カテゴリー別アーカイブ: 工芸品:鏝絵

茅野市・槻木の鏝絵巡り

 鏝絵巡りウォーク シリーズ第17回
茅野市・槻木の鏝絵巡り

 がありました。このシリーズは主に私がホスト役。今回歩く槻木は柳川の上流部にある地区で、この中央を八ヶ岳エコーラインが槻木大橋でまたがっています。
集合場所は槻木の柳川公園、10:00集合。今回は約9kmの軽めなコースで、わずか2.5kmほどの範囲に二十数カ所の鏝絵を見ることができます。

 

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まずは開会セレモニー、事前ストレッチ、そしてスタート。

 

 

Imgp5588柳川を渡っていきなり自動車道をショートカットする坂道

 

Imgp5592すぐに鏝絵蔵を発見。波しぶきの中に武田菱が見える珍しい鏝絵。
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Imgp5593ここは下槻木の東端、保護板に守られた丑鼻の鏝絵は新しく奇麗です。
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Imgp5594下槻木は後で巡ることにしてまずは上槻木を目指します。このあたりは急な坂道。

 

槻木の舞台2

下槻木のはずれにある「槻木の舞台」、住民たちが田舎芝居を楽しんだようです。良質の材料で建てた立派な建物で手前側の戸板を外すと舞台、そして観客席は手前の芝生の上。この地がにぎやかだったころの楽しい風景が想像できます。

 

Imgp5595上槻木にはいりました。まず目にする鏝絵はこれ、日本画のような色使いの大黒様。
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Imgp5597すぐに二つ目の鏝絵蔵。(写真をクリックして拡大写真をご覧ください)

 

Imgp5598急な階段を避けて自動車道を迂回、登りきったところで健脚の方々の出迎え。


Imgp5599(写真をクリックして拡大写真をご覧ください)

Imgp5601壁は傷んでいますが丑鼻の鏝絵はしっかり残っています。「オシドリ」の鏝絵、珍しい。
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Imgp5604「鶴・亀」の鏝絵、この作風も珍しい。(写真をクリックして拡大写真をご覧ください)

 

Imgp5605槻木最東端の鏝絵蔵、お許しをいただいて庭にも入って見学させていただきました。道路側(蔵の裏側)には窓枠を支える恵比須様と大黒様がほほえましく描かれています。また丑鼻には大黒様、虹梁にも見事に鏝絵が施されその左・右端には珍しい弁天様。
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窓枠 | 丑鼻 | 虹梁正面 | 虹梁右端 | 虹梁左端

 

 

Imgp5614その奥の家、ぶどう棚のむこうにも大黒様(写真をクリックして拡大写真をご覧ください)

 

 

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帰りは下り坂、軽快です。

 

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上槻木と下槻木を分けるように架かる八ヶ岳エコーラインの「槻木大橋」

 

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昼食場所の柳川公園はもうすぐ

 

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午後の部スタート、「下っただけ登ってこなきゃならないんだよね」といいながらも田園風景の中を軽快に。

 

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槻木集落の南端にある縄文式住居のように地面からかやぶき屋根の「穴倉」、集落の共同作業所で集まって筵などなど藁を水車でたたいて柔らかくしてからここで編んだとのこと。

水車小屋 (2)水車もありました。

 

Imgp5626また昇り始めました。坂の向こうに見えるのは八ヶ岳連峰。

 

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最後尾を歩く控えめな面々。

 

Imgp5628ありました、鏝絵蔵。(写真をクリックして拡大写真をご覧ください)

 

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坂を上って分岐点に出ました。左に行くとさらに上り坂、期待と不安を裏切り平坦な道へ。

 

Imgp5631ひときわ大版の丑鼻の鏝絵「鶴・亀」(写真をクリックして拡大写真をご覧ください)

 

Imgp5632鏝絵があると横道に入り、見ては引き返します。ここは「大黒様」。
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 下槻木4-1ここもやはり少し西に入って「大黒様」。
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下槻木5-1道路に面した板倉、鏝絵ではないけれど木製の「鶴」が、珍しい。
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Imgp5634ここは槻木で唯一の龍の鏝絵(写真をクリックして拡大写真をご覧ください)


Imgp5638こちらは変色していてかなり古そうな「鶴・亀」(写真をクリックして拡大写真をご覧ください)

 

Imgp5639丑鼻には柔らかな配色の「大黒様」、妻壁の「」と「」が立派!
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Imgp5649「ご自由にお入りください」と看板を立てたダリヤ畑。見事に咲かせています。

