山形南高OB合唱団は3回の東京公演を行っています。第3回は1961年、この直後(2日後)の山形読売の新聞記事を固定ページに載せました。
「古い記事で、表現も今とはちょっと違うかな」と感じます。よろしかったらお読み下さい、以下のリンクです。
都民の胸うつ歌声 1961年12月13日読売新聞・山形読売
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山形南高OB合唱団は3回の東京公演を行っています。第3回は1961年、この直後(2日後)の山形読売の新聞記事を固定ページに載せました。
「古い記事で、表現も今とはちょっと違うかな」と感じます。よろしかったらお読み下さい、以下のリンクです。
都民の胸うつ歌声 1961年12月13日読売新聞・山形読売
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真夜中のパン屋さん
大沼紀子
ポプラ文庫
これはテレビドラマ化されていましたね。その時の印象も好かったこともあり、図書館で見かけたので借りてきました。
若い男二人で始めた午後11時から午前5時まで営業しているパン屋さん。そこに女子高生が転がり込んで、この3人が主人公です。一話一話がやってくるお客さんのこと、それぞれが育児放棄、万引き癖、ニューハーフ、ストーカー的行為等々現代の病理を抱えていて、それを主人公たちがやんわりと受け止め温かいおはなしに仕上がっている感じです。主人公3人にもそれぞれ抱えているものがあり、このお店を開くまでのことが語られています。
でも営業時間が何故真夜中なのか、まだ語られていません。続編も読んでみようと思います。
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今年の一冊目です。著者は山梨出身の若手作家で3年前に直木賞を受賞、山梨では時の人となりました。そして昨年は「太陽の坐る場所」の映画化、そこで読んで見ることにしました。
F県というのは山梨県かな、そして舞台の高校は作者の出身校を勝手に想像してしまいます。地元テレビ局・・・・あそこか、なんてことも。
高校時代のクラスメートが、章ごとに「出席番号○○番 誰々」とうたって登場します。その人物が主人公という視点で描かれているのも個性的。多くの登場人物が音信不通となるのですが、そのままで終わってしまうのも不思議。姓と名が同じ人物が登場したり、名が同じ人物が登場したり、後になって「ああ、これはこちらの人だったか」なんてことも。人物の描写も若い感覚なのかもしれません。最後まで興味深く読みました。