雨の後の昨日早朝、水田地帯のウォーキングで水田に映る甲斐駒ヶ岳を撮りました。田植えが終わって苗がまだ余り伸びていないわずかな時期だけ見られる景色です。
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4月30日、「春の佐久路、新海三社神社参り」ウォークに参加してきました。集合場所は小海線臼田駅、甲斐大泉駅で小海線に乗車。
甲斐大泉駅のホームはちょうど花桃が花盛り。ここで乗車したのは何と13人、小海線を利用した参加者は40人弱、利用者の少ない小海線に私たちの会も貢献です。
そして臼田駅に到着。この日集まったのは43名、リーダーの人気でしょうか。好天に恵まれリーダーさん自ら「雨男解消」の宣言。
五稜郭公園が見えてきました。臼田駅のトイレは何故か閉鎖中で使えずここでのトイレ休憩。ハイペースに驚いた会員も「緊急事態なら仕方ないね」(笑)。
すぐに堀も見えてきました
五稜郭入口は堀と石垣も少し内側に凹んでいます。
中へ入るとガランとしています。向こうに見えるのは唯一残っている古い建造物の御台所です。左に見えるのは閉校になった小学校、五稜郭の中にあったんですね。
「五稜郭であいの館」は今工事中でその工事用フェンス、無機的になりがたちなフェンスにもこんな配慮が嬉しい。
現状の「であいの館」の中でボランティアの方が龍岡城五稜郭の説明をしてくれました。この施設が近々新装となるとのこと。
次はなかなかの名刹蕃松院、入口の松が見事。
参道の両側の松並木、細かく枝分かれしていて珍しい松の並木です。
その左右に立派な今後力士像があります。
本堂の裏側にはたらき終えた鬼瓦が設置されていました。その大きさに驚き!
次に向かったのは新海三社神社で、その鳥居に到着。大きなしめ縄(?)が掛けられています。
鳥居を潜りしばらく進むと参道はゆるやかな坂に、その両側には大杉と大ケヤキの並木。参道が緑地なのもいい。
神楽殿も立派です
ここでも集まってパチリ。
この神社から出ようと脇に出たところにこんなもの、奉納された酒樽が並びます。地域の酒蔵が競って奉納するのかな。
ここから見上げた北側の山、花と新緑が綺麗です。
最後に向かったのは上宮寺。「一夜着けの説明」と謙遜しながらもメモを見ないリーダー、立派!
仁王門を潜ったところはただの草地、その向こうに雨川。川を越えたところに本堂があったのが出水で流されてしまってこの仁王門は残ったのだとのこと。門の質素な外見からは驚くような立派な金剛力士像が左右に納められています。
この後五稜郭公園でトイレ休憩後臼田駅に戻りましたが、帰りの電車まではまだしばらく時間が。そこで土産探しに臼田の街へ。この和菓子をゲット、菓子の包装に五稜郭がデザインされていました。
新緑の季節、快晴に恵まれてうれしいウォーキングでした。リーダーさん、サブさん、ありがとうございました。
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我が家周辺の桜も今が満開、今日は朝食前に桜見ウォークをしてきました。
ここは須玉中学校。その校庭南側に一列に桜が並んでいます。昭和43年に統合中が発足したのですが、2年間は名前だけの統合で3ヶ所の旧校舎で学んだのが私たちとその次の学年。新校舎が完成して生徒が入ったのは2年後の昭和45年。ですからこの桜は樹齢55年で立派に育ちました。
校庭南側の農道から西に向くと桜の向こうには甲斐駒ヶ岳とアサヨ峰、なかなかいい。
中学校を西に下り須玉川を渡る橋からは「のろしの里ふれあい公園」の桜が満開。今度は背景にアサヨ峰と鳳凰三山。
公園と川の間の土手、桜並木の下を歩くことができます。下枝が低く伸びた「桜のトンネル」を歩く、なかなかいいですよ。
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「信濃境シダレザクラの里巡り」
に行ってきました。県境を越え長野県に入って最初の駅:信濃境。韮崎から北杜市と桜前線が徐々に北上しているなか、ここ長野県富士見町は標高が高く桜はまだしっかりつぼみ。木によってはつぼみが赤みが増してうっすらと赤く見える程度、見頃はあと10日くらいのようです。
そんなわけで表題のシダレザクラの写真は撮れず、でも道々に福寿草が咲いていました。
