堀地区から湯の道街道を更に進むとこの道を横切るように須栗平の集落があり、ここでも11カ所で鏝絵が見られます。(写真をクリックして拡大写真をご覧下さい)
須栗平1
集落の一番下手の見やすいところにありました。青い衣の立派な大黒様。
須栗平2
こちらも大黒様、でも作者は違いそう。窓下に亀さんがいました。
須栗平3
「波に千鳥」ですかね。戦災を避けるために白壁が汚されて(?)います。すくなくとも戦前の作品。
須栗平4
こちらも大黒様、須栗平1と酷似した作品です。
須栗平5
丑鼻には絵はありませんでしたが、虹梁の木口に丁寧な鏝絵「鶴と亀」が描かれています。
巣栗平6
うっかりすると見落としてしまいそうなところにありました、「波間の亀と鶴」。
巣栗平7
丑鼻の下にお店の屋号が大きく鏝で描かれていました。同じものが反対面にも。
巣栗平8
ちょっと趣の違う大黒様。
巣栗平9
「波に兎」。こちらも古そう、白壁が褐色に塗られています。
巣栗平10
鯛を釣り上げる恵比寿様。楽しい図柄です。
巣栗平11
湯の道街道を巣栗平集落に入る道を少し越えての街道沿いにあります。淡いブルーの衣の大黒様、こちらも打ちでの小槌から小判がこぼれ落ちています。
立派な板蔵もいくつも見ることができます。漆喰壁はこの板壁の上に施したものだとか。