月別アーカイブ: 2017年1月

かに

かに昨年の忘年会の抽選であたりました「姿ずわいがに」、そこでもらったのはネットを通じて申し込みできるカード。その場では正月に食べられるようにゆっくりと申し込もうと思っていたのですが、帰宅してよく見ると「3週間以上はかかります、年末年始のような繁忙期にはそれ以上に・・・・」。ということですぐ申し込んだのですが品物が届いたのは帰省した家族もUターンしてしまった正月明け。そこで、一緒に食べようと息子達に声をかけ家族が揃ったのがこの週末でした。サイズはちょっと小さいけれど、かにの姿そのままはやっぱり嬉しいな。おかげでまたまた家族が揃って2回目の正月(?)を楽しませていただきました。忘年会様々です。

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第19回さらりと音楽談義

19th音楽談義15分ほど遅刻し、会場にはいったときには藤原先生の演奏中でした。日本的な雰囲気の曲、どこかで聴いたことのあるようなと思っていたら「春の海」でした。いつもはビオラ・ダ・モーレですが今回は初めてビオラの演奏。共鳴弦のために音が濁って聞こえるヴィオラ・ダ・モーレに対してビオラは澄んだ音、私はこちらの方が好きだな。今日のためにビオラ用に楽譜を書いてきてくださったのだそうです。演奏後手書きの楽譜がまわってきました。2ページの5線紙に音符がびっしり、「これを書くのにどれくらい時間がかかるんですか?」との質問に「1時間15分」、早く書き上げるものなんですね。

このあと女性の方々に飲み物とスウィーツを用意していただきましたが、その間にKさん、藤原先生のビオラ伴奏で「愛の讃歌」を独唱、女性達の間からは「ずるいよ~!」の声も(笑)。

先月は欠席してしまいましたので、2ヶ月ぶりの参加です。今回のテーマは「農と音楽」。

「『美味しい』・『快い』はともに自然の感覚」

というところから始まりました。今回初参加の男性は地元で果樹を生産している方、その方から「フルーツ・モーニング」ということばが飛び出しました。朝一番にフルーツを食べると健康にも肌にも非常によい。フルーツは消化が非常に早く胃の中に何もない状態で食べるのがよい、食事をした後では消化の早いフルーツと遅い食事が胃の中で衝突してしまい、フルーツ本来の効果が得られない。フルーツだけの朝食でもよい。そういう食生活をしていると痩せるが、標準体重の80%くらいが本来の健康体だとのことでした。

農とは関係ありませんが、この会場のある南アルプス市には市歌があるそうです。それは平成の大合併前の櫛形町の歌が歌詞を変えて現在の市歌になっているとのこと。そんな話題から、この会の主催者Hさんがネットで市歌を探して聴かせてくれました。市庁舎では毎朝この曲を流したり、仕事始めの時にはこの曲をバックに全員で斉唱したりするのだそうです。でもこの録音、歌声はわかりませんが伴奏はデジタル的に作成したものらしい。そこで、

「こういう、人が演奏したものではない演奏を垂れ流し的に流すのはいいのでしょうか?」

と投げかけさせていただきました。結果、「非常によくないことだ。」と・・・・。

「田楽」ということばも出てきました。「農作業の中での仕事がはかどる、励みになる、農作業の動きは2拍子。そこから音楽が発展していった。」などなど、これは歴史の先生から。

農と音楽を結びつけての音楽談義はかなり難しかったようです。食の話ならみなさんいくらでもはなせるのですが農になると難しいし、さらにそれを音楽と関連づけてとなると・・・・。進行係の方も今回のはなしの行方には大分苦労した様子で、予定より幾分か早い時間に会を終了しました。ご苦労様でした。でもおもしろかった。

19th音楽談義2今回のおやつは地元の有名な和菓子屋さんの草餅と最中、「どちらか選んでください」と言われてもね~、つらい選択でした(笑)。

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「さらわれたデービッド」

さらわれたデービッドさらわれたデービッド
R.L.スティーブンソン
坂井晴彦 訳
寺島龍一 画
福音館書店

福音館古典童話シリーズの一冊。久しぶりの古典で、あの有名な「宝島」と同じ作者・訳者・画家の作品です。

舞台は現在のイギリス北部、スコットランド。両親を失ったデービットは唯一の身寄りである叔父の下を訪れますが、後ろ盾となってくれるどころか、叔父に騙されて帆船に乗せられ国外に売り飛ばされる身の上になってしまう。しかしその帆船が難破し遭難、スコットランド西部の小島に漂着。船で一緒になりともに指名手配者となってしまったアランとともに陸路を逃避行、故郷を目指すという物語。主人公の周囲はめまぐるしく移り変わり、先へ先へと読み進めてしまうストーリーでした。でも結末はちょっと消化不良の感じです。せっかくの面白いストーリーがもったいないなと思ってしまいました。

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「おい!山田」

%e3%81%8a%e3%81%84%ef%bc%81%e5%b1%b1%e7%94%b0おい!山田
安藤祐介
講談社

大翔製菓の広報宣伝部に自身がサラリーマン姿のまま「ゆるきゃら 山田」となるよう命じられ異動してきた主人公:山田助(たすく)、そしてもう一人の主人公は「ゆるきゃら 山田」プロジェクトのプロデュースを命じられた広報宣伝部の水嶋里美。はなしは二人の視点で交互に語られていきます。

すべてに前向きに考え行動する山田に、プロジェクトに否定的で冷淡だった周囲の人たちを巻き込んでゆく。プロジェクト失敗の断を下されるも、やがて部署を超えた若者達による極秘の新しい企画が・・・・。
セクト主義・功名主義で旧態然とした社内で、若者の社員として成長しながらを企画を育ててゆくというストーリー、主人公二人の仲もちょっと気になる楽しい小説でした。

「今月の一曲」、更新しました(1月7日)

月が変わりました、遅くなりましたが「今月の一曲」を更新しました。

今月は「ペィチカ」です。
この曲、私にとっては何といっても「ルンルンルンルン・・・・」という、雪が降ってくる情景表現。増田順平さんならではの編曲です。私は、この部分には粉雪が降ってくるのを下から見上げた情景に感じます。そしてこれを唱うにはハーモニーが不可欠。いかがでしょうか。

「今月の一曲」
http://susuki.chips.jp/?page_id=5915

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今年も来ました、版画年賀状

%e7%a8%b2%e8%91%89%e5%b9%b4%e8%b3%80%e7%8a%b6毎年楽しみにしている友人からの版画年賀状、今年もきました。

二版刷りで今年は夏目漱石かな、私のように心待ちにしているファンも多いのではないでしょうか。ありがとうございました。Iさん、今年はOB・OG会で会いたいですね。今年もよろしくお願いします。

年賀

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山梨の南部に身延竹炭組合というのがあり、地域興しのため特産の竹を使ったいろいろな取り組みを行っています。年末にはNHKローカル局の放送があり、材料を用意して取材の方に門松作りを体験させていました。これなら私にもできるかな、と挑戦したのがこれ。できあがってみるとなかなかと思ったのですが、写真に撮るといろいろと欲が出てきますね。でも初挑戦のこと、まあ上出来としましょう。

と、これは年末のこと。

改めまして、

あけましておめでとうございます。

今年も拙ブログを続けていきたいと思っております。よろしくお願いします。

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