 

下槻木11-6屋根を広くとったこの蔵にも妻壁に「鶴」と「亀」、そして丑鼻には両側に「恵比須」・「大黒」。
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下槻木12-1この日最後の鏝絵も「大黒様」。(写真をクリックして拡大写真をご覧ください)

この後川を渡り柳川公園に戻って2時過ぎに解散。ちょっと高低差はありましたが好天に恵まれ短めの距離のゆったりウォークでした。参加した皆様、ありがとうございました。

韮崎の鏝絵をもう1枚

穂坂町宮久保1-2以前小尾街道ウォークを歩行中に見つけていたのですが、場所を忘れないうちにと先日写真に収めてきました。羽を広げた鶴(左)ととじた鶴(右)、両者の間には鮮やかな青が配色されていますが中央部分はその青が剥がれ落ちてしまったのでしょう。でも綺麗な作品です。
(韮崎市穂坂町にて)

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縄文の道・湯みち街道の鏝絵巡り

鏝絵巡りウォーク シリーズ第16回
縄文の道・湯みち街道の鏝絵巡り

がありました。天候が心配されたのですがその雨も上がり、雨の後のしっとりとした風景の中を参加者18名で歩いてきました。その報告です。

今回は茅野市の南大塩および堀という地区、茅野駅前に集合し路線バス(メルヘン街道バス)で「ピアみどり」バス停下車。ここがウォークのスタート地点でした。

 

01_準備運動

ここで簡単なセレモニー、そして準備体操。

02_スタートしましたスタートしました、まずは田圃の中を走る車道をゆるやかに西に下ります。

 

03_たんぼ道

舗装もきれてしまいました、土・草の道もまたいい。

 

04_たんぼ道今度は急激な登り、でも距離はちょっとだけ。

 

05_うぐいす

この日一つ目の鏝絵蔵に着きました。ここはだしの入口に「」、そして虹梁の左端には珍しい「梅にうぐいす」。色使いもやさしく上品な作品です。

縄文の道に出ました。南大塩地区を横切るこの道をまずは西に下ると道路沿い右に「大黒様」、そして左に「大黒様」、少し配色を変えていますが大変似たデザイン、多分同じ職人さんによる作品でしょう。

集落の西端、郵便局の脇を入ると少し離れて「布袋様」。これは立木のため見にくかった。

(リンクをクリックしてそれぞれ鏝絵の写真をご覧ください)

 

06_酒盛少し引き返して縄文の道の南側奥まったところにあるこの蔵、虹梁のど真ん中にはこの「鶴・亀」、虹梁の東端には「竹に雀」の鏝絵、そして東側の丑鼻には酒を酌み交わす「恵比寿・大黒」が描かれています。いずれも質の高い作品。

(リンクをクリックしてそれぞれ鏝絵の写真をご覧ください)
07_横道通りを東に少し上って今度は道路の北側に入ると3つの鏝絵が見られます。「鯉の滝登り」、釣り上げた鯛を脇に抱えた笑顔の「恵比寿様」、そして「」の鏝絵。
(リンクをクリックしてそれぞれ鏝絵の写真をご覧ください)

 

08_波に千鳥

こちらは道路の南側、白黒でシンプルに描いた「波に千鳥」。
(画像をクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)

 

09_南大塩公民館

南大塩の公民館です。何と立派な!

 

10_布袋様

公民館の向かい、駐車場脇に建つ蔵でこちらは「布袋様」。
(画像をクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)

 

11_恵比須大黒1

県道17号との交差点まで来て北東側を見ると植木の向こうにどうやら鏝絵らしきものが見えました。

 

12_恵比須大黒2

そこで家の人に了解をいただいて庭に入らせてもらいました。で、見つけたのはどうやら「恵比寿・大黒」。小槌をもっているのは大黒、魚籠を身につけているのは恵比寿様でしょう、多分。
(画像をクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)

 

13_色褪せた大黒県道を横切って東に進むとこの鏝絵蔵。かなり古いものらしく色あせてきていますがこの「大黒様」、庶民的な表情で親しみを感じます。(画像をクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)

 

14_鶴

更に上ってこちらの丑鼻にはかなりシンボル化した「鶴」、ハチマキの若葉も立派です。妻壁の窓のような部分には大版の「波に千鳥」。

 

15_鶴と亀

これも道路沿いで丁寧に描かれた「鶴と亀」。
(画像をクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)

