「バッタを倒しにアフリカへ」

バッタを倒しにアフリカへバッタを倒しにアフリカへ
前野ウルド浩太郎
光文社新書

学者というのは定職に就くのがむずかしいらしい。ましてや昆虫学というマイナーな学問では・・・・。筆者は「ファーブル昆虫記」を著したファーブルを尊敬する昆虫学者・バッタ学者。バッタといえば大発生で農作物に被害をもたらす昆虫。そんなバッタの研究も研究室内で実験的にとったデータをもとに論文を書かれることが多いのだとか。でも、筆者は果敢にバッタ大発生の地アフリカ:モーリタニアへ、そしてフィールドワークで得られるデータからの研究を目指します。研究のためのスタッフを雇いチームを編成する苦労、フィールドワークが自然条件に左右されて思うように進まない事態など苦難の数々。バッタの生態を研究する「生物学者の生態」を著した本、面白かった。

(25.6k)

武田の里ウォーク

大村智博士が称賛する郷里の展望を楽しむ
武田の里ウォーク

がありました、主催は韮崎市・市教育委員会です。距離は34km・24km・12km・8kmの4コース、私は24kmに挑戦しました。今まで十数kmのイベントには参加したことはあるのですが、24kmは未知の世界。更に先日の「木喰の里ウォーク」では足の平に血豆を作ってしまい、回復がこの日に間に合うか心配だったのですがどうにか間に合いました。

毎年開催されるこのイベントは何と千人もの参加者が県内外から集まります。桜の開花時期に合わせて日程が組まれているのでしょうが今年は桜の開花が速く、韮崎の桜はほとんど散ってしまいました。「昨年は桜の花のトンネルを何度もくぐった」そうですが、残念。でも桃の花はちょうど真っ盛りでした。

韮崎市はノーベル生理学賞に輝いた大村博士の故郷、それを記念して整備された「幸福の小径」もルートに組み込まれました。また大村博士から寄贈された美術館も。さらに表題に唱われているように武田氏ゆかりの武田八幡神社・新府城、それから王仁塚の桜、徳島堰、新府桃源郷と次々と市内名所が登場するコースです。

給水所には水・お茶の他、菓子・甘酒・ミニおにぎり・手製こんにゃくの味噌田楽・豚汁など次々と地域の方のもてなしが嬉しいウォーキング、無事完歩できました。一安心。

(25.5k)

木喰の里ウォーク

ウォーキング「木喰の里を訪ねて」がありました。木喰上人生誕の地:身延町丸畑地区を訪ねるウォークです。微笑みをたたえた木製の仏像を数多く残した木喰上人、出生地にも多数の木喰仏が残っているとのこと、楽しみにしていました。

 

Imgp9163スタートは身延線市ノ瀬駅、駅舎はなくホームも単線の駅です。この日の参加者は30人、甲州街道ウォーク第1回の大イベントの直後ながらよく集まりました。ストレッチの後スタート。

 

Imgp9165この地もいま桜の真っ盛り、道々に満開の桜が見られます。

 

Imgp9166道路奥に立派なお寺、ここにも満開の桜。

 

Imgp9167駅から少し歩いて国道300号にでました。身延と本栖湖を結ぶ国道、しばらくはこの道路を本栖湖方面に向けて歩きます。

 

Imgp9168道路脇の石材店にこんな石像が、木喰の微笑仏を意識してのものでしょうか。

 

Imgp9174こんな渓谷も橋で渡ります。

 

Imgp9177トンネルもいくつかありました。広い歩道がついているので圧迫感もさほどではありません。

 

Imgp917950分ほどで「道の駅しもべ」に到着、ここで休憩。

 

Imgp9185

このあと間もなく国道を別れて左方向の目的地:丸畑へ向かいます。手前は「微笑館まで1.9km」の案内、向こうには簡単な地図の上に「さわやかハイキングコース」の表示。ここまでもひたすら上り坂を来た私達、「さわやか・・・・」なんてとても言えません。しかも、ここからは路も細くて急坂道のはじまりです。

 

Imgp9187でもとたんに花を発見、イカリソウです。この角度では錨のように見えないかな。

 

Imgp9188こちらはヒトリシズカ。

 

Imgp9192暑い日も林間の道は涼しげ。

 

Imgp9195道路脇に木喰の里らしいものが登場しました。

 

