月別アーカイブ: 2016年4月

分離唱の合唱 in 国分寺(4月)

4月24日、国分寺の合唱がありました。先月も参加したのですが記録は2ヶ月ぶりです。今回集まったのはS:5,A:4,T:3,B:3の15人、ちょっと少なめでした。
まずは分離唱、そしていつものように讃美歌から、

しずけきいのりの
主よこころみ
ガリラヤのうみべ
神ともにいまして
しずけきかわの
むくいをのぞまで
心のおごとに
ひとたびは死にしみも

と、今回は讃美歌に時間をかけ、

からたちの花

で、前半を終えました。

小休止のあとは女声合唱と男声合唱、お互いに1曲だけと言いながら結局それぞれ3曲。
女声合唱はスクールコーラスから、

月夜
茨垣
山家の秋

男声合唱は、

野ばら
今は若き子
夏の夜の星

練習後半は、

緑の森よ
うぐいす
ひばり
はるかに
すすき
光のお宮
われは幼く
よしきり

以上で練習を終えました。
最近は唱い始めると、「あー、いいハーモニーだな。」と思います。でもしばらく唱っていると???。これって時間とともに耳が慣れてきて至らないところが聴こえてくるからでしょうか、それとも分離唱の効果で働き出した耳が時間とともに働き方がおちてくるのでしょうか?

練習終了後はティータイム・おしゃべり。先月、唱える(唱ったことのある)讃美歌を一覧(番号順と五十音順)にして見ていただいたところ、希望がありましたので、今回10枚ほどコピーを持って行きました。皆さんに見てもらうとさっそくにちょっとミスプリント発見。訂正してから唱い始めました、一覧を見ながら次々と選曲、短時間でしたが讃美歌ばかり18曲。少人数で唱うのもまた楽しい時間です。

第10回さらりと音楽談義

10th音楽談義いつも会場に花を用意してくれています。今回は矢車草の籠を中央に、それを取り囲んでの音楽談義です。

熊本の震災直後です、まずはスタッフから募金の呼びかけがあり、先生からも滝廉太郎は幼少時は竹田市で暮らした、その竹田市の城山も崩れたといった情報も紹介され、被災地に想いを向けつつ音楽談義が始まりました。今回のモチーフは「リズムはゆらぐ」。

まずは先生から、「音楽は大宇宙から受けたリズムで成り立っている」というふうな話がありました。科学は自然を損なうべきではない、(人間の)寿命を全うするように尽くすものであるべきだ。ボタンを押せば食事が出てくるというのは決して便利なことではない。人が動かないで健康になるはずがない。しかし今の科学は全うすべき寿命を縮めているのではないか。ロボットに感情を埋め込むなんて・・・・。ロボットが高校に入学したと言うが・・・・。

先生から「リズムをどんなふうにとらえていますか?」と投げかけがありあました。ある方からは「調子」と、そうして別の方は「鼓動」。「うん、なるほどなー」と感心しながら聞いていました。先生が「余り一つの話題をひっぱてもねー、これが答えというわけではないけれど」と話し出してくれました。古代ギリシャでは「流れ」・「形」をリズムと言った。リズムは決して音楽用語ではなく空間のリズム、時間のリズムなどがあり、時間のリズムの中にあるのが音楽。リズムはあらゆる事物に関連することば、あらゆる事物に使っていいことばなのだそうです。

建築の仕事をされている方が音楽と深くつながっているような話題を提供してくれました。建築につかわれている黄金比のこと、屋根の反り、揺れるからこそ耐久性が得られるやじろべえのこと、そしてそのはなしの続きとして音楽のリズムをメトロノームに合わせてはダメだと言うことに至りました。でも音楽教育ではメトロノームのような一定のリズム、何拍子だから何拍目を強く、といったことを学習する。それを忘れたり捨てたりしなければ音楽にならないことなどに話が及びました。

10th音楽談義2

休憩時にはロールケーキと紅茶を用意してくれました。その時間、先生が「前衛を!」とひとことつぶやいてピアノを弾いてくれました。やさしい感じで始まったのですが、突然驚かされるような音が入ってきたりして度肝を抜かれる感もありました。でも、私は気づかなかったのですが演奏の中には「あんたがたどこさ」などの童謡や荒城の月をアレンジして織り込んであったのだそうです。その演奏の感想を含めて参加者一人一人が一言ずつ語っていったのですが、多くの方がこの演奏から震災をイメージしていたようです。

