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八島湿原一周

7月31日、年に一度は訪れたい「八島湿原」に行ってきました。一周3.7kmをゆっくり散策。

茅野諏訪ICから一般道、上諏訪から一気に山を登り霧ヶ峰へ、そしてやや下って八島湿原駐車場へ。上諏訪では気温27℃が八島湿原駐車場では20℃、涼しい~。

 

c_八島ヶ池

 

駐車場から車道を横切るトンネルを抜けて広場へ、ここで湿原が見渡せるはずが前方の草木が生長したようで、すこし下って八島ヶ池が見えてきました。

 

c_木道

 

湿原一蹴の3分の2ほどはしっかり木道が整備されていて嬉しい。

 

c_鎌ヶ池

奥まったところにある「鎌ヶ池」、こちらのほうが湖面はきれいです。

この日はやや曇りがち、おかげで入口の対岸の日差しにさらされる車道を歩くときもさほど暑くなく助かりました。お昼過ぎ、歩き終わっても23℃くらいの涼しさ、生き返ったようです。

c_車山肩帰りに「車山肩」に駐車。遊歩道を少し歩いて八島湿原方面を眺望。ここのニッコウキスゲは盛りを過ぎてわずかに見られるくらい。次は見頃の時期(6月末か7月初め)に来たいものです。

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雪景色

昨日は南岸低気圧の影響で大雪警報、降雪の一日でしたが我が家の当たりは8cm程度の雪。今日は今シーズンはじめての雪景色となりました。

 

雪甲斐駒真っ白な田園の西に見えるのは「甲斐駒ヶ岳」、

雪八ヶ岳そして北を向くと八ヶ岳が雪化粧。

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パール甲斐駒

パール甲斐駒c

友人に「パール甲斐駒」の撮影に誘っていただきました。

山頂のの日の出・日の入りを捉える「ダイヤモンド・・・」。私も「ダイヤモンド冨士」という言葉は聞いていましたが、それに対して山頂に月が沈むのを捉えるのが「パール・・・」。東で朝日が昇るときに西の山に月が沈み山が赤く染まるこの瞬間、晴天に恵まれるのはもちろんですがこの山にも雲がかからず、しかも太陽とこの山の間に陽の光を遮る雲がないことなど条件は厳しいのです。挑戦1回目はよく晴れていたのですが、残念ながら甲斐駒ヶ岳は荒れ模様でこの山だけ雲がかかっていました。でも先日挑戦2回目でこの光景に遭遇、ラッキーでした。

というわけで、私が撮った「パール甲斐駒」をご覧下さい。

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白樺群生

昨日、長野県八千穂高原に行ってきました。ここは日本一の白樺群生地だとか。

 

八千穂高原白樺林1見事に白樺林が広がっています。そして下はクマザサのじゅうたん。

 

八千穂高原白樺林2少し見上げるのもまたいい。

猛暑の中からやってくると天国のような爽やかな空気、1時間ほどこんな中を散策してきました。
生きかえる~~~!

4月末明野

ちょっと前、4月末に明野を歩いた時の写真です。

春モミジ

この時期から紅葉しているモミジ、鮮やか。
オキナグサ咲く姿はクリスマスローズに似ていてその一種かと思ったのですが、知り合いから「オキナグサ」と教えていただきました。鮮やかな赤と外側・茎の白毛が印象的でした。花が終わるとまた違った顔を見せるとか、また見に行ってみようと思います。

 

 

桜だより

昨日、北杜市武川町の「真原の桜並木」に行ってきました。

4-7真原1

 

桜はほぼ満開、甲斐駒ヶ岳と一緒に。ここは昭和20年代の開拓地で、周囲には畑が広がっています。

 

4-7真原2入植した人たちが植えた750mの桜並木の中は見事。

彼岸花群生地の保護

以前書きましたが、私たちが住んでいるすぐ近くに彼岸花が自生しています。水田用水路の土手、林の中など立派な群生です。

彼岸花花盛り
http://susuki.chips.jp/?p=2150

でも葛の蔓などが繁茂して、せっかく咲いているのに見えない彼岸花も多くとても残念に思っていました。そんなことを先日おはなしを聞いた里山再生に取り組んでいるオオムラサキセンターの館長さんにおはなししたところ、その現場を見に来てくれました。

%e5%bd%bc%e5%b2%b8%e8%8a%b1%e3%81%ae%e4%bb%8a1私は花のないこの時期の彼岸花の様子をはじめてみましたが、あおあおとした細い葉が元気よく茂っています。

%e5%bd%bc%e5%b2%b8%e8%8a%b1%e3%81%ae%e4%bb%8a2葛も枯れて葛の葉や蔓に隠れていた彼岸花の様子もよくわかりました。この時期でも水路が隠れて見えないほど、夏の状況を想像していただけるでしょうか。

 

館長さんにもここの群落には感心していただき、なんとか保護活動をしたいということになりました。5月頃と花の茎が出てくる前の8月頃と2回草刈りをしたいなと。近くに農作業をしている方がいましたので話しかけたところ、水路を管轄する地域の区長さん、林の所有者など教えていただくことが出来ました。これらの方に事前に了解をいただいて、来年は活動してみようと言うことになりました。

貴重な群落自生地をよい形で育てていきたいものです。

「里山再生とオオムラサキ」

八ヶ岳自然ふれあいセンター主催の

八ヶ岳の環境と文化を学ぶ講座
第1回
「里山再生とオオムラサキ」

を聞いてきました、講師は北杜市オオムラサキセンターの館長さん。この方はオオムラサキセンター内にとどまらず、昆虫等が生息するための里山再生に力を尽くしている方です。

はるか昔、パンゲア大陸の話から始まりました。「太古の時代、地球上のひとつの大陸であったパンゲア大陸から現在の各大陸に分かれた、離合を繰り返して現在の7大陸がある。大陸が分かれてそれぞれの環境で生物は進化を遂げた。でも生物種には進化の早いものと遅いものがある、蝶の世界に限っても進化の早いもの遅いものがある。」とのこと。

植物相が豊かであれば動物相も豊かになる。八ヶ岳山麓は湧水が豊かだが、そうすると水生昆虫が豊かになる。

森林性チョウ・草原性チョウは森林・草原の手入れをしなければ個体が減ってしまう。

里山林の管理活動・・・・下刈り、薪炭材の切り出し、落ち葉かき、キノコ狩りなど
草原の草生活動 ・・・・草刈り、火入れ、飼い葉
水田の維持管理

我々日本人は生活の中でこういった活動をし、里山・草原、そして水田などを管理してきたけれど、現代の社会はその管理を放棄してしまって昆虫の成育する環境が極端に減少している。そこで里山再生の活動を、と飾らない口調で熱くはなしてくれました。

自然を取り戻す活動、魅力的です。

%e3%83%81%e3%83%a7%e3%82%a6%e3%81%ae%e6%a8%99%e6%9c%ac標本を見せてくれました。左上の二つがオオムラサキ、左が雄で右が雌です。
右上の大きなチョウはナガサキアゲハ、南国のチョウが見られるのは温暖化の証拠とか。