八ヶ岳歩こう会20周年を記念しての企画、
旧道を歩く・・・甲州街道ウォーク
日本橋 ~ 下諏訪宿
という企画があります。この3月から始めて来年10月まで、月1回15~20kmのウォークを積み重ねて甲州街道を制覇しようというものです。
その甲州街道ウォークの第1回目、日本橋~下高井戸宿17kmに参加してきました。午前10時集合のためにはこちらを6時前の電車(普通)、さすがに朝もちょっとつらいですね。
東京駅で下車して徒歩で日本橋へ。見えてきました日本橋(の上の高速道路)、高架の側面に日本橋の看板。
日本橋というと浮世絵か何かの木造の太鼓橋をイメージしますが、現在の日本橋はこんな石造り、歴史の中で何度か焼け落ちて今の姿になっているようです。これもまた味わいのある姿ですが、折角のこの名所も高速道の高架の下で「日陰者」です。
東京の桜はもう満開。駅を下りたところから道々に桜が、華やかです。
しだれ桜の下の橋の親柱の装飾もなかなか。
右は日本の道100選の顕彰碑、ここが各街道への起点です。
日本橋は手狭なため開会セレモニーは皇居前広場噴水公園、ということで受付をすました人から数グループに分かれて移動。私達は先発隊で移動したのですがなぜか東京駅まわり、後発のグループとの時間調整?
この日は皇居の中が一般公開されるということで、ものすごい人、人、人。ということでDJポリスも3カ所に。これも東京の名物、カメラに納めなくっちゃ。
芝生の上で開会セレモニー。このウォーキングに集まったのは何と130人。ユーモアも交えての開会の挨拶、それからストレッチをしてスタートです。
まずは皇居の堀端を半周、新緑の柳の並木、向こうに見えるのは桜田門。
国会議事堂が見えたといってカメラを向けるのは「おのぼりさん」?
半蔵門です。いよいよ皇居とはお別れ。
この日一番のお気に入りはこれ、麹町4丁目交差点の「夏の思い出」というブロンズ像です。釣りをしている少年の像なのですが、なぜか消防服。どうやら度々の着せ替えがあるらしいのです。かわいい像とそれを大切にしている人たち、ほほえましいです。
昼食場所:新宿御苑が近づいてきました。交差点に「日本橋から7km」の標柱、疲れもでてきているみんなから、「え~、まだ7km!」の声。
着きました、新宿御苑。芝生の上で昼食です。
入場料を払って昼食だけではもったいない感じも、でもここもすごい人混み。
エネルギーを補充して、またスタート。新宿御苑北端の玉川上水・内藤新宿遊歩道、木陰で気持ちいい。でもこの水はこの下を通る地下トンネル(自動車道)にわき出る水なのだとW博士からの説明がありました。
甲州街道と並行している「玉川上水旧水路緑道」をできるだけ選んで歩きます。歩きやすいルートのプランニングが嬉しい。
手打ちうどん屋さんの店頭にこんな看板。おいしいんでしょうね、きっと。
幡ヶ谷の道供養碑、道祖神のようなものでしょうか。私達もお参りしました。
この日の終着点:下高井戸に到着しました。記念写真撮影も。ここで解散式、来月の第2回はここがスタートです。
今回は桜満開の中での都心ウォーク、都心を自分の足で歩いたという充実感はなかなかいいものです。すごい人混みの中の「東京の花見は大変だな」という思いも。参加者も多い中、運営サイドも大変そうです。スタッフの皆さんご苦労様でした、そしてありがとうございました。
(25.3k)