16_大黒縄文の道から南側に入ってその道下には「大黒様」。近くで鑑賞できてありがたい。これで南大塩は終わり。(画像をクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)

 

17_次の集落へ

集落を隔てる田園の中を堀地区に向かいます。

 

18_大黒

堀地区にはいりました。ここから「湯みち街道」、まずは「大黒様」。
(画像をクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)

 

19_湖東小学校湖東小学校、校舎も庭も大きい。敷地に入るわけにはいきませんが、正面玄関の上には青銅のような配色で子どもを円形に描いた鏝絵が三つ並んでいます。「地域の文化を学校の壁にも塗り込んだ」といいうことでしょうか。( ・ 、三つの鏝絵をご覧ください)

 

20_新井集落

小学校の脇を抜けて堀地区の裏側、新井地区へはいります。

 

21_大黒

新井地区の鏝絵は2件、その一つのこれは大黒様。袋をひもで括ってできる皺に青を配してきれいな作品。(画像をクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)

 

22_紅葉

紅葉が始まりました。きれいな個人宅の庭を一枚。

 

23_龍

消防団の施設脇の小さな蔵に新しい鏝絵で題材は「龍」。と思ったのですが、畑で作業している女性によるとこれは以前からあった鏝絵に上塗りしたのだそうです。
(画像をクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)

 

24_三山様

集落内の道祖神と三山様の石碑。

 

25_風除け公園着着きました、昼食場所の「風除け公園」。芝生と松がきれいです。

 

26_公園から新井・堀方面お昼ご飯はこんな景色を眺めながら。

 

27_昼休み1

公園でのスナップを少々。

28_昼休み2

 

29_集合写真

昼休みが終わったところで、全員で集合写真。

 

30_午後の部スタート

午後の部、スタートしました。

 

31_小さな神社 この地方には小さな祠が点在します。田園風景の中に立つ小さな林、鳥居、祠がいい。

 

32_堀集落へ田地を抜けて

 

33_堀集落

堀地区へはいるとすぐに鏝絵蔵。丑鼻に「大黒様」と「鶴」。
(リンクをクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)

34_亀2匹

ここの蔵には「亀」が二匹、近くで見せてもらいたかったのですが残念ながら留守で道路から。
(画像をクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)

 

35_波と亀

集落の東端のあたり、丑鼻にきれいな「波に鶴」があります。
(画像をクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)

 

36_空き缶提灯

その近く、軒下にいくつか下がっている提灯のようなもの、よくみると空き缶に切り込みを入れてきれいに仕上げたものでした。鳥避けとか、何か意味があるんでしょうね。

 

37_大黒

湯みち街道がカーブしたところ、手前の木で見にくいのですがここには「大黒様」が。道路の反対側には小さな蔵に見慣れない鏝絵で稲穂それとも植物の葉
(リンクをクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)

 

38_湯みち街道1

 

38_湯みち街道2堀の集落内を走る湯みち街道を下ります。

 

39_不明瞭風化がすすんでいますが、これは「波に鶴」でしょうか。
(画像をクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)

40_大黒

公民館のところを少し入ると畑を隔てた向こうにブルーの「大黒様」、その向こうには「布袋様」がわずかに見えます。
(リンクをクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)

41_波に千鳥2すぐ近くで見ることができる蔵で丑鼻に「波に千鳥」、窓枠のかぶには「」が一匹。
(リンクをクリックして鏝絵の拡大写真をご覧ください)

42_酒盛2最後はこの日初めにも見た酒を酌み交わす「恵比寿・大黒」デザインは全く同じですが、こちらは塗り替えたようで色鮮やか。虹梁の端にも「鶴と亀」が立体的に描かれています。これで今日のコースの鏝絵は終わり、あとは帰りのバス停にむかうだけ。
(リンクをクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)

43_まもなくゴール発着点の「ピアみどり」に戻ってきました。

現在この地域を走る路線バスは日に3本、13:48のバスを逃すと次は3時間近く後になってしまいます。そんなことから本日のウォークは当初のプランを少し省略して歩き、時間内に無事帰って来ました。参加していただいた皆さん、ありがとうございました。

「恵比寿・大黒の鏝絵」

本日、茅野市の縄文の道・湯みち街道沿いの鏝絵巡りウォークがありました。縄文の道と県道17号の交わる交差点付近で珍しい鏝絵を発見。家の人に了解を得て庭にはいり近くで見てきました。人物が2人、

