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月別アーカイブ: 2018年12月

「辻井伸行 奇跡の音色」

辻井伸行奇跡の音色

「辻井伸行 奇跡の音色」
恩師・川上昌裕との12年間の物語
神原一光
アスコム

今評判の盲目ピアニスト:辻井伸行さんの成長物語です。楽譜を見ることができないでピアノを弾くということはどういうことなのか、この本ではじめてわかりました。恩師:川上さんの歩んだ道も紹介され、辻井さんとの出会い、それから二人三脚での成長過程、興味深く読み進めることができました。

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「春秋山伏記」

春秋山伏記春秋山伏記
藤沢周平
新潮社

山から里に下りてきた若い山伏が村に住み着き、村中の様々な出来事に遭遇し解決しながらながら村の人たちとの絆を作っていく物語。藤沢さんの出身は山形県鶴岡市で修験道の出羽三山の麓、そうしたことから藤沢さんの中には山伏のいる光景が広がっているのでしょうか。武家ものでも江戸の街中ものでもなく今までになかった情景ですが、あたたかいものが流れていて私の好きな藤沢さんの作品の中でもお気に入りの一作になりました。

「津波もがんも笑いで越えて」

津波もがんも笑いで越えて「津波もがんも笑いで越えて」
いのちの落語家が追った3・11
樋口 強
東京新聞

著者は43歳でがんに出会うが、その6年後からがんの仲間と家族だけを招待しての「いのちの落語独演会」を毎年開催している。52歳で退社し、執筆と「いのちの落語講演」を全国に展開している。東日本大震災で被災し、がんと二重の苦しみを抱えている人とも親しく取材し、それが「いのちの落語会・講演会」でも語られる。自身ががんを抱えているからこそ語れるおはなし。「笑いは最高の抗がん剤」なんてことばも登場します。がんとともに生きている方たちと笑いを共有し共に生きている著者、すごい人です。第5章はCDで聴く「いのちの落語-あの日を忘れない」、がんの仲間しか聴くことのできなかった落語をここで聞くことが出来ます。
お薦めの一冊!

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11月の読書メーター

11月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:2192
ナイス数:73

走れ!T校バスケット部 (幻冬舎文庫)走れ!T校バスケット部 (幻冬舎文庫)
読了日:11月30日 著者:松崎 洋
春秋山伏記 (新潮文庫)春秋山伏記 (新潮文庫)
読了日:11月24日 著者:藤沢 周平
津波もがんも笑いで越えて  いのちの落語家が追った3.11津波もがんも笑いで越えて いのちの落語家が追った3.11
読了日:11月20日 著者:樋口強
フジコ・ヘミング14歳の夏休み絵日記フジコ・ヘミング14歳の夏休み絵日記
読了日:11月20日 著者:フジコ ヘミング
こうして店は潰れた: 地域土着スーパー「やまと」の教訓こうして店は潰れた: 地域土着スーパー「やまと」の教訓
読了日:11月19日 著者:小林 久
十万分の一の偶然 (1981年)十万分の一の偶然 (1981年)
読了日:11月17日 著者:松本 清張
下町ロケット ヤタガラス下町ロケット ヤタガラス感想
前作「下町ロケット ゴースト」の完結編。

帝国重工はロケット事業で打ち上げた人工衛星からの位置情報を利用しての農業分野に参入、主人公:佃率いる佃製作所は持ち前のエンジン技術と新分野トランスミッションで帝国重工とともに無人走行のトラクターなど農機の開発・実用化を目指す物語です。競合企業グループとのせめぎ合いに加え、佃製作所を退社して農家を継いだ殿村の周辺、帝国重工内の敵、そして帝国重工を退社している二人の対照的な行方も絡めて、先へ先へと読み進めなければいられないおもしろさでした。
読了日:11月08日 著者:池井戸 潤
天保悪党伝 (新潮文庫)天保悪党伝 (新潮文庫)
読了日:11月05日 著者:藤沢 周平

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