梨大31th定演

山梨大学合唱団第31回定期演奏会

31th-1
演奏会パンフレットです。PDFファイルを見る機能がありましたら下記をクリックしてみてください。
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団員数  S:15, A:13, T:12, B:20  Total:60

 

この年のアンコールは以下の5曲でした。

汽車ぽっぽ
待ちぼうけ
夕焼雲
平城山
天国にて(フォーレ「レクイエム」最終曲)

佐々木先生の指導2年目の演奏会です。

1ステージには定期演奏会としてははじめてプログラムに讃美歌が登場しました。このころ唱った讃美歌はこの合唱団の愛唱歌のようです。「ゲッセマネにおける主イエス・キリスト」はバッハの器楽曲を先生が画商用に編曲したもので、歌詞がなくハミング等でうたう曲でした。

2ステージは前年に引き続き、山田耕筰をはじめとする日本の小曲集。分離唱の合唱で唱われる代表曲の「よしきり」も、演奏会ではこの年はじめて登場しました。前年よりもソロを含んだ曲が多かったかな。

そして3ステージ。この年の特徴はなんと言ってもフォーレの「レクイエム」です。これは先生と学生の双方の希望が一致した選曲でした。ア・カペラ合唱ばかり唱っていた合唱団の初めてのピアノ伴奏曲でもあります。伴奏は佐々木先生の下で幼少時からピアノを学んでいたキムラ・ヤスオさん。

最後の曲「天国にて」を歌いおわったときの一瞬の静寂、そして徐々に大きくなる拍手、この曲の世界に浸った聴衆の雰囲気を感じ取れるものでした。そしてアンコールの「汽車ぽっぽ」、最初の汽笛のハーモニー、よかったな~。

この年以後、「汽車ぽっぽ」は梨大合唱団のアンコールの定番曲となっていきます。