本日の新聞に
「僕らの学校 さくらんぼ小」
との見出し記事が載りました。サクランボ生産量日本一の山形県東根市に新設される小学校について校名を公募し、最も多かったこの名前に決めたのだそうです。
「サクランボのように太陽の光を沢山浴びて」
「実が2個連なるように仲良く育って」
なんていう意味合いだそうです。
その地域の方がどう感じられるのかはわかりませんが、他県に住むものとして受ける印象は、
・いままでになりおしゃれな名前
・かわいい
・やわらかな、あたたかな
といったところでしょうか。いいネーミングですね。東根市の大ケヤキの立つ小学校や川辺に並ぶ桜の木など今私の脳裏にある東根にまたひとつ魅力的なイメージが加わりそうです。
月別アーカイブ: 2010年2月
種苗交換会
種苗交換会に行ってきました。
野菜のタネ、市販のものは高いですよね。小さな紙袋にちょっとだけ入って数百円、多種類にわたって購入するとばかにならない金額になってしまいます。
でもそれだけではありません。現在売られている野菜のタネの多くは交配種で、そのタネから野菜を育ててまたタネをとっても、翌年そのタネからは十分な成果が得られないのだそうです。稲は農家が自家採種して脈々とその生命が受け継がれてきました。野菜にしても全く同じように農家が種取りをして翌年またその野菜を育てていると思いがちですが、現代農業は品質のよい野菜を育てるためには「種を買わなくては」ということになっているのだそうですね。野菜の種、野菜の生命は次の世代次の世代と生命が受け継がれては行くことのできない不自然な生命になってしまっているようです。
この交配種に対して、昔から代々受け継がれ、農家の手で繰り返し自家採取されてきた本来の種:在来種があります。種苗交換会では生産者自らが採取した種を持ち寄って交換し、互いに助け合い在来種の生産を続けていく、そんな意味合いなのだろうと私は捉えているのですがどうでしょうか。
会はまず持ち寄った種苗の情報交換、次に種苗の交換会。午後には
「種が栽培を変える」
との種苗の専門家の講演があり、最後は豆と漬け物の一品持ち寄りによる飲茶の時間。楽しく充実した一日でした。
私は種苗交換会は初めての経験、廃封筒を半分に切ったものをたくさん持参しました。そして多くの方々が持ち寄ってこのようにずらりと並んだ様々な農産品の種を、必要に応じて少しずついただてくるのです。こういうところで種をいただくと、少々責任を感じてしまいますね。
全国緑のカーテンフォーラム
チラシをいただきました。「全国緑のカーテンフォーラム」のものです。
第3回全国緑のカーテンフォーラム
2010年3月21日(日) 13時00分~16時10分
山梨県立文学館・講堂
甲府市貢川1丁目5-35
基調講演 「緑のカーテンから考えてみよう-からだ・環境・地球-」
事例報告 「山梨や全国の特色ある優れた取り組み」(含・展示会)
シンポジウム 「地域の風土や文化を活かした緑のカーテンの創造」
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我が家の緑のカーテン歴は6年。今まで全くの自己流でしたが、それでもあまり問題もなく育ってきました。庭に植えた琉球アサガオは、翌年にはまた自ら芽を出し、たくましく育ってくれます。そんなことに気をよくした私は、昨年職場でも挑戦してみました。しかしこちらは大失敗、露地植えでなくプランター、あまり陽の当たらないところといった悪条件のためか、ついに一輪も花をつけずにシーズンが終わってしまったのでした。
このフォーラムで緑のカーテンに詳しい人の話が聞けそうです。ここらできちんと学んで、もう一度挑戦するためにも3月21日を楽しみに待ちたいと思います。
緑のカーテンのよいところ、「こども広場」の記事に書きましたが
・本当に私たちの環境を涼しくしてくれること
・窓を開けて涼しい風を感じることが出来ること
・緑の葉に囲まれて生活できること
ですね。こんな催しが身近で開かれるよいチャンス、みなさんも一緒にいかがですか?この催し、参加無料ですが申し込み制です。問い合わせ先は以下の通りです。
第3回全国緑のカーテンフォーラム実行委員会 山梨事務局
E-mail : yamanashikannkyou.@mail.goo.ne.jp