一人の方が質問しました。「ベートーヴェンの運命の冒頭、指揮者によって演奏が非常にちがうが、そういった演奏はどこまで許されるのでしょうか?」と。先生のお答えは「マチガイ以外は全部正解」。どうやら楽譜というのは音楽をがんじがらめに制限しているものではなく、かなり自由度がある最低限の決まりであるようです。「演奏を聴いて、どういう意味を表しているか考えてしまうが・・・・」との質問には、「それはそれでいいのではないでしょうか。」とのこと。音楽に向き合う考え方、感じ方などひとそれぞれ違っている、そのことを尊重してくれる先生なのだなと感じました。

このあたりでタイムリミット、最後はやっぱり先生のヴィオラ・ダ・モーレの演奏で締めてくれました。振り返ってみると今回のモチーフ:「リズムはゆらぐ」その話題をしっかり話し、聞いていたんですね。

「今月の一曲」を更新しました(16年4月21日)

「今月の一曲」、4月は春を想わせる曲ということで「でんわ」をお聴きいただいていますが、ソースを変えてみました。前回の演奏の一年後の演奏会アンコールで演奏したものです。

どうぞ、お聴き下さい。

 

「今月の一曲」
http://susuki.chips.jp/?page_id=5915

春の野花

桃の花を見にと新府へ出かけました。花はまだまだ咲いているのですが摘花がかなり進んで花盛りとはいえませんでした。ここは武田氏(勝頼)が最後に城を築いたところ、NHK大河ドラマ「真田丸」の冒頭に登場した新府城がそれです。山城の上に建物はないのですが、何十年ぶりかで登ってみることにしました。

イカリソウ城の北側には堀があり、そのほとりにはこれ「イカリソウ」がよく咲いていました。カタクリにもオダマキにもちょっと似ている花です。

アケビこちらはアケビ、赤いツツジを背景に咲いています。

ジュウニヒトエ城に登る道は人が歩くだけの山道、その脇にはなやかな色ではありませんがたくさん咲いていました。調べると「ジュウニヒトエ」と呼ぶらしい。ツルジュウニヒトエという外来種もあるけれどこちらは濃い色、白っぽいのは在来種のジュウニヒトエのようです。でもこの花、個体数がかなり減って心配されているようです。

ハルリンドウそれから「ハルリンドウ」。こちらも歩道脇でみつけました。

菜の花山を下りて桃畑へ、桃の花のピンクとコントラストをなす菜の花が今花盛りです。

桃の花見としてはちょっとタイミングを逃してしまったのですが、おかげで道ばたの草花をゆっくりと観賞出来ました。

桜を追って

久しぶりに家族が揃いましたので桜見物に出かけました。まずは王仁塚の桜、残念ながら残っている花はわずか、葉桜にはちょっと早いかなというところ。桜の写真は諦めて、土手に咲いていた花を紹介します。

ヘビイチゴヘビイチゴの花。かわいい花です。ヘビイチゴとはネーミングがちょっとかわいそう。

ハルジオンヒメジョオンとハルジオン、私には見分けがむずかしいのですが、この時期に咲いているのだからこれはハルジオンのようです。よく見るのは白く細い花びらが一通りで重なりがないのですが、これは重なって厚みがありふんわりとした感じの種類でした。

真原の桜王仁塚はあきらめて武川町の真原へ、有名な桜並木ではなく地元の人に聞いたおすすめポイント。桜の木も観光ポイントほど古木ではありませんが、やはり小道の両側に桜が植えられていていい感じです。かつての開拓地、入植した先人達が農地を切り開きながら一方で桜を植えて憩いの地に育てようとしたんですね。

真原の桜2

「花散らしの雨」・「想い雲」

花散らしの雨花散らしの雨
みおつくし料理帖
高田 郁
角川春樹事務所
想い雲想い雲
みおつくし料理帖
高田 郁
角川春樹事務所

 