この地の人たちは好んで福寿草を植えているとのことで、沿道の家の庭にも点々と福寿草が咲いています。そして道路脇の林の中にも。
かたまって咲いた福寿草
石垣の根元にも列をなして福寿草。
こんな花びらの細い種類もありました。
案内の方の説明では、福寿草は「フクジュソウ」と「ミチノクフクジュソウ」の2種類があり、後者はガクが短くレモンイエローだとのこと。どうやら本日見たのはほとんどが「ミチノクフクジュソウ」でした。
ここは確かにシダレザクラの立派な木もたくさんあります。桜の盛りの時にまた来てみたいけれど、今年は無理かな。
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武田の里ウォークに参加しました。
毎年開催されていたこのウォークもコロナ禍で何年もお休み、そして昨年やっと復活し今年も開催されました。
スタート地点はここ、韮崎市運動公園陸上競技場。まずは開会行事で各種のあいさつ、準備体操、歩行上の注意。
スタートしました。まずはトラックを一周
競技場から高い雪山(鳳凰三山)が見えて綺麗
畑の間を八ヶ岳に向かって歩きます、いい眺め。
新府城公園は丁度桜が満開
新府城は山城、ここから北側を眺めると桃畑が広がりタイミングが良ければ一面ピンクの桃の花畑が広がるのですが、今年はまだまだ。
今やっと咲き始めたところ
道路脇でみつけた白い花
あなやま桜公園に到着。ちょうど桜が満開です。
道路脇のお宅、こういうこだわり楽しいですね。
こちらのお宅ではモクレンが満開
今回のコース最北端、枝垂れ桜が満開でした。ここからはゴールに向かってゆるやかに下って行きます。
鏝絵蔵を見つけました。稲穂をシンボル化したデザインです。
桃畑・新府共選所を過ぎて茅ヶ岳山麓が見渡せるところ、下り坂で足どりも快調。
菜の花の上にうっすらと桃の花、白壁の家。シャッターを押してしまいます。
小さな桜の手前に広がる一面の野の花、春の景色です。
そしてスタートした陸上競技場に戻ってゴール。12kmの春のウォーク、桜は見頃、天候に恵まれてうれしい3時間でした。
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鏝絵巡りウォーク シリーズ第16回
縄文の道・湯みち街道の鏝絵巡り
がありました。天候が心配されたのですがその雨も上がり、雨の後のしっとりとした風景の中を参加者18名で歩いてきました。その報告です。
今回は茅野市の南大塩および堀という地区、茅野駅前に集合し路線バス(メルヘン街道バス)で「ピアみどり」バス停下車。ここがウォークのスタート地点でした。
ここで簡単なセレモニー、そして準備体操。
スタートしました、まずは田圃の中を走る車道をゆるやかに西に下ります。
舗装もきれてしまいました、土・草の道もまたいい。
今度は急激な登り、でも距離はちょっとだけ。
この日一つ目の鏝絵蔵に着きました。ここはだしの入口に「龍」、そして虹梁の左端には珍しい「梅にうぐいす」。色使いもやさしく上品な作品です。
縄文の道に出ました。南大塩地区を横切るこの道をまずは西に下ると道路沿い右に「大黒様」、そして左に「大黒様」、少し配色を変えていますが大変似たデザイン、多分同じ職人さんによる作品でしょう。
集落の西端、郵便局の脇を入ると少し離れて「布袋様」。これは立木のため見にくかった。
(リンクをクリックしてそれぞれ鏝絵の写真をご覧ください)
少し引き返して縄文の道の南側奥まったところにあるこの蔵、虹梁のど真ん中にはこの「鶴・亀」、虹梁の東端には「竹に雀」の鏝絵、そして東側の丑鼻には酒を酌み交わす「恵比寿・大黒」が描かれています。いずれも質の高い作品。
(リンクをクリックしてそれぞれ鏝絵の写真をご覧ください)
通りを東に少し上って今度は道路の北側に入ると3つの鏝絵が見られます。「鯉の滝登り」、釣り上げた鯛を脇に抱えた笑顔の「恵比寿様」、そして「龍」の鏝絵。
(リンクをクリックしてそれぞれ鏝絵の写真をご覧ください)
こちらは道路の南側、白黒でシンプルに描いた「波に千鳥」。
(画像をクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)
南大塩の公民館です。何と立派な!
