月別アーカイブ: 2014年4月

4月の合唱

27日、国分寺の合唱がありました。

今年は神社の氏子総代ということで、春祭りの直前の日曜日はその準備のため参加できないと思っていたのですが、幸いにもこの日は準備作業がなく参加できたのです。

今回の集まりは、S:5・A:6・T:3・B:4の合計18名、まずまずの集まりでした。今回は遠くは何と広島からの参加がありました。以下、唱った曲目です。

讃美歌

しずけきいのりの
ガリラヤの湖畔
神ともにいまして
こころのおごとに
ひとたびはしにしみも
むくいをのぞまで
やさしくともをむかえよ
すすき
よしきり
光のお宮

休憩時間に男声合唱

アドラムス・テ
今は若き子
夏の夜の星
野ばら

休憩後は

渓川したいて
緑の森よ
アヴェ・ヴェルム・コルプス
グロリア
森の教会堂
夏の夕べ

練習が終わって残った男性はテナー2・バス2、「ちょうどカルテットができますね」なんて冗談をいいながらティータイムまでの間唱いはじめました、讃美歌。

しずけきいのりの
いつくしみふかき
神ともにいまして
ゆうひはかくれて
みたまなるきよきかみ

テナーとバスからそれぞれ1人づつソプラノ・アルトをうたって変則な讃美歌です。でも讃美歌って音程が余り高くなく、男声で唱っても響きが楽しめていいものですね。

今年のアサガオの便り第1号です。わが家のアサガオカーテンの中心は琉球アサガオ、種がこぼれず根を活かさなければなりません。アサガオカーテンをはじめたはじめの頃は前年の株が残ってそこから新しい芽がでたのですが、そうならないことの方が多いのです。

昨年調べてみてわかったのですが、この種類はイチゴと同じように蔓が這っていって底に根付き、この子株のようなところから翌年は芽を出すのだそうです。

 

アサガオ1でもこの子株、どうやら建物の基礎の根元、日だまりのような暖かいところしか翌年芽吹いてきません。ことしも基礎の根元で生きている子株を掘り出して移植することにしました。

 

アサガオ2スコップで大きい穴を掘り堆肥と発酵鶏糞をたっぷり入れて植え付けました。

 

アサガオ3このところどうも思うように茂らすことのできない年が続いています。

移植が終わった現在の様子はこんなです。早いうちにネットを張ってしっかり根付いて茂ってくれることを願っています。

母の通院、不発

母が通院している医院の薬が明日でなくなる。しかし明日土曜は出勤日、そこで今日は仕事の休みをとり母を連れてその医院へ。しかし何と駐車場の入り口には鎖が張ってあるではありませんか。インターネットの「診療時間のご案内」で確認していったのですけど・・・・。「学会参加のため今日・明日は休診」の旨、医院の入り口に掲示されていました。

今、再度ネットで見てみると「診療時間のご案内」ページの他に「お知らせ」ページがあり今日・明日の休診が載っていました。多分先月の通院時にも休診の案内が院内のどこかに掲示されていたんでしょうね。これって私の不注意かな?でもね、薬の切れる日とその前日が休診、翌日は日曜で休診。

「薬の日数をもうちょっと長くとかしてくれてもいいのに」

と、ついつい愚痴りたくなってしまいます。

ドウダンツツジ1ウォーキングコース脇にこの木を生け垣にしているお宅があります。白く可愛い花をいっぱいつけて、もう、満開です。

 

ドウダンツツジ2この小さい花、やっぱりアップしないと花の姿がわかりませんね。わが家はピンクの花のドウダンツツジですが、白もやっぱりいいな。

「潮鳴り」

潮鳴り「潮鳴り」
葉室 麟 著
祥伝社

これも図書館の司書さんから以前紹介いただいていた本。前作「蜩の記」の好印象もあり、読んでみることにしました。

主人公は襤褸蔵と言われるまでに堕ち深い傷をもつ伊吹櫂蔵。同じように深い傷を持つ元江戸大店の大番頭である俳人:咲庵、客をとるまでに堕ちた飲み屋の女将:お芳の二人とともに豊後の小藩を舞台に、切腹に追い込まれた弟が成し遂げられなかった藩財政の立て直しを目指し、世の常識「落ちた花は二度と咲かぬ」を覆す。三人の「真っ直ぐな心」が印象的、そしてその心が周囲の者の心を動かし大きな動きとなっていく。さほどの長編ではないが読み応え十分でした。

 

桃の名所:新府です。ここ数日は通勤ルートを変更してこの桃畑の中を走りました。そしてほぼ満開となった昨日、朝ウォークに。

新府の桃畑桃の共撰所の駐車場に車を停め、桃畑の中を歩きました。七里が岩台地の上に広がる桃畑ですが、起伏のあるためここらが一番広々と感じられるアングルです。

斜面を下ると中央線がカーブを描いて走っており、マニアは桃畑と電車を一緒にカメラにおさめようと集まってきます。

 

