓に隠れていた彼岸花の様子もよくわかりました。この時期でも水路が隠れて見えないほど、夏の状況を想像していただけるでしょうか。

 

館長さんにもここの群落には感心していただき、なんとか保護活動をしたいということになりました。5月頃と花の茎が出てくる前の8月頃と2回草刈りをしたいなと。近くに農作業をしている方がいましたので話しかけたところ、水路を管轄する地域の区長さん、林の所有者など教えていただくことが出来ました。これらの方に事前に了解をいただいて、来年は活動してみようと言うことになりました。

貴重な群落自生地をよい形で育てていきたいものです。

東沢渓谷吐竜の滝ウォーク

私の地元:北杜市に「八ヶ岳歩こう会」というウォーキング・サークルがあります。年に何十回とウォーキングを企画していますが会員でなくても参加できるとのこと、以前から関心はあったのですが今回やっと参加することが出来ました。

東沢ウォーク1集合場所は小海線大泉駅、駅舎の前には白樺の木が立つローカルな駅です。この日集まったのは35人、遠くからの参加者も多いようでした。集まったところでまずはストレッチ、そして出発しました。


東沢ウォーク2出発して間もないころ、ここはかつての開拓地、その裏通りをひたすらのぼります。

東沢ウォーク3メンバーの中には植物に詳しい人がいるんですね。道々咲いている花を教えてくれました。これはアザミのようですが、葉にとげがないのはタムラソウ。

東沢ウォーク4ユニークな形のこれは黄釣船、赤い釣船草とともによく見かけました。かつて見つけたのも清里、このあたりでは多く自生しているようです。

東沢ウォーク5ローカルな道が終わってちょっと広い観光道路に出ました。八ヶ岳倶楽部なんていう知られた店のある通りをのぼり続けます。

東沢ウォーク6やっと登り切って視界が広がりました。ここは八ヶ岳牧場:まきば公園で昼食。

東沢ウォーク7よく晴れたこの日、羊も直射日光を避け木陰に寄り添っています。

東沢ウォーク8昼食後、ここからは下り道でしかも牧場脇の木陰の中の遊歩道。爽やかでこの時期に歩くコースとしては最高です。

東沢ウォーク9やがて牧場脇から東沢の沢底に向かって階段を一気に下ります。沢底は道が途切れたり大変なところも少々ありましたが、やがてこの日一番の見所:「吐竜の滝」に到着。

東沢ウォーク10青葉繁る岩場から湧き出した水が幾筋も流れ落ちるこの滝、小規模ながらきれいな滝です。

この滝からちょっと下ると車道に出ます。その車道をゴールに向かって、皆さん疲れながらも速い足取り。会員の方々の健脚ぶり、立派です。今回のリーダーは天皇陛下と同じお年だとか、元気ですね~。


東沢ウォーク11足下の心配がなくなると道路脇の花に目がいきます。これはオカトラノオよりもずっと大きな白い房のサラシナショウマ。クサキ、シロミズヒキ等々植物学の時間でした。

再び大泉駅に戻って時刻は予定通り15時半、トータル13km、よく歩きました。決して無理のないペースで、車道を歩くとき後ろから自動車が見えると「車~!」、足場の悪いところでは「ゆっくりね~!」、急な下り坂では「間隔をおいて~!」と細やかな、でも大きな声がきこえてきます。会員の方々の心遣いがうれしいウォーキングでした。歩き終わった後の充実感もいっぱい。また参加したいですね。

春の野花

桃の花を見にと新府へ出かけました。花はまだまだ咲いているのですが摘花がかなり進んで花盛りとはいえませんでした。ここは武田氏(勝頼)が最後に城を築いたところ、NHK大河ドラマ「真田丸」の冒頭に登場した新府城がそれです。山城の上に建物はないのですが、何十年ぶりかで登ってみることにしました。