公民館の向かい、駐車場脇に建つ蔵でこちらは「布袋様」。
(画像をクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)
県道17号との交差点まで来て北東側を見ると植木の向こうにどうやら鏝絵らしきものが見えました。
そこで家の人に了解をいただいて庭に入らせてもらいました。で、見つけたのはどうやら「恵比寿・大黒」。小槌をもっているのは大黒、魚籠を身につけているのは恵比寿様でしょう、多分。
(画像をクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)
県道を横切って東に進むとこの鏝絵蔵。かなり古いものらしく色あせてきていますがこの「大黒様」、庶民的な表情で親しみを感じます。(画像をクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)
更に上ってこちらの丑鼻にはかなりシンボル化した「鶴」、ハチマキの若葉も立派です。妻壁の窓のような部分には大版の「波に千鳥」。
これも道路沿いで丁寧に描かれた「鶴と亀」。
(画像をクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)
縄文の道から南側に入ってその道下には「大黒様」。近くで鑑賞できてありがたい。これで南大塩は終わり。(画像をクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)
集落を隔てる田園の中を堀地区に向かいます。
堀地区にはいりました。ここから「湯みち街道」、まずは「大黒様」。
(画像をクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)
湖東小学校、校舎も庭も大きい。敷地に入るわけにはいきませんが、正面玄関の上には青銅のような配色で子どもを円形に描いた鏝絵が三つ並んでいます。「地域の文化を学校の壁にも塗り込んだ」といいうことでしょうか。(左 ・ 中 ・ 右 、三つの鏝絵をご覧ください)
小学校の脇を抜けて堀地区の裏側、新井地区へはいります。
新井地区の鏝絵は2件、その一つのこれは大黒様。袋をひもで括ってできる皺に青を配してきれいな作品。(画像をクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)
紅葉が始まりました。きれいな個人宅の庭を一枚。
消防団の施設脇の小さな蔵に新しい鏝絵で題材は「龍」。と思ったのですが、畑で作業している女性によるとこれは以前からあった鏝絵に上塗りしたのだそうです。
(画像をクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)
集落内の道祖神と三山様の石碑。
着きました、昼食場所の「風除け公園」。芝生と松がきれいです。
お昼ご飯はこんな景色を眺めながら。
公園でのスナップを少々。
昼休みが終わったところで、全員で集合写真。
午後の部、スタートしました。
この地方には小さな祠が点在します。田園風景の中に立つ小さな林、鳥居、祠がいい。
田地を抜けて
堀地区へはいるとすぐに鏝絵蔵。丑鼻に「大黒様」と「鶴」。
(リンクをクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)
ここの蔵には「亀」が二匹、近くで見せてもらいたかったのですが残念ながら留守で道路から。
(画像をクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)
集落の東端のあたり、丑鼻にきれいな「波に鶴」があります。
(画像をクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)
その近く、軒下にいくつか下がっている提灯のようなもの、よくみると空き缶に切り込みを入れてきれいに仕上げたものでした。鳥避けとか、何か意味があるんでしょうね。
湯みち街道がカーブしたところ、手前の木で見にくいのですがここには「大黒様」が。道路の反対側には小さな蔵に見慣れない鏝絵で稲穂それとも植物の葉?
(リンクをクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)
堀の集落内を走る湯みち街道を下ります。
風化がすすんでいますが、これは「波に鶴」でしょうか。
(画像をクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)
公民館のところを少し入ると畑を隔てた向こうにブルーの「大黒様」、その向こうには「布袋様」がわずかに見えます。
(リンクをクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)
すぐ近くで見ることができる蔵で丑鼻に「波に千鳥」、窓枠のかぶには「亀」が一匹。
(リンクをクリックして鏝絵の拡大写真をご覧ください)
最後はこの日初めにも見た酒を酌み交わす「恵比寿・大黒」デザインは全く同じですが、こちらは塗り替えたようで色鮮やか。虹梁の端にも「鶴と亀」が立体的に描かれています。これで今日のコースの鏝絵は終わり、あとは帰りのバス停にむかうだけ。
(リンクをクリックして鏝絵の拡大映像をご覧ください)
発着点の「ピアみどり」に戻ってきました。
現在この地域を走る路線バスは日に3本、13:48のバスを逃すと次は3時間近く後になってしまいます。そんなことから本日のウォークは当初のプランを少し省略して歩き、時間内に無事帰って来ました。参加していただいた皆さん、ありがとうございました。
7月31日、年に一度は訪れたい「八島湿原」に行ってきました。一周3.7kmをゆっくり散策。
茅野諏訪ICから一般道、上諏訪から一気に山を登り霧ヶ峰へ、そしてやや下って八島湿原駐車場へ。上諏訪では気温27℃が八島湿原駐車場では20℃、涼しい~。
駐車場から車道を横切るトンネルを抜けて広場へ、ここで湿原が見渡せるはずが前方の草木が生長したようで、すこし下って八島ヶ池が見えてきました。
湿原一蹴の3分の2ほどはしっかり木道が整備されていて嬉しい。
奥まったところにある「鎌ヶ池」、こちらのほうが湖面はきれいです。
この日はやや曇りがち、おかげで入口の対岸の日差しにさらされる車道を歩くときもさほど暑くなく助かりました。お昼過ぎ、歩き終わっても23℃くらいの涼しさ、生き返ったようです。
帰りに「車山肩」に駐車。遊歩道を少し歩いて八島湿原方面を眺望。ここのニッコウキスゲは盛りを過ぎてわずかに見られるくらい。次は見頃の時期(6月末か7月初め)に来たいものです。
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のウォーキングがありました。今回私は企画側。
茅野駅に集合して、路線バスで縄文の湯バス停下車、ここがウォークのスタート地点です。駅では会員11名、一般参加1名の計12名がバス乗車。バスから降りるとFさん夫妻が待ち構えていて、今日は計13名でのウォークです。
駐車場で準備体操をした後ウォークスタート、今日はウォーク日和。
まずは八ヶ岳に向かって東進。車道の脇にこんなお洒落な歩道が、木陰が嬉しい。
エコーラインに出て右折、しばらく南へ進みます。背後に見えるのは車山・蓼科山など。
上場沢交差点を右折、すぐに脇道へ。ここからは未舗装の道。でもこんな道が嬉しい。
上場沢集落にでてすぐに鏝絵登場、これは大黒様。(写真をクリックして拡大写真をご覧ください)
軒下に薪を積み上げた蔵がありました。この蔵の前には馬頭観音と千手観音、そして蔵の丑鼻には鶴亀の鏝絵。(リンクをクリックして拡大写真をご覧ください)
この蔵には大黒様。(写真をクリックして拡大写真をご覧ください)
これはまた新しい蔵。両面に鏝絵、東は大黒、西は龍。そしてハチマキ部にもカラフルな若葉でこちらはグラジオラスのような花が描かれています。(それぞれリンクをクリックして拡大写真をご覧ください)
珍しい八重のオダマキに思わず立ち止まり、パチリ!
前方左手に大泉山。この右手には小泉山があり、双方の山の頂上で行なわれるどんど火焼きのような子どもたちの行事が「火とぼし」。
上場沢集落を後にして県道17号(茅野北杜韮崎線)を南へ。後方は霧ヶ峰高原。
大日影集落着。県道沿いの蔵にある「大黒様」。
県道東側集落にはいってしばらく進むと双体道祖神を発見。仲良く手をつないでいてほのぼの、いいですねこういうの。
更に進むと立派な鏝絵蔵があります。東西の丑鼻にそれぞれ「大黒様」と「恵比寿様」。ちょうど家の方がいましたので庭に入らせてもらって虹梁の亀をたくさん配した鏝絵、その木口部には東は「牛と馬」、西は「うさぎ」を見せていただきました。牛馬は珍しい!(それぞれリンクをクリックして拡大写真をご覧ください)
すぐ隣の蔵にはきれいな「月に亀」がありました。(写真をクリックして拡大写真をご覧ください)
引き返して先ほどの蔵の前で集合写真
下見ウォークでは気づかなかった鏝絵も発見、こちらは「大黒様」。