脱温暖化セミナー
この週末は充実でした。21日には私たちの市内で、
第2回脱温暖化セミナー
~ 一歩ふみだせ!未来のために ~
という催しがあり、仲間に入れていただいている会の知人から連絡を受けて行ってみました。これはその会の会員の一人がかかわっている催しということでした。
会場の小さなホールに入っていくと、ちょうど開会行事の真っ最中。何と知り合いの方が開会の挨拶をしているではありませんか。この方の活躍に、「あー、すごいんだ」と思いながら聴衆席に着席。来賓のあいさつのあと話してくれた主催者側の方のことば、
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「人間はウィルスが入ると自ら熱を出し、高熱でウィルスをやっつける。そして健康を取り戻す。地球も生命体と考えればこれと同様に、地球上に蔓延しているウィルスをやっつけようとして、今熱を出しているのではないか。そのウィルスの正体がなにか、それはいいませんが・・・・。」
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どこかで聞いてきた話だそうですが、おもしろい例えに感心してしまいました。
こども広場(つづき)
さて、それでは昨日のクイズについて私が用意した正解とその解説です。
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(1)正解 ③暑くなっている
説明.エアコンのはたらきは、室内の熱を屋外に出すことで室内の温度を下げるものです。電気エネルギーを使わずにこのことができれば外と中の温度のプラスマイナスはゼロ、つまり涼しくも暑くもなっていないことになります。しかしエアコンを動かすのに電気エネルギーを使っていますね。使った電気エネルギーは最終的には熱に変わってしまいます。ですから、家の内外を合わせて考えると、エアコンを使うことで温度は上がり暑くなっているのです。
(2)正解 ①涼しくなっている
説明.緑のカーテンは日光を家の外で遮り、家の中を木陰にして涼しくしてくれています。緑の葉が太陽の光を受けて家の内の代わりに暑くなり、内と外でプラスマイナスがゼロ、つまり涼しくも暑くもなっていないのでしょうか。
緑のカーテンに使われている植物は地中から水を吸い上げ、葉の裏から空気中に水蒸気として水を逃がしています。ヤカンの水が水蒸気になるためには火にかけて加熱しなければなりません。水が植物の葉から水蒸気として出ていくためにも熱が必要です。逆にいうと、水蒸気が葉っぱから熱を奪ってその熱を空の上に持っていってくれるのです。家の周囲の熱が空の上に逃げていってくれるので、家の内外の全体を考えても温度を下げてくれる効果があります。
緑のカーテンの力、すごいですね。
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「エアコンから発生する熱はわずかでも、どこの家もエアコンを使うとたまらないね、甲府盆地が暑くなるわけだよね。熱帯夜はこういうことで起きるんだよ」、と。「それに対して緑のカーテンは本当に涼しくなる、こちらがおすすめだよ」なんて説明をすると、子どもと一緒にきいてくれたお父さんやお母さんも納得顔で、「緑のカーテンてどうやるんですか?」と具体的に聴いていただいた方も多く、うれしい一日でした。
こども広場
今日は毎年恒例の「こども広場」という催しが甲府でありました。
私が仲間に入れていただいているグループも出展、今年は参加できる会員がそれぞれオリジナルの環境クイズを出題し、子どもたちとの交流を図ろうと言うことでした。集まった会員は7人、それぞれが思い思いの出題はバラエティーに富みなかなかおもしろいですね。こんな固い出展に子どもたちは果たして来てくれるのだろうかと心配しましたが、蓋をあけてみると意外に盛況、みなさん休憩をする間もほとんどないくらいのにぎやかさでした。
では今日の私のクイズの中から、お考え下さい(笑)。前にもこんな内容の記事を書きましたかね。
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(1)エアコンについての質問です!