Imgp9198集落に着きました。こちらは木喰上人の生家。あとでもう一度この家に見学に来るのですが、今は素通り。

 

Imgp9203展望が開けたところにでました。ここに目的地に一つ、町営の「木喰の里微笑館」があります。

 

Imgp9211ここがその「木喰の里微笑館」。

この中で昼食です。冷茶も提供していただき感謝。30分ほどの昼食時間のあとに館内見学。町役場からお兄さんが説明に来てくれていました。

 

Imgp9204館内には木喰仏が何体もガラスケースの中に展示されています。でも本物は一体のみであとはレプリカ。これもレプリカの一つですがユニークな表情ですよね。

 

Imgp9206この館唯一の本物の木喰仏。木目に沿っていくつもひび割れが入っています。

 Imgp9209木喰上人の自画像。

 

Imgp9210展示室の様子はこんなです。

このあとは2班に分かれて個人宅に所蔵されている木喰物の見学に行きました。私達はKさん宅に所蔵されている2体の見学、そのあと上人生家の阿弥陀如来など5体の見学です。

Imgp9213Kさん宅での薬師如来座像と馬頭観音座像。

Imgp9218拡大写真、表情をご覧下さい、こちらは薬師如来。庶民的な顔立ちの仏様です。

Imgp9219そして馬頭観音、ちょっと仁王様ふうです。

 

Imgp9222上人生家の見学の後は四国堂へ。全国を巡ってきた上人はここに居ながらにして88カ所のお参りが出来るようにと88体の仏様をここに彫ってくれたのだそうです。それが安置されていたのがこの「四国堂」。でも、残念ながら今この中は空っぽなのだそうです。

 

Imgp9227役場から説明に来てくれたお兄さん、微笑館での説明の他、個人宅の見学でも案内をしていただきました。そのお兄さんが着用してた微笑仏がプリントされたTシャツ、お願いしたところ快くカメラに向けてくれました。

 

Imgp9228帰途につきました。これからはるか下に見える国道・道の駅まで上ってきたのとは違う道を一気に下ります。

Imgp9229斜面の畑は電気柵と二重の野生動物食害対策、完全装備です。

 

Imgp9230国道まで下りてきました。この急坂道、感じ取っていただけますか?

時間的にも順調に下りてきましたので、再び「道の駅しもべ」でゆっくり休憩、このあとは午前中に来たゆるやかな道を下ってスタートした市ノ瀬駅へ。帰りの電車まで30分ほどの余裕がありました。急な坂道コースをみなさんよく頑張りました。

山間を歩いてこの地に伝わる仏像巡り、贅沢なウォーキングでした。微笑館で親切にもてなしてくれた担当の方、私宅の微笑仏を快く見せてくれた家の方、その全ての手はずを整えてくれたリーダー・サブリーダーのみなさん、ありがとうございました。

(25.4k)

 

3月の読書メーター

3月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:2982
ナイス数:14

親鸞 完結篇下 (五木寛之「親鸞」)親鸞 完結篇下 (五木寛之「親鸞」)
読了日:03月30日 著者:五木 寛之
親鸞 完結篇上 (五木寛之「親鸞」)親鸞 完結篇上 (五木寛之「親鸞」)
読了日:03月27日 著者:五木 寛之
空気は読まない空気は読まない
読了日:03月26日 著者:鎌田 實
親鸞 激動篇 下親鸞 激動篇 下
読了日:03月22日 著者:五木 寛之
文豪ナビ 山本周五郎 (新潮文庫)文豪ナビ 山本周五郎 (新潮文庫)
読了日:03月17日 著者:
親鸞 激動篇 上親鸞 激動篇 上
読了日:03月16日 著者:五木 寛之
西郷どん! 上製版 後編西郷どん! 上製版 後編
読了日:03月14日 著者:林 真理子
親鸞 (下)親鸞 (下)
読了日:03月10日 著者:五木 寛之
親鸞 (上)親鸞 (上)
読了日:03月05日 著者:五木 寛之
野に出た小人たち (1976年) (岩波少年文庫)野に出た小人たち (1976年) (岩波少年文庫)
読了日:03月03日 著者:メアリー ノートン

読書メーター

甲州街道を歩く(第1回)

八ヶ岳歩こう会20周年を記念しての企画、

 旧道を歩く・・・甲州街道ウォーク
日本橋 ~ 下諏訪宿

 という企画があります。この3月から始めて来年10月まで、月1回15~20kmのウォークを積み重ねて甲州街道を制覇しようというものです。

 