県道沿いで目にする大きな土偶の像。ここは体験工房のようなものでしょうか。建物の軒下にはこんなものも。(写真をクリックしてご覧ください)
皆さんが見上げているのは・・・・ (写真をクリックしてご覧ください)
こちらは道路から遠いのだけど、・・・・ (写真をクリックしてご覧ください)
午前の部の鏝絵は見終わり、トイレを求めて(笑)上り坂を。美事にカーブした多留姫大橋の下に、
目的の昼食場所:「多留姫文学自然の里」に到着。
これは大きな蔵。立派な覆いが施されていると、「どんな鏝絵が?」と期待してしまいます。この蔵には大判の「鶴と亀」。(写真をクリックしてご覧ください)
古田の集落にはいりました、ここも鏝絵処。この蔵には東西の丑鼻に「大黒」・「恵比寿」、そして虹梁の「波に亀」、木口部分には「鶴・亀」が配されています。(それぞれリンクをクリックして拡大写真をご覧ください)
火とぼしの道沿いに鏝絵蔵が2棟。こちらは「大黒様」。(写真をクリックしてご覧ください)
こちらも「大黒様」。(写真をクリックしてご覧ください)
この蔵は先ほど生け垣をきれいに刈りそろえてあった蔵の反対面、おなじみの「大黒様」です。
再び集落に入って、こちらも「大黒様」。
大黒様は人気No1です。
小さな蔵ですが両面に鏝絵、こちらは「SA」とアルファベットは入っています。どんな意味があるんでしょうか?反対面は「波に千鳥」。(写真をクリックして反対面の鏝絵をご覧ください)
こちらの蔵にも「大黒様」。古いものでしょうか、大分色褪せています。(写真をクリックして鏝絵をご覧ください)
南向き斜面に沿って家並みが続き、斜面の付け根に道路が延びています。
下古田にある真徳寺の立派な建物。ゴールはもうすぐ。
ユニークな形の「にゅう」が3体。おもしろい。
着きました、ゴールの理科大バス停。余裕を持ってウォークを終わることができました。
ほぼほぼ緩やかな下り坂の今回のコース、ゆったりと完歩することができました。風もないおだやかな日でよかった。参加のみなさん、ありがとうございました。またサブのMさん、お世話になりました。
昨日、長坂で開かれる「清春四季の郷ウォーク」に参加してきました。新型コロナ感染者数増の中のためか参加者は40名くらい、こじんまりとしたウォーキング・イベントでした。
長坂「森林公園」発着の林の中も多いコース、暑い時期ではありますが楽しいコースでした。
途中、キツネノカミソリの群生地があり今がちょうど満開、いいときに見ることができました。この花は彼岸花の仲間なのだそうです。
そういえば林の中の群生の様子、彼岸花に似ています。
遅くなりましたが、5月23日の「都留市の水力発電今昔物語」ウォークの記録です。
かつて都留市で暮らしていた私、「山の上にレトロな水路橋があったよな、国道から見えるところにもレンガ造りの水路橋が見えたよな」と思い出し、これは面白いウォークになるのではと計画しました。スタートは富士急行線十日市場駅、ゴールは同じ富士急行線禾生駅です。本当は東桂駅スタートで鹿留発電所、それから鹿留川を渡る水路橋も見たかったのですが、時間的にちょっときついなと考えた次第です。
さて、ウォーキング当日です。北杜市からは大月駅で乗り換え、ホームの陸橋の階段ステップをみると、
楽しい絵が描かれています。そういえば大月にも「桃太郎伝説」があったかな?
富士急行線は電車もカラフル、列車ごと装飾・色合いも違います。
社内のシートには富士山が逆さ富士とともにパターン化されて描かれています。さすが富士五湖という大観光地につながる路線、視覚面でもサービス満点です。
で、ついたのは十日市場駅。ここは無人駅でトイレもなし、駅前の広場もなく開会セレモニーは少し歩いて田原の滝前で。
今は桂川の水量も豊富で3段の滝は迫力満点。深い谷の側面は柱状節理が発達していてこれも見ものです。この滝の上奥には富士急行線が通っていて、運が良ければカラフルな電車を一緒に捉えられるカメラスポットでもあります。
田原の滝のこの眺望は国道の旧道に架かる橋からのもの、そしてその橋の東詰めはちょっとした広場になっていて、この滝を詠んだという芭蕉の句碑
「勢あり 氷柱消えては 滝津魚」
が建っておりそのそばには芭蕉様が腰掛けています。下見の時にはこの芭蕉様もマスクをしていたと思うのですが、今はマスクから解放されたようです。
ここで改めて本日のウォーク開始のちょっとしたセレモニー、準備体操、そしてウォークスタート。
江戸時代初期に作られたという水路を渡るとすぐに富士急行線の踏み切り。ここは何と手動踏み切り、自分でバーを持ち上げて線路内に入り、また持ち上げて出るのです。で「開いた後は必ず閉じておくように」との注意書きがあります。
「囚われ人」ではありません。運動公園らしきエリアを通り抜けると道路に鉄扉、下見の時にはなかったんですけどね。さいわい端には人が通れるだけの扉がついていました。
山の手の小道をすすむと道路脇の建物の壁にこんな絵が、楽しいですね。ここはバッテヒングセンターかな?
