月別アーカイブ: 2022年3月

小尾街道巡りウォーク(第6回)

甲斐のむかし道・小尾街道巡りウォーク(6)
岩下公民館~みずがき湖

の報告です。

まずは駐車場の広いゴール地点:みずがき湖に集合、その後5台の車に分乗してスタート地点:岩下公民館へ移動。

 

01_集合

ここ岩下公民館は旧岩下小学校の木造校舎。ここで開会、そして事前の準備体操を終えいよいよウォークスタートです。

 

02_ケミトックス

旧校舎は二棟、そのうち一棟は公民館として利用され、本校舎側は民間会社が利用してグランドには太陽光発電設備が並んでいます。
03_岩下

岩下の部落名の通りこの集落を流れる小森川の右岸は立派な絶壁、写真には写ってないなぁ。

 

04_川沿い

塩川の支流:小森川沿いの道を下ります。

 

05_大渡部落

下りきったところは大渡部落。

 

06_祠

民家の脇に祠が、ここからちょっとした峠越えの始まりです。

 

07_狭い道

いまは使われていないかつての歩道の始まり。道沿いの側溝も落ち葉に埋もれて見えず、「気をつけてね!」。

 

08_石仏脇にあった石仏

09_桜? 早咲きの桜が咲き始めています。

 

10_背後に大渡振り返ると眼下に大渡集落。

 

11_峠に向かう

鳥居峠をめざして道なき道(?)を登ります。切り通しの部分が峠、もうすぐです。

 

12_花下を向いて登っていると、足下の花も自然に目にはいります。

 

13_黄色い花

峠で目にした黄色い花、名前を聞いたんだけど忘れてしまった。

 

14_石割り松1今は峠の下に鳥居坂トンネルが通っていいます。峠を下りてトンネル側を振り返ると右に大きな岩石。

 

15_石割り松2

アップです。大石の上に小さな松が立っており、「石割り松」と呼ばれています。90歳代の年寄りの幼い頃とほとんど大きさが変わっていないとか。石を砕きながらわずかの栄養でここまで育った松、年輪はどんなだろうと想像してしまいます。旧道には「石割り松」の看板が立っていたのですが、この新しい道には表示がありません。

 

16_比志集落塩川対岸の比志集落の一角、左端は築120年の古民家を改装して昨年オープンした宿。こうした古民家宿を求めて来る人もいるんですね。

 

17_比志神社鳥居比志神社の鳥居をくぐって境内へ。

 

18_比志神社の大杉

Googleマップにも登場する「比志神社の大杉」、樹齢500年~600年。山梨県指定天然記念物です。

 

19_神楽殿神楽殿が大きい、床の高さは人の頭よりも上。

 

19-2_石碑神楽殿の奥に立っている石碑。「蚕」の文字が見えますね、かつては養蚕が盛んだった土地柄です。

 

20_比志のエゾノキ神社を離れ塩川北側の斜面、そろそろ畑が終わりそうな位置に立つ「比志のエゾエノキ」。山梨県指定文化財です。

 

21_比志ー津金線比志集落を抜けて山間の道路、この道を逆に向かうと津金に出るのですが、我々はかつてのバス停「三軒屋」へ。


22_塩川の河原橋から見下ろす渓谷もきれいで、冬枯れでない時期にも来てみたいなと思います。

23_樫山に向かう道かつては「三軒屋」から樫山集落へと利用した道をのぼって県道へ。

24_県道県道「増富ラジウムライン」、みずがき湖へ向かう長い上り坂。歩道がないので縦一列で。

25_振り返れば南アルプス振り返って今通ってきた比志集落、そしてはるかに南アルプス。

26_白い苔?道路脇の大きな木の木肌には白いものがびっしり、キノコの一種でしょうかね。

27_小休止展望の開けた場所で小休止、向こうに見えるのは旧増富小の体育館。目的地までもう少しです。

28_昼食場所 着きました、昼食場所兼今日のゴール地点:みずがき湖ビジターセンター。ここで昼食です。

29_午後スタート昼食・充電のあとは紅葉の名所「通仙峡」まで往復です。

30_トンネル通仙峡は塩川ダム(みずがき湖)に沈んだ塩川集落から増富温泉へと抜ける渓谷で、かつてはバスも通った道なのですが、今はバイパスのように自動車道はルートが変わってしまいました。今では通行止めのこのトンネルを抜けるとその通仙峡です。

33_渓谷の道通仙峡に沿った道路は落ち葉に埋もれていて、これはこれでウォーキングには嬉しい。

32_渓谷道路から見下ろす渓谷。こんな渓谷美が延々と続きます。

31_枯葉に埋もれる石仏道路脇でお地蔵様が落ち葉に埋もれて立っていました。バスタオルをマフラーのように羽織っている姿がまた微笑ましい。

34_トンネル 午後の部30分ほど歩いてUターン、再び塩川トンネルを抜け、

35_みずがき湖みずがき湖畔にもどってきました。

36_スタンプ最後にウォーキングダイアリーにこの日のスタンプを頂いて解散。

今回も天候に恵まれました。家を出るときは風が強かったのですが、山間の今日のコースでは風も気にならず楽しくウォークを終えることが出来ました。リーダーさん・サブさん、ありがとうございました。

(57.6k)

2月の読書メーター

2月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:1974
ナイス数:77

小さな山の家にて小さな山の家にて感想
東京に住む小学生が、長野の山で竹紙(ちくし)を漉いているおじいちゃんの「小さな山の家」に行って一緒に竹紙漉きしたり、犬と一緒に山に入ったり、おじいちゃんの仕事を手伝うタイ人の兄妹と働いたりする。
「ブンナよ木からおりてこい」以来の著者の児童文学とのこと。「越前竹人形」という作品では著者の竹紙に対してのこだわりを感じましたが、ここでもこどもの目を通して竹紙への強い思いを綴っています。山の家での生活の情景が生々しく浮かび、できた竹紙がやがては国境を越えてタイの人たちとつながっていく夢のあるおはなしでした。
読了日:02月25日 著者:水上 勉

「福」に憑かれた男 人生を豊かに変える3つの習慣「福」に憑かれた男 人生を豊かに変える3つの習慣感想
父親の死で会社勤めを辞めて長船堂書店を継いだ秀三、はじめこそはどうやって店を大きくしようかと夢見ていたが、やがて近くに大型書店が誕生することになり、しかも近くにはコンビニが・・・・。これでは雑誌も売れなくなってしまう。小さなお店がそんな危機を乗り越えていくストーリー。しかもそれを語るのは主人公に憑いた福の神というのが面白い。
こんな店近くにあったらいいな。実在するこの本屋さんへの著者の思い入れもたっぷり詰まったこの本、一気読みででした。
読了日:02月19日 著者:喜多川 泰

愛は味噌汁 食堂のおばちゃん(3) (ハルキ文庫)愛は味噌汁 食堂のおばちゃん(3) (ハルキ文庫)

読了日:02月16日 著者:山口恵以子
ワンダフル・ライフワンダフル・ライフ
読了日:02月12日 著者:丸山 正樹
松本清張小説セレクション 第3巻 ゼロの焦点松本清張小説セレクション 第3巻 ゼロの焦点
読了日:02月10日 著者:松本 清張
甲斐路 ふるさとの石造物甲斐路 ふるさとの石造物
読了日:02月05日 著者:山梨県
マル暴甘糟マル暴甘糟
読了日:02月05日 著者:今野 敏
トルーシー・トルトルとトラトルーシー・トルトルとトラ
読了日:02月02日 著者:ヘレン スティーヴンズ

読書メーター