夏の暑いとき、私たちはエアコンをつかって室内を涼しくしています。ではそのとき、家の内も外も合わせ、全体として涼しくなっているのでしょうか。
①涼しくなっている
②涼しくも暑くもなっていない
③暑くなっている
(2)緑のカーテンについての質問です
緑のカーテンをつくると、その建物の中は涼しくなると言われています。ではそのとき、家の内も外も合わせ全体としてはすずしくなっているのでしょうか。
①涼しくなっている
②涼しくも暑くもなっていない
③暑くなっている
ブログ記念日
12時を回ってしまいました、昨日は当ブログの4回目の誕生日でした。4年で丁度6万アクセス、みなさんありがとうございます。
作文が大の苦手の私がよく続けているなと、我ながら・・・・。
何か話題を見つけて書き続けられるのも、「読んでもらえる」という気持が心の底にあるからですね。ひとに見てもらえると思うからこそ下手な写真も撮り続けられる、ブログがなかったら写真も撮らなくなってしまうのだろうなと思います。
ちょっと息切れがしないわけではありませんが、4年目も続けたいですね。みなさん、よろしくお願いします。
峠越え
今日は実家でのウォーキングでした。
山間の私の部落はとなりの部落へ行くのにも歩いてちょっとした峠越えでした。バスが通っていても、自動車の通る道路は川沿いの曲がりくねった道、だから近道の峠越えで母の生まれたとなりの部落へよく行きました。今朝はその峠越えの道を行ってみようかと気まぐれを起こしました。この道を歩くのは40年ぶりくらいかな。
峠手前の一番高いところの家には犬がいて、かつては歩いていく私たちを吠えながら少し追いかけてきたものです。犬が苦手な私にとってはいやな記憶ですが、この家に今も犬がいました。しかしこの犬、私たちの姿が見えないうちから吠え始めましたが、見えてからは吠えないのです。その家の入り口を通りすぎて見えなくなるとまた吠えていました。何とも臆病な犬のようです。この家を通り過ぎると炭焼き釜があり、煙が上がっていました。木酢液もとっており、脇には木酢液を詰めた携行缶がありました。この家の方は今も木炭のこたつを使っているんでしょうね。
峠道はもう歩く人もいないらしく、かつての道にも小さな木が生え、もとの道がよくわからなくなってしまっています。それでも短い距離であっという間に頂上へ、展望がひらけてとなりの部落が見渡せました。
峠の向こう側は峠までもセメント舗装されていて歩くのも快適、反対側へ下りました。今ではこの山にトンネルが出来、自動車ならあっという間なのですが、ウォーキングにトンネルは通りたくないですね。そこで帰りは渓谷沿いの昔のバス通りを帰ってきました。車が通らなくなると、舗装道路にもところどころに草が生え、木の小枝がたくさん落ちています。松かさの類も発見、土産に持ち帰りました。
本日のウォーキング・データ
歩数 : 6954
距離 : 5.7km
時間 : 61分
うっすら雪
「永遠の友」
永遠の友
“音楽、文字通り音を楽しむ芸術そしてその中にはメロディーとリズムとハーモニーの三要素がある”こんな事は誰でも知りつくしいている。
メロディーとリズムだけの音楽、街のどこにでもころがっている。
いや、これは音楽でないかもしれない。
和音、つまりハーモニーの入いる音楽を耳で聞いて肌で感じる人は何人いるであろうか。
若い私の心をおどらせ、あなたの小さな心をとくめかせてくれるのはなんであろうか。
ただ単なる音楽の音なのだろうか。
君と僕と足も手もそして二人の音も一致する時君の耳にも僕の耳にも同じハーモニーが聞こえてくるじゃないか。
あの声は美声でなければピアノの音でもない。
君と僕でつくった心の音なのだ。
遠く無限に続く青空の下で
私は今日も幸福でありたい。
でも今私は合唱を奪われてしまったら
何を見つめて歩めばよいのだ。
苦学の道を歩む私に一点の栄光を与えてくれたこの合唱団を永遠の友としてありたい。
私は勇気と快楽とを自分のものにした。
私は強い人になった。
だから今一番幸福なのだ。
こんなすばらしい世界が東京にあったのだろうか。
いや、今ここに存在しているじゃないか。
九州には○○さんが笑顔を浮かべているじゃないか。
田舎のおふくろはにぎり飯を送ってくれるじゃないか。
僕は今一本の道を歩めば私は完全になれるかもしれない。
いや、必ずなれるのだ。
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(以上、「みちのく」第2号より)