新府の桃畑2そして、花はやっぱり大写しも。若い枝の肌はシルバーなんですね。

この日のウォーキングは3.2kmでした。

菜の花2やっと朝ウォークが続けられるようになりました。桜の季節はもう終わりに近づいています。

道路脇の耕耘した畑の中に菜の花の固まりが残されていました。花と緑のコントラストです。
菜の花福寿草は春を告げる黄金色ですが、こちらはやわらかな黄色。暖かくなってきた春を感じさせる色です。

 

白の花桃同じ畑の端には低木の白い花桃が咲いています。もう少し角度を工夫すればよかったかな。花の白さと若芽の緑、これもこの時期だけの綺麗なコントラストです。

しだれ桜と芝桜今日:日曜日の夕方、ちょっと欲張って歩きました。わが家から徒歩30分ほどのところ、県道の片側斜面に見事に芝桜、その上にはしだれ桜。毎年見事に咲かせて彩りを楽しませていただいております。大雪はありましたが、今年も例年同様に見事に満開を迎えています。

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黒田官兵衛

 「黒田官兵衛」
江宮 隆之 著

NHK大河ドラマ「黒田官兵衛」を見ています。黒田官兵衛は秀吉の軍師であったぐらいしか知らなかったのですが、いろいろな人間模様が面白い。

こういうドラマ、膨大な資料をもとに描かれるのでしょうが、作者が創作した人物像というのも当然あるのでしょうね。ドラマだけ見ているとどこまでが史実でどこまでが創作なのかさっぱり分かりません。そこで一冊借りてきてみました。

山梨県人としては、信長・秀吉・家康など全国的なヒーローではなくても、武田信玄・上杉謙信などは予備知識がありますが、西日本を主な舞台とした黒田官兵衛のことは本当に知りません。播磨のあたりから秀吉の軍師に駆け上がり、徳川の世になっては福岡の地を治める大名に。そして、「黒田節」の黒田はこの黒田家のことだったとは。

ちょっとだけ知識を得て、これからも「軍師官兵衛」を楽しみたいと思います。

「素晴らしきハーモニー」

「素晴らしきハーモニー」

○○○○子

 四月のある日曜、四ヶ月ぶりに「みちのく」に参加した
私は、あまりのことにすっかり驚いてしまいました。この
素晴らしいハーモニー。これが本当にあの「みちのく」な
のだろうか。

 寒い日曜日、わずか十二・三名が幼稚園の狭い部屋
に集まり、古びたピアノをたたき乍ら分離唱。いざ合唱
という時、女声が五名たらずでしかも全員アルト、仕方
なくソプラノにまわりはしたものの自分のつたない声に
顔をしかめ、○○しいしい歌ったあの頃。そんな思い出だ
けを持っていた私にとって、広い講堂で五十名あまりの
人達がすばらしいハーモニーを生み出している光景は
信じ難いものでした。人数だけをそろえるのでなくて、み
んなの心がとけ合ってこそ始めてのすばらしいハーモ
ニーが生まれるという合唱の特殊性を考える時、日常
生活に対立や誤解がいかに多いかを、そして心を合わ
せることがいかに困難であるかを経験させられている
者にとって、この様な合唱が三ヶ月という短期間で行わ
れ得たということは何といってもすばらしいことだと思い
ます。今となってはその過程を-物事のはじめには必
ずつきものの様々な困難や苦悩-を体験する機会は永
久に失われたわけですが、あのささやかな灯火を守り、
これまで育ててこられたパイオニアの方々の合唱への
情熱と愛情、そして勇気に心から敬意と感謝をささげた
いと思います。

 又、このハーモニーの秘密は佐々木先生という素晴ら
しい指導者を得たことにあると思います。手品をいっしょ
うけんめいみつめている子供が自分の持っていたお菓
子がいつの間にか手品師の手にあるのをみてびっくりす
る様に、先生の話しを聞き手をいっしんに見つめ夢中で
歌っているうちに、生まれ出るハーモニーの美しさに驚
くといった具合です。そしてこのノートを手にして私は又
一つ、ハーモニーの秘密をみつけました。

「月光に照り映える薬師寺の塔を本当に美しい」と思い
「金よりも貧しい自分の心を豊かにして行こうという現在
の君が僕にとっての友なのである」といい
「ふる里の丘に離れがたい愛着と尽きぬ幸せを感じ」
・・・・etc

みんななんとすばらしい詩人たちでしょう
そして何と美しい心の持ち主たちでしょう

この美しい心から美しいハーモニーが生まれ出るのだと思い
ます。音楽の美しさをひたすら求め、この「美」の上にあるも
のを讃美し続けていきたいと思います。
六四・五・三一(日誌より)

みちのく第3号より