南大塩16-2左は小槌をもっているのでどうやら「大黒様」、そして右の人物には腰のあたりに魚籠らしきものがありこちらは「恵比寿様」らしい。2人が布袋の口を広げて粒銀を流し込んでいるらしい。こんな2人を描いたものが原村払沢、富士見町立沢、茅野市湯川にありますがその3つとは作風が違います。面白い。

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「火とぼしの道の鏝絵を巡る」

鏝絵巡りシリーズ第14回
「火とぼしの道の鏝絵を巡る」

のウォーキングがありました。今回私は企画側。

茅野駅に集合して、路線バスで縄文の湯バス停下車、ここがウォークのスタート地点です。駅では会員11名、一般参加1名の計12名がバス乗車。バスから降りるとFさん夫妻が待ち構えていて、今日は計13名でのウォークです。

 

Imgp3403駐車場で準備体操をした後ウォークスタート、今日はウォーク日和。

Imgp3404まずは八ヶ岳に向かって東進。車道の脇にこんなお洒落な歩道が、木陰が嬉しい。

 

Imgp3406エコーラインに出て右折、しばらく南へ進みます。背後に見えるのは車山・蓼科山など。


Imgp3407上場沢交差点を右折、すぐに脇道へ。ここからは未舗装の道。でもこんな道が嬉しい。


Imgp3408林間の道は涼しい。みなさんに喜んでいただきました。


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上場沢集落にでてすぐに鏝絵登場、これは大黒様。(写真をクリックして拡大写真をご覧ください)

 Imgp3416軒下に薪を積み上げた蔵がありました。この蔵の前には馬頭観音と千手観音、そして蔵の丑鼻には鶴亀の鏝絵(リンクをクリックして拡大写真をご覧ください)

 

Imgp3417この蔵には大黒様。(写真をクリックして拡大写真をご覧ください)


Imgp3420集落の中を上って、


Imgp3424これはまた新しい蔵。両面に鏝絵、東は大黒、西は。そしてハチマキ部にもカラフルな若葉でこちらはグラジオラスのような花が描かれています。(それぞれリンクをクリックして拡大写真をご覧ください)


Imgp3428珍しい八重のオダマキに思わず立ち止まり、パチリ!

Imgp3430前方左手に大泉山。この右手には小泉山があり、双方の山の頂上で行なわれるどんど火焼きのような子どもたちの行事が「火とぼし」。


Imgp3434上場沢集落を後にして県道17号(茅野北杜韮崎線)を南へ。後方は霧ヶ峰高原。

Imgp3436大日影集落着。県道沿いの蔵にある「大黒様」。


Imgp3437県道東側集落にはいってしばらく進むと双体道祖神を発見。仲良く手をつないでいてほのぼの、いいですねこういうの。


Imgp3454更に進むと立派な鏝絵蔵があります。東西の丑鼻にそれぞれ「大黒様」と「恵比寿様」。ちょうど家の方がいましたので庭に入らせてもらって虹梁の亀をたくさん配した鏝絵、その木口部には東は「牛と馬」、西は「うさぎ」を見せていただきました。牛馬は珍しい!(それぞれリンクをクリックして拡大写真をご覧ください)


Imgp3452 すぐ隣の蔵にはきれいな「月に亀」がありました。(写真をクリックして拡大写真をご覧ください)Imgp3456引き返して先ほどの蔵の前で集合写真

 

Imgp3459下見ウォークでは気づかなかった鏝絵も発見、こちらは「大黒様」。

 

Imgp3462大日影集落を後にして県道に戻ります。



Imgp3467県道沿いで目にする大きな土偶の像。ここは体験工房のようなものでしょうか。建物の軒下にはこんなものも。(写真をクリックしてご覧ください)

 

Imgp3469御作田集落にはいりました、ここは「鶴と亀」。


Imgp3470お洒落な表札(?)。いいな、こういうの。


Imgp3473皆さんが見上げているのは・・・・ (写真をクリックしてご覧ください)
Imgp3474 こちらは道路から遠いのだけど、・・・・ (写真をクリックしてご覧ください)

Imgp3476午前の部の鏝絵は見終わり、トイレを求めて(笑)上り坂を。美事にカーブした多留姫大橋の下に、

Imgp3478目的の昼食場所:「多留姫文学自然の里」に到着。

 Imgp3484公園内で集合写真、そして午後の部スタート。

 

Imgp3485これは大きな蔵。立派な覆いが施されていると、「どんな鏝絵が?」と期待してしまいます。この蔵には大判の「鶴と亀」。(写真をクリックしてご覧ください)