イカリソウ城の北側には堀があり、そのほとりにはこれ「イカリソウ」がよく咲いていました。カタクリにもオダマキにもちょっと似ている花です。

アケビこちらはアケビ、赤いツツジを背景に咲いています。

ジュウニヒトエ城に登る道は人が歩くだけの山道、その脇にはなやかな色ではありませんがたくさん咲いていました。調べると「ジュウニヒトエ」と呼ぶらしい。ツルジュウニヒトエという外来種もあるけれどこちらは濃い色、白っぽいのは在来種のジュウニヒトエのようです。でもこの花、個体数がかなり減って心配されているようです。

ハルリンドウそれから「ハルリンドウ」。こちらも歩道脇でみつけました。

菜の花山を下りて桃畑へ、桃の花のピンクとコントラストをなす菜の花が今花盛りです。

桃の花見としてはちょっとタイミングを逃してしまったのですが、おかげで道ばたの草花をゆっくりと観賞出来ました。

桜を追って

久しぶりに家族が揃いましたので桜見物に出かけました。まずは王仁塚の桜、残念ながら残っている花はわずか、葉桜にはちょっと早いかなというところ。桜の写真は諦めて、土手に咲いていた花を紹介します。

ヘビイチゴヘビイチゴの花。かわいい花です。ヘビイチゴとはネーミングがちょっとかわいそう。

ハルジオンヒメジョオンとハルジオン、私には見分けがむずかしいのですが、この時期に咲いているのだからこれはハルジオンのようです。よく見るのは白く細い花びらが一通りで重なりがないのですが、これは重なって厚みがありふんわりとした感じの種類でした。

真原の桜王仁塚はあきらめて武川町の真原へ、有名な桜並木ではなく地元の人に聞いたおすすめポイント。桜の木も観光ポイントほど古木ではありませんが、やはり小道の両側に桜が植えられていていい感じです。かつての開拓地、入植した先人達が農地を切り開きながら一方で桜を植えて憩いの地に育てようとしたんですね。

真原の桜2

車山高原の草花

八島湿原で見た草花の紹介です。

ノコンギク1

ノコンギク2

ノコンギク3いずれもノコンギクの親戚でしょうか。同じような花ですが色合いなどさまざまです。

ヤマラッキョウ
こちらはヤマラッキョウ
紅葉
秋らしいちいさな紅葉の葉

 

エゾリンドウ
エゾリンドウ
マツムシソウ
開きはじめのマツムシソウ

この二つ、いずれも標高の比較的高いところで見られました。

 

ツクバトリカブト最後にツクバトリカブト、この日一番色鮮やかな花でした。

乗鞍岳

遅くなってしまいましたが、8月末乗鞍岳に行ってきました。久しぶりに家族4人そろってのお出かけでした。ここは標高2702mまでバスで行けてしまい、標高差300mを上ると3026m剣が峰まで登れてしまうという初心者にはありがたい山です。

朝7:00我が家を出発、9:00乗鞍高原バス停着、バスを降りると2702m、別世界でした。10:40頂上バス停(畳平)を歩き始めました。

お花畑駐車場から少し歩き下るとお花畑の周遊路があります、まわってみたい気もしましたがとにかく山頂を目指すことにしました。

登山道脇の花、

キキョウ少し小さいがキキョウのような花

 

白リンドウ白地で縦に縞模様となったリンドウのような花

 

乗鞍には、こんな高いところにもかかわらずいくつもの池が点在しています。まずはバス停周辺の各施設が飲料水として使っているという不消ヶ池、残雪が池の中に入り込んで水が深いブルーと淡いブルーの2色になったきれいな池でした。

 

剣ヶ峰歩き始めて50分ほどで肩の小屋に到着、ここからは急な山道で目指すは左奥の剣が峰です。

 

権現池さらに上ること1時間、ちょっとした尾根に出たところで急に眼下に権現池が見えました。やはり傍らに残雪がありきれいな水の色、印象的でした。疲れたところで登場するきれいな池、感動的です。「なんで近くへ行けないの?」との声も聞こえましたが、「近寄れないからきれいなままであるんだよな」と我が家の会話。

 

