月別アーカイブ: 2025年5月

「桜が散っても」

桜が散っても「桜が散っても」
森沢明夫
幻冬舎

 大手建設会社帝王建設に勤める忠彦は植物好きで妻子と自宅の庭に花を育て週末には自然豊かな桑畑村で渓流釣りを楽しんでいたが、この地に自社が関わって大規模のリゾート開発計画が進んでいる一方でその計画が地盤的に問題があることを知る。そのことに心痛めながらも久しぶりに桑畑村を訪れた忠彦は大規模な山崩れに遭遇し声を失ってしまう。さらには心も病んでしまい家庭が破綻、忠彦は一人家を去ってしまう。残された妻麻美、息子の健太と娘の里奈、それぞれが家族を捨てて去った夫・父は許しがたく心から消し去りたい思いを抱きながら年を重ねていた。そんな母子に父の訃報が届く。
家族それぞれの視点で物語がすすみ、失われていた父との心のつながりが少しずつ温められていくような物語。

(117.5k)

中学校にネットを張りました

5月19日、中学校にアサガオ用のネットを張りました。今年は中学生(環境美化委員の三年生4名)と一緒の作業です。

 

須玉中5-21_1使用したのはきゅうりネットで一辺が18cmのマス、幅は少し大きめで4.8m幅のもの。支柱は昨年使った竹竿で、土中に入った部分は少し痛んでいたので切断。作成したネットは横7.5m、ネットは30マスで切断。支柱を立てた後、あらかじめ四辺にロープを通しておいたネットを2階バルコニーに引き上げて広げたあと固定。仕上がりはこんな。今年は大変うまく行きました。

 

須玉中5-21_2そして今日のアサガオの様子。これは一番長く伸びているもので、下のロープに届きました。

 

須玉中5-21_3こちらは一番元気な株。気候も既に夏、これからの成長が楽しみです。

(117.1k)

ヤマナシの花~まきば公園

先日、市内のショッピングセンター内でヤマナシの花の写真展がありました。いずれも綺麗な作品で実物を見たいなと思っていたのですが、昨日の知人によると

「昨日行ってきたんだけどね、今満開だよ」

とのこと。そこで今朝、早起きして行ってきました。北杜市大泉町にある「まきば公園」。

 

Imgp5133早朝は駐車場に入れず、やむを得ず入口に車を停めて歩いて公園内へ。広い牧場の中に形よく立っているヤマナシが見下ろせました。

 

Imgp5142そしてもう一本のヤマナシ。残念ながらもう散り始めて満開は過ぎていました。ヤマナシの花の最盛期は2日程だそうです。でも花のシーズンに初めて見ました、来てよかった!

 


Imgp5140ヤマナシの花はこんなです。

(116.4k)

 

ドウダンツツジとハルジオン

花の季節、我が家の庭でも次々と咲いています。

 

ドウダンツツジ

これはドウダンツツジ。植えてから20年以上にもなるのだけれど、少し大きくなると枝が枯れてしまうことのくり返しで今も小さな木のままです。そんな様子ですが今年も少しだけかわいい花を付けてくれました。

 

 

ハルジオン

芝生の隅に一本だけ生えているハルジオンが花を付けています。

(116.0k)

中学校も朝顔カーテンスタート

今年も中学校の朝顔カーテンをお手伝いすることになりました。

 

須玉中5-11_1

こちらは昨年の株にマルチをかけていたところ、一株だけ生き残ってくれました。本日、この残った株を6つに株分けして植え付けました。

 

 

須玉中5-11_2植え付けた苗はこんな

 

須玉中5-11_3そしてもう一株

さて、今年はよく育ってくれるでしょうか。

(115.9k)

 

「星の教室」

星の教室

「星の教室」
髙田郁
角川春樹事務所

 ビデオレンタル店で働く潤間さやかは中学でいじめを受け大けがで入院、その後もいじめはおさまらず不登校に。その原因を両親にも告げずに現在に至っている。中学校の形ばかりの卒業証書は受け取りを拒否して中卒資格も持っていないために、アルバイトも履歴書が必要になる度に転職を繰り返してきた。そして今二十歳、新成人の輪にも加わる事ができず漠然とした将来の不安を抱えながら、家の中では親と話す事もなくアルバイト生活を続けている。そんな中、客の探すビデオ作品「学校」から夜間中学の存在を知り、さやかは新たな一歩を踏み出す。夜間中学で出会う先生も生徒もあたたかい。人の優しさを感じられる作品です。

(115.3k)

アサガオ日記スタート

今年も我が家の朝顔カーテンのスタートです。

昨年の株を越冬しようとマルチで覆って冬を越したのですが、我が家の株は残念ながら全滅。ネットで検索すると「マルチングすれば・・・・」とあったのですが、思うようにいきません。

 

朝顔25-5-5_1幸い家の基礎の南側際に伸びた蔓が根付いたものが少々。これを掘り出して、


朝顔25-5-5_2ネットを張る場所に移植。ここ数年は十分な茂りが得られないので、今年は事前に休耕畑の土を肥料袋に6袋入れてそこに植えてみました。以前のような元気な朝顔カーテンを育てたいのですが、その効果はどうかな?