その甲州街道ウォークの第1回目、日本橋~下高井戸宿17kmに参加してきました。午前10時集合のためにはこちらを6時前の電車(普通)、さすがに朝もちょっとつらいですね。

 

Imgp9037東京駅で下車して徒歩で日本橋へ。見えてきました日本橋(の上の高速道路)、高架の側面に日本橋の看板。

 

IMGP9042-2日本橋というと浮世絵か何かの木造の太鼓橋をイメージしますが、現在の日本橋はこんな石造り、歴史の中で何度か焼け落ちて今の姿になっているようです。これもまた味わいのある姿ですが、折角のこの名所も高速道の高架の下で「日陰者」です。

 

Imgp9039東京の桜はもう満開。駅を下りたところから道々に桜が、華やかです。
しだれ桜の下の橋の親柱の装飾もなかなか。

 

 

Imgp9043
Imgp9047

  右は日本の道100選の顕彰碑、ここが各街道への起点です。

 


Imgp9053日本橋は手狭なため開会セレモニーは皇居前広場噴水公園、ということで受付をすました人から数グループに分かれて移動。私達は先発隊で移動したのですがなぜか東京駅まわり、後発のグループとの時間調整?

 


Imgp9058この日は皇居の中が一般公開されるということで、ものすごい人、人、人。ということでDJポリスも3カ所に。これも東京の名物、カメラに納めなくっちゃ。

 

 

Imgp9059芝生の上で開会セレモニー。このウォーキングに集まったのは何と130人。ユーモアも交えての開会の挨拶、それからストレッチをしてスタートです。

 


Imgp9063まずは皇居の堀端を半周、新緑の柳の並木、向こうに見えるのは桜田門。

 


Imgp9065皇居の道向かいには法務省赤レンガ棟

 

Imgp9068国会議事堂が見えたといってカメラを向けるのは「おのぼりさん」?

 

Imgp9069堀端は満開の桜

 

Imgp9070憲政記念館三権分立の時計塔。三面に時計があるらしい。

 

Imgp9071半蔵門です。いよいよ皇居とはお別れ。

 

Imgp9072この日一番のお気に入りはこれ、麹町4丁目交差点の「夏の思い出」というブロンズ像です。釣りをしている少年の像なのですが、なぜか消防服。どうやら度々の着せ替えがあるらしいのです。かわいい像とそれを大切にしている人たち、ほほえましいです。

 

Imgp9075四谷駅の上を通過

 

Imgp9076四谷見付橋にはこんな親柱も

 

Imgp9077四谷消防署・消防博物館の建物、独特の雰囲気です。

 

Imgp9078昼食場所:新宿御苑が近づいてきました。交差点に「日本橋から7km」の標柱、疲れもでてきているみんなから、「え~、まだ7km!」の声。

 

Imgp9083着きました、新宿御苑。芝生の上で昼食です。
入場料を払って昼食だけではもったいない感じも、でもここもすごい人混み。

 

Imgp9085

 エネルギーを補充して、またスタート。新宿御苑北端の玉川上水・内藤新宿遊歩道、木陰で気持ちいい。でもこの水はこの下を通る地下トンネル(自動車道)にわき出る水なのだとW博士からの説明がありました。

 

Imgp9087新宿駅です

 

Imgp9088いたるところで桜が満開、ここは文化学園まえです。

 

Imgp9094ハナカイドウ(?)の花

 

Imgp9096甲州街道と並行している「玉川上水旧水路緑道」をできるだけ選んで歩きます。歩きやすいルートのプランニングが嬉しい。

 

Imgp9098高速新宿線の高架をみながらすすみます。

 

Imgp9099ここはキンモクセイの並木、めずらしい。

 

Imgp9100手打ちうどん屋さんの店頭にこんな看板。おいしいんでしょうね、きっと。

 

Imgp9104幡ヶ谷の道供養碑、道祖神のようなものでしょうか。私達もお参りしました。

 


Imgp9106玉川上水路がここだけ顔を出しているのだそうです。

 

Imgp9108明治大学前

 

Imgp9114この日の終着点:下高井戸に到着しました。記念写真撮影も。ここで解散式、来月の第2回はここがスタートです。

 