山頂からこのあと山頂まではわずか、登頂して上ってきた道を見下ろしました。

 

それから権現池が見えるところまで引き返して昼食、そして来た道を戻りました。山の上では霧がかかったり晴れたりの繰り返し、山の天気は本当に変わりやすいですね。でもずっと照りつけたわけではなく、晴れ間も見えたりとこの時期の登山にはよい天気に恵まれたようです。

 

霧ヶ峰高原を歩く

霧ヶ峰高原に行って来ました。毎年のように足を運んでいるのですが、この時期は初めて。我が家から高速道路を使わずに約2時間で八島湿原駐車場に到着しました。

今回は昨年歩いたのとほぼ逆コース、

八島湿原→沢渡り→車山肩→車山湿原→蝶々深山→物見岩→八島湿原

で、ゆっくりと休憩・昼食時間も含めて約5時間、9kmほどでした。

 

駐車場から八島湿原側にはいるとすぐに、今咲いている花の案内板(写真と名前)がありますが、この時期の花の種類はちょっと少なめなようです。

ニッコウキスゲ

まずはニッコウキスゲに対面。

キバナノヤマオダマキ

それから、キバナノヤマオダマキ、やさしい色のオダマキです。

ニッコウキスゲ群落

車山肩まで登るとニッコウキスゲの見事な群落がありました。手前の起伏、その奥の起伏の全面が黄色い花で染まっています。ここは車山肩の駐車場からすぐのところ、車を停めて立ち寄った方がたくさんいました。かつてはもっともっと密生して本当に見事だったのですが、鹿の食害で衰えてしまい、鹿侵入防止の柵をもうけてここまで回復したのだと私達よりちょっと先輩の夫婦にうかがいました。

 

車山湿原車山肩から20分程で車山湿原。高原の湿地帯の風景はここもまたいいのですが、人は少ないようです。「池があったらもっと人気の場所になったんだろうな」なんてことを思いながら木道をすすみました。

 

名前不明

こちらは車山湿原から蝶々深山に登る途中で見つけた花。八島湿原の案内板にはなかった花で、今のところ名前不明ですが、一風変わった感じです。

 

蝶々深山1

車山肩の手前から蝶々深山方面を望む。

蝶々深山2車山湿原から蝶々深山。こんな写真が今回のコースを代表する風景です。山の上ではずっと清々しい風が吹いていて、花の写真を撮るのには被写体が動いてしまって大変でしたが、気分爽快の山歩きでした。

 

 

 

釣船草と黄釣船

清里の林間サイクリングロードを歩いていて面白い花を発見しました。

 

釣船草

一つは赤紫の花、

 

黄釣船そしてもう一つは黄色。

どちらも似た形、一方は開いてもう一方は細く閉じて、でもその細い方に茎がつながっているのではなく花の中心付近を上からつり下げています。花の開いた方の真正面から見ると熱帯魚のような口の大きな魚が大きく口を開けたようにも見えます。ネットで名前を調べてみました。赤紫の方は「釣船草」、黄色の方は「黄釣船」。成る程、魚を吊っているような形で納得の名前です。

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彼岸花花盛り

彼岸花1

 

彼岸花が花盛りです。ここは田んぼへの水路が林の中を通っているところ。

 

彼岸花2

 

水路の左右の広い範囲に広がって咲いています。この群生を見つけてから数年、水路の上流に向かって群生が広がっている気がします。

 

彼岸花3

 

水路上の斜面を見上げました。太陽光線をいっぱいに受けた場所とは趣が異なり、林の中の群生は涼しげです。

 

彼岸花4

 

こちらは水路下側の斜面、下の農道から見上げて撮ってみました。この場所、入り口は雑草が茂ってはいりにくいのですが、それがかえって荒らされずによいのかもしれません。

林の外にも沢山の花が見られるのですが、雑草や蔓草が繁って彼岸花はかわいそうな状況です。草刈りをしてもっと立派に群生させてあげたいと思います。地域の方々と、そんなことできないでしょうか。