「みおつくし料理帖」シリーズにはまっています。これは第2作と第3作、いずれも一冊中に四つのミニストーリーで、既に読んだものと同じような構成です。

主人公:澪がはたらく料理屋の「つる屋」を舞台に持ち上がる難題を克服しつつ新しい料理が創作されてゆく。月に一度板場を手伝いに来る又次のことば、「澪さんもご寮さんも、そりゃあ言うに言えない苦労をしただろうが、それでもやっぱり情ってのに恵まれていただろうから」と言わせていますが、一貫してまさにこれを表現しているように思います。「つる屋」で働く人それぞれが心温かく、料理への情熱、料理の温かさと相まって、どの作品を読んでも満たされる作品です。

(8.9k)

 

「総理にされた男」

総理にされた男総理にされた男
中山七里
NHK出版

 昨年民法で総理とその息子が入れ替わってしまうドラマが放映されました。その原作かなと手に取ったのですが、どうやら全く別の作品でした。

主人公は総理の物まねで笑いを取っている売れない役者。そんな主人公がある日拉致され総理の代役を務めることに。そして訪れる様々な困難を、説得力ある素人目線の語り口でのり越えてゆくドラマ。痛快小説です。

ピアノの調律

我が家にもピアノがあります、アップライト・ピアノ。弾く人がいないまま長年が過ぎてしまったのですが、3年前からピアノを習い始めました。まさに「60の手習い」、全くの初心者です。そこでこの度、10年ぶりくらいに調律してもらうことにしました。

予約の日、調律師さんが我が家に見えて全面の黒い板を外して作業を始めたのですがそこで問題発生。弦を弾いた鍵盤が元に戻るためのバネ、それをハンマーとつなぐ細い糸があるのですが、これが長年の劣化で次々と切れ始めているとのこと。結局この糸を全部取り替えることになり、予想外の時間を要することからまた日を改めてということになりました。

 そして約束の日、作業が始まりました。どのように作業が進むのか、私も興味津々です。

調律1

 まずは鍵盤の数だけの短い糸を必要な長さに切りそろえます。前板を外した後、ねじを外してハンマーを次々と外していきます。変色し劣化してしまった糸を外し、糸を固定していた部分に溶剤を流し込んで接着剤を溶かし、取り残しの糸端を金具でほじり出します。

調律3糸端を外した溝に接着剤を少量落とし、新しい糸を接着していきます。

調律4

糸を装着した木片をハンマーに取り付け、バネにかませ、本体に取り付けていきます。全部付け終わったところでハンマーの位置を微調整。

調律5

 そしていよいよ調律です。中音域の弦にフェルト状のベルトを押し込んで、一音につき三本ある弦の内両端弦が振動しないようにしておいて、中央の弦だけの音を調整します。最初はA(アー)の音、音叉の音に合わせていきます。そこから上下に広げて(多分)一オクターブの音の調正、今度は音叉の音が基準ではなく、合わせたAの音を基準にしての作業。次は中央部ら高音部へ音の調整を広げていきます。ここでは一つの音の三本弦のうち日本を木製風の道具で押さえてまずは一本の音合わせ、それがすむと隣の弦を同じ音に調整、さらにもう一本もと三本弦を続けて調整してしまいます。低温部は二本弦さらに低いところは一本弦、弦の数が少ない分作業がはかどります。そして最後、中音域の左右の弦が振動しないように挟んで老いたベルトを順次外しながら音を合わせた中央弦に合わせていきます。

 と、まあこんな説明で間違いはないのかな。

合間にはいろいろと聴いてみました。

「現代のこと、全ての音を出すチューナーがあってそれで調律というのもあるんではないですか?」
「そういうのもありますよ、でも私は和音をたたきながら調律しますし、その方がよいと思っています。」

「聴いて聴いて」の音楽で育った私たちとしては、こういう調律師さんでほっとします。長年ほったらかしていたピアノ、調律をしても元の音に戻ろうとして、高音部の調律をしている間にもその前に行った中央部の調律した音が戻り始めているとか。調律は基本一年に一回ですが我が家のピアノは半年後に調律した方がよいのだそうです。これからは心改めてメンテナンスをしてあげようかな。

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