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「バッタを倒しにアフリカへ」

バッタを倒しにアフリカへバッタを倒しにアフリカへ
前野ウルド浩太郎
光文社新書

学者というのは定職に就くのがむずかしいらしい。ましてや昆虫学というマイナーな学問では・・・・。筆者は「ファーブル昆虫記」を著したファーブルを尊敬する昆虫学者・バッタ学者。バッタといえば大発生で農作物に被害をもたらす昆虫。そんなバッタの研究も研究室内で実験的にとったデータをもとに論文を書かれることが多いのだとか。でも、筆者は果敢にバッタ大発生の地アフリカ:モーリタニアへ、そしてフィールドワークで得られるデータからの研究を目指します。研究のためのスタッフを雇いチームを編成する苦労、フィールドワークが自然条件に左右されて思うように進まない事態など苦難の数々。バッタの生態を研究する「生物学者の生態」を著した本、面白かった。

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3月の読書メーター

3月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:2982
ナイス数:14

親鸞 完結篇下 (五木寛之「親鸞」)親鸞 完結篇下 (五木寛之「親鸞」)
読了日:03月30日 著者:五木 寛之
親鸞 完結篇上 (五木寛之「親鸞」)親鸞 完結篇上 (五木寛之「親鸞」)
読了日:03月27日 著者:五木 寛之
空気は読まない空気は読まない
読了日:03月26日 著者:鎌田 實
親鸞 激動篇 下親鸞 激動篇 下
読了日:03月22日 著者:五木 寛之
文豪ナビ 山本周五郎 (新潮文庫)文豪ナビ 山本周五郎 (新潮文庫)
読了日:03月17日 著者:
親鸞 激動篇 上親鸞 激動篇 上
読了日:03月16日 著者:五木 寛之
西郷どん! 上製版 後編西郷どん! 上製版 後編
読了日:03月14日 著者:林 真理子
親鸞 (下)親鸞 (下)
読了日:03月10日 著者:五木 寛之
親鸞 (上)親鸞 (上)
読了日:03月05日 著者:五木 寛之
野に出た小人たち (1976年) (岩波少年文庫)野に出た小人たち (1976年) (岩波少年文庫)
読了日:03月03日 著者:メアリー ノートン

読書メーター

「親鸞-激動編」 上・下

親鸞-激動編「親鸞-激動編」 上・下
五木寛之
講談社

激動編は親鸞が越後での流刑が解かれるところから。前半は親鸞の信心よりもむしろ外道院の生き方が個性的です。後半は妻:恵信の郷越後をはなれて関東へ、京都時代の旧知の人物も親鸞の協力者として何人か登場、徐々に念仏がひろがっていく様子を物語っています。黒念仏と白念仏、ちょっと話を作りすぎてしまった感じもします。まあ、そのあたりは作者も「あくまでも小説として読んでいただきたい」と書いていますね。親鸞の穏やかな語り口も印象的でした。

完結編も読まないわけにはいかないな。

「野に出た小人たち」

野に出た小人たち「野に出た小人たち」
メアリー・ノートン
林 容吉 訳

「床下の小人たち」の続編です。長く続いた大きな家であぶり出され捕らわれてしまいそうな危機を脱出して、野に出て新しい生活をはじめるアリエッティの一家。(大きな)人間の暮らしに寄り添い頼っていた生活から新たな生活へ、野生児的な小人の少年も登場、またまた大変な危機も訪れますが・・・・。

この巻では小人たちの人間との距離も少し近づいてきているようです。まだまだ話はつづくという終わり方、続々編も読んでみようと思います。

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「西郷どん」(上・下)

西郷どん「西郷どん」(上・下)
林真理子
角川書店

この前、葉室麟さんの「大獄 西郷青嵐賦」を読みましたが、今度は今年放送しているNHK大河ドラマの原作です。京都市長となった西郷さんの子:菊次郎が部下のために父を回想し物語っている形ですすみます。

