カテゴリー別アーカイブ: 食・農:自然農学びの会

里芋

里芋

日曜日、里芋を収穫しました。里芋の収穫は急ぐことはないのだそうです。土の中にある分には傷まないとのこと。でも木か枯れて日がたつと雑草が茂り、芋の場所がわからない。このあたりだろうと見当を付けて掘るのですが外れることもしばしばでした。ですから多少の掘り残しがあるかもしれません。
そして早速食べ始めました。ふかして皮をむいて塩をつけて、それからゆず味噌で。心なしか皮と中の芋の色が鮮やかなような気がします。ひいき目かな。
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落花生

落花生1
落花生を収穫しました。落花生って不思議ですね、枝から地中に茎が伸び、その先に豆が。自然農(?)では雑草と同居していて、引き抜いた落花生の株やら根やらに絡みついた雑草を丁寧に除きながらの収穫です。そうしたものを自宅庭に持ってきました。

落花生2
まだもぎ取ってない生の豆です。

落花生3
早速塩ゆでして酒のおつまみです。落花生の種一袋がこれだけの落花生になりました。3日ほど楽しめそうです。

サトイモ収穫

里芋収穫
サトイモを収穫しました。自分で掘り出したのは初めてです。一週間おいて乾いた土を落とし、写真に撮りました。
サトイモの木は最も育ったときで30~40cm程度、三井さんのようにはとてもいきません。それでも掘り出してみるとほどほどの大きさの芋がついていました。一株についている子芋は2~3個、もっとよく育つと子芋の数が多くなるのでしょうか。
植えたのは水田に一番近い、今年はじめてできた畝です。作業していると、耕耘している場所の土はベチャッとしていて空気をほとんど含まず固い感じ、それが自然農の畝になると空気を含んで軟らかくなります。今年初めての畝は、その前の年に作った畝に比べるとやっぱり固く、自然により近づいた畝の方がよく育つのかも知れません。
自然農のサトイモ、これから味わってみたいと思います。そのものの味を最も味わうには、蒸して塩で、かな。
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ニンニク

ニンニク

ニンニクを植えて1ヶ月強、よく伸びてきました。
昨年確か10月の「自然農学びの会」で聞いて、その帰りニンニクを仕入れて植えたのですが、なかなか芽が出なかった記憶があります。10月では少し遅いのかも知れませんが、昨年の記憶から「10月になったから植えなきゃ」と。今年は本を見て、ニンニクの株を一個一個に分けたあと薄皮をむいてから植え付けました。そのせいか発芽も早く、それぞれに20cm程の葉が伸びています。植えた数も昨年より多く、来年は今年以上にその味が楽しめそうです。

ニンニク2

ニンニク

ニンニク
ニンニクを収穫しました。昨秋、買ってきたニンニクを畑に伏せて越冬したものです。いつ収穫するのだろうと思いながら日がたってしまい、最近になって本で調べるとどうやら5月頃が収穫時期とのこと。その時期なら茎を引っ張ると球根ごと引き抜けるらしいのですが、枯れてしまった木を引き抜いても幾つかはちぎれてしまいました。遅くなってしまいましたが、掘り出したニンニクはちょっとは小ぶりかも知れませんが立派なものでした。

ニンニク2
早速、味見しようと思います。

畑の花

大根の花
我が家の畑の大根の花、私自身が未熟で思うようには私たちの口に入るように育てられていません。それでも昨秋撒いた大根の種から今花を咲かせています。わずかに紫がかっていますね。

菜の花
こちらはチンゲンサイの花、菜の花はどれも同じような花ですね。春の畑の黄色い花もいいものです。

にんにく

今月の「八ヶ岳自然農の会」はイネの収穫が中心でしたが、野菜についてもにんにくの植え付けを見せていただきました。ノコギリ鎌で土を分けて上部2cmくらい土をかけるだけ、実に簡単なものです。
そこでその日早速、我が家でも植えてみようということに。以前農協の販売所で目にしたにんにくの苗(種にんにく)はひとかたまりが2千円以上もしました。2千円出せば相当量の食用にんにくが買えるはず、「うまくできるかどうかわからないのに2千円の種代は高い」と思い、発芽防止の処理などないことを祈りながら農産物直売コーナーで食用に売られているにんにくを買ってきました。かたまりをほぐして16個、それを教わったように植え付けてちょうど2週間、ご覧のように芽が出てきました。発芽は9/16、50%強の成績。これからまだ出てくるのでしょうか、ともかくこれも育ち始めてくれました。
にんにく

自然農の会に行ってきました

 今日は「八ヶ岳自然農の会」に行ってきました。いつものように田畑の作業を見せていただきながらの3時間です。暑い中でも参加者は約40人、講師役のMさんはいつものように編み笠を頭にかぶり、「つらくなったらいつでも日陰に行ってくださいね」と見ているだけの私たちに気配りしながら炎天下の作業と説明をしてくれました。
 この夏は日照り続きでMさんの畑も水不足(?)、そこでは「人間の知恵が試されている」といったことを話されており、そんな中で見せていただいた水菜と大根の種まき、さすがにいろいろな知恵が詰まったものでした。
 水菜は油菜科の代表、大根はニンジン・ごぼう等の代表として種まきを見せてくれたようです。種まきの場所はチガヤ等の丈の高い草が茂った畝、その草をまず大鎌で刈り払いました。刈り倒された草をノコギリ鎌で切り分けて鍬が入る程度の隙間を空け、そこを鍬で深く刃を入れていきました。土をならして水をまき、乾いた土に水が十分しみこみ落ち着いてからノコギリ鎌の背で溝を作り2~3cm間隔に種まき、手で簡単に土をかぶせた後鍬の背で土を圧着し刈草をかけました。以上が水菜の種まき。大根は、刈草と一緒に土を深さ10cmくらいまで切り分け、草を少しだけ左右に分けます。土の切れ目に沿ってじょうろで十分に水を撒き、種の1粒1粒を指の1節が入る程度に押し込み土を踏みつけて切り分けた草を土が見えないくらいまで寄せて終了。刈草で土を露出させずに行った見事な種まきでした。
 白菜苗の定植も見せていただきましたが、これも植えるところの刈草を切り分けてわずかに土を露出させ、小さな穴をあけてそこにバケツの水。水がしみこみ馴染んだところで苗を植えて刈草を再び寄せる。やはり刈草で土を露出させないことを徹底していました。
 種まき・定植の後に水やりをしても水は表面だけしか潤わせてくれない、その前にたっぷりと水を含ませると土中深くまで水がしみこんで効果的。根の深い草は土の中で切っておくと、深いところから切ったところまで水を吸い上げてくれる。土中に鍬やノコギリ鎌の刃を入れておくと、かけた水が深いところまで浸透する。等々、なるほどと感心させられることでした。

 作業中にMさんが話した印象的なことば、
     「虫もみんな水を求めて必死なんだよね、きっと。」
     「『土を見せない』と固く誓って(作業して)ください。」
     「(今年の)乾燥しているのも必然なんだよね。地球全体ではバランスが
    とれているんだよ。」
ああ、目の前の日照りだけ見るのではなくそんなふうに考えるんだとここでも感心してしまいました。