 

Imgp3491この道が「火とぼしの道」。左に見えるのが小泉山。

 

Imgp3498古田の集落にはいりました、ここも鏝絵処。この蔵には東西の丑鼻に「大黒」・「恵比寿」、そして虹梁の「波に亀」、木口部分には「鶴・亀」が配されています。(それぞれリンクをクリックして拡大写真をご覧ください)


Imgp3499蔵の形に合わせてきれいに切りそろえられた生け垣。

 


Imgp3500火とぼしの道沿いに鏝絵蔵が2棟。こちらは「大黒様」(写真をクリックしてご覧ください)


Imgp3504こちらも「大黒様」(写真をクリックしてご覧ください)

Imgp3506この蔵は先ほど生け垣をきれいに刈りそろえてあった蔵の反対面、おなじみの「大黒様」です。


Imgp3507再び集落に入って、こちらも「大黒様」。

Imgp3509大黒様は人気No1です。


Imgp3512ちょっと肥満気味な「うさぎ」


Imgp3515ピンクのルピナスは珍しいとの声


Imgp3516小さな蔵ですが両面に鏝絵、こちらは「SA」とアルファベットは入っています。どんな意味があるんでしょうか?反対面は「波に千鳥」。(写真をクリックして反対面の鏝絵をご覧ください)


Imgp3524

こちらの蔵にも「大黒様」。古いものでしょうか、大分色褪せています。(写真をクリックして鏝絵をご覧ください)

 

Imgp3520南向き斜面に沿って家並みが続き、斜面の付け根に道路が延びています。

Imgp3530下古田にある真徳寺の立派な建物。ゴールはもうすぐ。

 

Imgp3532ユニークな形の「にゅう」が3体。おもしろい。

Imgp3540着きました、ゴールの理科大バス停。余裕を持ってウォークを終わることができました。

ほぼほぼ緩やかな下り坂の今回のコース、ゆったりと完歩することができました。風もないおだやかな日でよかった。参加のみなさん、ありがとうございました。またサブのMさん、お世話になりました。

ツツジとシャクナゲ

白州町台ヶ原駐車場に車を止めて花水集落を巡るウォークをしました。

 

黄色ツツジ

歩き始めてすぐ見つけた道路脇の家のツツジ、黄色のツツジって珍しいですよね。

花水1-2花水集落は立派な家が多く漆喰壁の蔵も数多くあります、探してみると絵柄の鏝絵蔵が1件ありました。団扇を持った布袋様、なんとなく愛らしい。

 

シャクナゲ

見上げるほどに育ったシャクナゲの木を見つけました。みているとその家の人が声をかけてくれました。

「立派なシャクナゲですね。」

というと。

「肥料をやっているもの。」

とのこと。大事に育てているんですね。

 

立沢の鏝絵

長野県諏訪郡富士見町の立沢地区で鏝絵を見てきました。

立沢3-1この蔵はたまたま家主さんが作業中。庭にはいって話を聞いたり撮影させていただいたり。多くの鏝絵が存在するこの地域、でも蔵も鏝絵も老朽化して保存していくのは大変なのだそうです。この集落の起源は水の湧出する近くの沢であったとか、そこから先祖の方達がこの地に移ってきたのだそうです。

 

立沢3-2そして蔵の丑鼻の鏝絵はこれ、モノクロで描かれた太鼓につがいのニワトリ。古そうでもありまた図柄も珍しい。

 

 立沢8-1もう一つ、印象的だったのは神社に面したこの蔵。

 

立沢8-2壁面を飾る大きな鏝絵。左官さん、広い白壁をキャンバスに自由に楽しんでしまっています。

こんな鏝絵、多くの人に見て欲しいな。この地のウォークもいつか企画しましょう。

立沢の鏝絵
http://susuki.chips.jp/?page_id=12370

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横手で鏝絵発見

白州町横手から武川町柳沢に向かう道路右側の古い土蔵に鏝絵がありました。

 

横手1-1
横手1-2

 

周囲の土壁は波ドタンにおおわれていますが、丑鼻部分だけはおおいをつけず鏝絵を見せてくれています。丑鼻の中は「松に鷹」、でも翼を収めて首を前に出している構図、黒色系の着色、見掛けない雰囲気です。丑鼻の上には「竹にウサギ」、これも珍しい。丑鼻の下左右の黄土色部分もよく見ると波のような模様が描かれています。