上巻は西郷さんの若き日の活躍と藩主斉彬の急死、西郷失脚遠流、流罪が解かれるまで、ちょうど葉室さんの本と同じ流れです。人物像はていねいに描いていますが、時代の寵児としての活躍はサラッと書いている印象でした。下巻はいよいよ維新への激流、新政府誕生、そして西南の役まで。やはり駆け足のようにも感じます。ページ数がちょっと足りないかな。でも展開が速く、先へ先へと読み進めてあっという間に読了でした。

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「親鸞」 上・下

親鸞「親鸞」 上・下
五木寛之
講談社

「親鸞」という名を目にすると読みたくなってしまいます。久々の宗教色の強い作品です。「易行道」とか「悪人正機説」とか、独特の思想をよく物語にしたものだなと思います。でもそのために極端な悪人も話の中で作り上げている感じもします。

ここでは親鸞の少年時代から出家、念仏門へ、そして越後へ遠流となるところまで。展開が面白くてあっという間に読み終えてしまいました。続編も楽しみにたいと思います。

「床下の小人たち」

床下の小人たち「床下の小人たち」
メアリー・ノートン
林 容吉 訳
岩波世界児童文学集

日々の生活で何かしら物がなくなっていく。消耗する物もあるだろうし紛失する物も置き場所を忘れてしまう物も。でもそんな物のなくなる原因が床下に暮らす小人の「借り暮らし」のためだというこの小説、おもしろい。人間から借りてきた様々な物を身体のサイズに合わせて小人の生活に活かしていく、そしておはなしにまで仕上げてしまった豊かな想像力、すごいなと思います。

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「創業家に生まれて」

創業家に生まれて
定食・大戸屋をつくった男とその家族
三森智仁
日経BP社

定食屋チェーン:大戸屋をつくった三森久実の成功物語とその生き方・経営理念などを長男である著者が語った本。4章だての最終章は創業者が亡くなった後の社内の不和のこのにも触れている。
何のためにこの本を書き出版したのでしょうか?

後味はちょっと・・・・。

「キラキラ共和国」

キラキラ共和国

「キラキラ共和国」
小川 糸
幻冬舎

テレビドラマ化された「ツバキ文具店」の続編です。主人公はツバキ文具店の若き店主であると同時に代筆屋さん。

この作ではモリカゲさんとQPちゃんとの新しい生活が始まります。まずは「ご近所別居」でスタートし、急がずに少しずつ家族になっていく、面白いですね。最初に登場する手紙は、代筆の仕事ではなくて自身の結婚の挨拶状。それから次々と依頼されて書く手紙もそれぞれいい味わいで、手紙というものの魅力や力を感じます。メール社会化がすすんでも、やっぱり手紙っていいな。バーバラ婦人、パンティさん、男爵、いろいろなニックネームで登場する人たちが主人公:ポッポちゃんを温かくつつんでくれ、モリカゲさんの実家の家族もまた温かい。キラキラ共和国は新しく生まれた家庭のことだったんですね。しあわせ物語かな、これは。

「身体に無理なく痛みがとれる自然形体療法のすべて」

自然形体療法のすべて身体に無理なく痛みがとれる自然形体療法のすべて
-現代医学の常識を打ち破る治療革命-
渡辺葉子
現代書林

私は数年前にひどい転倒をして、その後遺症として右肩から腕にかけて慢性的に痺れを覚えるようになりました。整形外科や整骨院に通いましたが一向によくならない、そんなときにすすめられたのが自然形体療法。4・5回ほど通った結果、その痺れはなくなりました。その治療院で目にしたのが「自然形体療法」について書かれたこの本です。

西洋医学の多くは対症療法のように感じているのですが、この治療法は決してそうではないようです。何かしらの身体の不調を持っている方、こんな治療法があることを知っておいてもいいのではないでしょうか。

でも、残念ながら私の住む山梨にはこの治療をしていただけるところがないんですよね~。

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