こんな鳥居と石段を見つけると登ってみたくなるのですが、今回は先を急ぎます。
西願寺の枝垂れ桜、有名らしい。花の季節に来てみたい。
寺の裏山に登ります。ここは今回のコースで唯一の急な上り坂である鍛冶屋坂。でも距離はわずか。
坂を登り切ると見えてきました、発電所への水を運ぶ「鍛冶屋坂水路橋」。
ここは本日のメインの見学場所の一つ、そこでみなさん勢揃いしてカシャッ!
上からの眺めも見ようと脇の急な階段を上ります。
上から見た水路橋、かまぼこ形とでもいいましょうか、この姿にがっかりした人も。水の流れが見えるのを期待したんでしょうかね。落ち葉が入るのを防ぐためには上部をおおってしまうのもやむを得ないんでしょうね。でもこれはこれでまたいい。
次に向かったのは谷村町駅の裏手にある、桂川を渡る吊り橋:城南橋。自動車が通行する吊り橋は珍しいのではないでしょうか。この私たちが立っている場所には温泉宿があったと思うのですが?橋の名前も確か「川棚橋」だったよな。
橋から引き返して谷村町駅のすぐ近くにあったお店。踏み切りの警報器が立っていてレトロの雰囲気がおもしろい。
数日前、BSで日野正平さんが自転車で案内する「にっぽん縦断 こころ旅」でここ谷村町駅の駅舎内にある鏡を紹介していました。みなさん「どれどれ」と・・・・、昭和を思わせる壁鏡でした。
駅前の公園で昼食タイム、思い思いにベンチに腰掛けて充電です。
午後の部をスタートしてすぐに都留市役所、この敷地内に小水力発電の水車:「げんき君1号」の前で記念写真。江戸時代に作られたという街中を流れる「家中川」に水車をつけて発電しているのです。ここで発生した電力は市役所庁舎内で利用しているとのこと。
市役所から南へ向かう広い道、前方に寺が見えます。ここ都留市は国道の南側を国道に平行に走る道沿い(山ぎわ)にはいくつもの寺が並んでいます。
その道沿いで見つけた郵便受け。こんなおしゃれな郵便受け、好きだな。
ここは円通院というお寺、この六角塔はユニーク。ゆっくりと見たいのだけれど先を急ぎます。
国道がクランク状に曲がるのに伴って、この側道も石積みを見せながらカーブ。
この時期、日陰は有り難い。
しばらく歩いてこちらは大月猿橋の駒橋発電所の為の水取り入れ口。
地図上には川茂発電所との名称も載っているのですが、あまり発電所らしい建造物は見当たりません。説明看板くらい欲しいな~!
八王子神社の大銀杏。都留市指定の天然記念物です。
中央道の下を潜って歩道をすすむとまたもや手動踏み切り、富士急行線にはこのタイプの踏み切りが何カ所かあるのかな?
駒橋発電所への水路に沿ってすすみ、国道に出たところで水路の上流側を振り返りました。広い水路にネットが張られています。かつてはこういう防護設備はなかったのでしょうが、時代の流れでこういう危険防止策が必須となってきたのでしょうね。
最後は国指定の有形文化財:落合水路橋です。水路橋を見下ろせるところで記念撮影。
レンガ造りの立派な水路。明治期ということを考えると当時の技術の粋を集めた立派な建造物でしょう。レトロな姿がイイ~!南禅寺の脇にもこんなつくりの水路がありましたね。
この後引き返す形で富士急行線禾生駅へ。ここで本日のウォーク終了でした。
天気に恵まれて楽しく歩くことが出来ました。参加されたみなさん、ありがとうございました。サブリーダーのMさん、ご協力ありがとうございました。
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