今回は桜満開の中での都心ウォーク、都心を自分の足で歩いたという充実感はなかなかいいものです。すごい人混みの中の「東京の花見は大変だな」という思いも。参加者も多い中、運営サイドも大変そうです。スタッフの皆さんご苦労様でした、そしてありがとうございました。

 

(25.3k)

 

「親鸞-激動編」 上・下

親鸞-激動編「親鸞-激動編」 上・下
五木寛之
講談社

激動編は親鸞が越後での流刑が解かれるところから。前半は親鸞の信心よりもむしろ外道院の生き方が個性的です。後半は妻:恵信の郷越後をはなれて関東へ、京都時代の旧知の人物も親鸞の協力者として何人か登場、徐々に念仏がひろがっていく様子を物語っています。黒念仏と白念仏、ちょっと話を作りすぎてしまった感じもします。まあ、そのあたりは作者も「あくまでも小説として読んでいただきたい」と書いていますね。親鸞の穏やかな語り口も印象的でした。

完結編も読まないわけにはいかないな。

「野に出た小人たち」

野に出た小人たち「野に出た小人たち」
メアリー・ノートン
林 容吉 訳

「床下の小人たち」の続編です。長く続いた大きな家であぶり出され捕らわれてしまいそうな危機を脱出して、野に出て新しい生活をはじめるアリエッティの一家。(大きな)人間の暮らしに寄り添い頼っていた生活から新たな生活へ、野生児的な小人の少年も登場、またまた大変な危機も訪れますが・・・・。

この巻では小人たちの人間との距離も少し近づいてきているようです。まだまだ話はつづくという終わり方、続々編も読んでみようと思います。

(25.2k)

「西郷どん」(上・下)

西郷どん「西郷どん」(上・下)
林真理子
角川書店

この前、葉室麟さんの「大獄 西郷青嵐賦」を読みましたが、今度は今年放送しているNHK大河ドラマの原作です。京都市長となった西郷さんの子:菊次郎が部下のために父を回想し物語っている形ですすみます。

上巻は西郷さんの若き日の活躍と藩主斉彬の急死、西郷失脚遠流、流罪が解かれるまで、ちょうど葉室さんの本と同じ流れです。人物像はていねいに描いていますが、時代の寵児としての活躍はサラッと書いている印象でした。下巻はいよいよ維新への激流、新政府誕生、そして西南の役まで。やはり駆け足のようにも感じます。ページ数がちょっと足りないかな。でも展開が速く、先へ先へと読み進めてあっという間に読了でした。

(25.1k)

「親鸞」 上・下

親鸞「親鸞」 上・下
五木寛之
講談社

「親鸞」という名を目にすると読みたくなってしまいます。久々の宗教色の強い作品です。「易行道」とか「悪人正機説」とか、独特の思想をよく物語にしたものだなと思います。でもそのために極端な悪人も話の中で作り上げている感じもします。

ここでは親鸞の少年時代から出家、念仏門へ、そして越後へ遠流となるところまで。展開が面白くてあっという間に読み終えてしまいました。続編も楽しみにたいと思います。

分離唱の合唱in国分寺(3月)

3月の国分寺の合唱がありました。毎月参加しているのですが、久しぶりの報告です。今回はS:3、A:5、T:3、B:2という編成

予定の時間に集まりが若かったので、まずは讃美歌を1曲「いつくしみふかき」。これが終わったところで全員集合、改めて練習が始まりました。まずは分離唱、そして讃美歌。

しずけきいのりの
しずけきかわの
ガリラヤのうみべ
主よこころみ
かみともにいまして
かいぬしわが主よ
ゆうひはかくれて
やさしくともをむかえよ
こころのおごとに
ひとたびはしにしみも
むくいをのぞまで
みたまなるきよきかみ
いのちのみことば

佐々木先生の合唱曲集Ⅰから

すすき
よしきり
光のお宮
我は幼く

休憩時には男声合唱と女声合唱

Adoramus Te
今は若き子
夏の夜の星
谷間の水車
水車
茨垣

後半は合唱曲集Ⅱから

空しく老いぬ
美しき
はるかに
雲雀

緑の森よ
はるかに
アヴェ・ヴェルム・コルプス
グロリア

最後に

夏の夕べ

で練習を終えました。今回はかつての先生のお弟子さん(女性)が一人参加してくれました。男性が少なめでしたが、充実した練習でした。

練習後も残ったメンバーで讃美歌をたくさんうたってきました。月一度のハーモニーの時間、うれしい一日でした。

(25.0k)