(115.2k)

「春の佐久路、新海三社神社参り」ウォーク

4月30日、「春の佐久路、新海三社神社参り」ウォークに参加してきました。集合場所は小海線臼田駅、甲斐大泉駅で小海線に乗車。

 

Imgp5001甲斐大泉駅のホームはちょうど花桃が花盛り。ここで乗車したのは何と13人、小海線を利用した参加者は40人弱、利用者の少ない小海線に私たちの会も貢献です。


Imgp5004そして臼田駅に到着。この日集まったのは43名、リーダーの人気でしょうか。好天に恵まれリーダーさん自ら「雨男解消」の宣言。


Imgp5006歩き始めました。まずは小海線の踏み切りを東へ。


Imgp5009五稜郭公園が見えてきました。臼田駅のトイレは何故か閉鎖中で使えずここでのトイレ休憩。ハイペースに驚いた会員も「緊急事態なら仕方ないね」(笑)。

 


Imgp5010五稜郭脇の道を進みます

Imgp5014すぐに堀も見えてきました

Imgp5018五稜郭入口は堀と石垣も少し内側に凹んでいます。


Imgp5019そしてこれが堀を渡る橋


Imgp5022中へ入るとガランとしています。向こうに見えるのは唯一残っている古い建造物の御台所です。左に見えるのは閉校になった小学校、五稜郭の中にあったんですね。


Imgp5028「五稜郭であいの館」は今工事中でその工事用フェンス、無機的になりがたちなフェンスにもこんな配慮が嬉しい。

Imgp5029現状の「であいの館」の中でボランティアの方が龍岡城五稜郭の説明をしてくれました。この施設が近々新装となるとのこと。


Imgp5031 五稜郭の入口で勢揃い

Imgp5033次はなかなかの名刹蕃松院、入口の松が見事。

Imgp5035参道の両側の松並木、細かく枝分かれしていて珍しい松の並木です。

Imgp5036立派な仁王門

Imgp5037その左右に立派な今後力士像があります。


Imgp5041本堂の裏側にはたらき終えた鬼瓦が設置されていました。その大きさに驚き!


Imgp5047次に向かったのは新海三社神社で、その鳥居に到着。大きなしめ縄(?)が掛けられています。


Imgp5053鳥居を潜りしばらく進むと参道はゆるやかな坂に、その両側には大杉と大ケヤキの並木。参道が緑地なのもいい。

Imgp5059神楽殿も立派です

Imgp5063境内の奥にある三重塔、室町時代に建造されたもの。

Imgp5075ここでも集まってパチリ。


Imgp5081中本社はカラフルで新しそう


Imgp5082丁度シャクナゲが満開です。


Imgp5085この神社から出ようと脇に出たところにこんなもの、奉納された酒樽が並びます。地域の酒蔵が競って奉納するのかな。

Imgp5086ここから見上げた北側の山、花と新緑が綺麗です。


Imgp5091最後に向かったのは上宮寺。「一夜着けの説明」と謙遜しながらもメモを見ないリーダー、立派!

Imgp5097仁王門を潜ったところはただの草地、その向こうに雨川。川を越えたところに本堂があったのが出水で流されてしまってこの仁王門は残ったのだとのこと。門の質素な外見からは驚くような立派な金剛力士像が左右に納められています。

Imgp5102

この後五稜郭公園でトイレ休憩後臼田駅に戻りましたが、帰りの電車まではまだしばらく時間が。そこで土産探しに臼田の街へ。この和菓子をゲット、菓子の包装に五稜郭がデザインされていました。

新緑の季節、快晴に恵まれてうれしいウォーキングでした。リーダーさん、サブさん、ありがとうございました。

(114.9k)

 

4月の読書メーター

4月の読書メーター
読んだ本の数:4
読んだページ数:1328
ナイス数:10

不発弾 (講談社文庫)不発弾 (講談社文庫)
読了日:04月24日 著者:乃南アサ
泥棒をつかまえろ!泥棒をつかまえろ!
読了日:04月18日 著者:オットー シュタイガー
バルス (講談社文庫 に 29-13)バルス (講談社文庫 に 29-13)
読了日:04月14日 著者:楡 周平
桜が散っても桜が散っても
読了日:04月01日 著者:森沢 明夫

 

 

読書メーター

(114.7k)