昨日、長野県八千穂高原に行ってきました。ここは日本一の白樺群生地だとか。
見事に白樺林が広がっています。そして下はクマザサのじゅうたん。
猛暑の中からやってくると天国のような爽やかな空気、1時間ほどこんな中を散策してきました。
生きかえる~~~!
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「今月の一曲」を更新しました。今回は「みちのく男声合唱団」の初登場です。東京で歌っていた合唱団、のちに「みちのく混声合唱団」へと変遷していく合唱団です。山形南高OB合唱団でもよく唱われている曲、録音は古いですが素晴らしいハーモニー。南高OB合唱団の東京支部のようなものだったのでしょうか。
下記をクリックし、「今月の一曲」ページでお聴き下さい。
「いのちの停車場」
南 杏子
幻冬舎
東京の医科大学病院で救命救急医として働いていた白石咲和子62歳が郷里:金沢で「まほろば診療所」の訪問診療医に転身する。目の回るような医療現場から一日わずか数件の訪問診療へ、しかし忙しく目の前の命を救うことだけに追われた医療からはゆったりとした現場だと思った訪問医療には個々にそれぞれ病気以外の問題も抱えた患者や家族と向き合う必要に迫られる。しかもその多くは終末期医療。それでも新しい患者に向き合いていねいに寄り添っていく主人公とスタッフの仕事ぶりは温かく、私たちの終末期もこんな訪問診療をしてもらえたらいいなと思ってしまいます。脳神経内科医であった老いた父とのつかの間の二人暮らしも、やがては骨折・入院そして次々と併発する症状で終末期に向かって駆け下るような父を、医者でありながら自身も在宅で支える家族となっていきます。
これもお薦めの一冊。
「嘘の木」
フランシス・ハーディング
児玉敦子 訳
東京創元社
博物学者の父サンダリーは翼のある人類の発見者として高名であったが、その化石がねつ造であるという噂から一家はヴェイン島に移住してくる。それは島での発掘現場からの招きにもよったのだが、やがてこの島でも父の疑惑が広まってしまう。そして父の不慮の死。その死については自殺の疑いが膨らみ、埋葬もままならない。娘のフェイスは博物学に関心を寄せる14歳の少女、父の残した嘘を養分として成長する「嘘の木」の力を借りながら尊敬する父の汚名を晴らそうとするが・・・・。
女性が科学を志すことはタブーであったり、自殺者が人の道に反する者として扱われたりする時代背景の中で少女が奮闘するおはなしでした。
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7月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:2504
ナイス数:29
嘘の木
読了日:07月28日 著者:フランシス・ハーディング
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読了日:07月23日 著者:イリーナ コルシュノフ
宰領 隠蔽捜査5 (新潮文庫)
読了日:07月20日 著者:今野 敏
三つ編み
読了日:07月15日 著者:レティシア コロンバニ
星の牧場 (1979年) (フォア文庫)
読了日:07月12日 著者:庄野 英二
食堂のおばちゃん (ハルキ文庫)
読了日:07月10日 著者:山口 恵以子
戦場の秘密図書館~シリアに残された希望
読了日:07月05日 著者:マイク トムソン
おきなぐさ;いちょうの実 (日本の童話名作選)
読了日:07月02日 著者:宮沢 賢治
百まいのきもの
読了日:07月01日 著者:エリノア・エスティーズ
転迷 隠蔽捜査4 (新潮文庫)
読了日:07月01日 著者:今野 敏
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