「江戸を造った男」

江戸を造った男江戸を造った男
伊東 潤
朝日新聞出版

図書館で薦めていただいた本です、歴史上の人物:河村七米兵衛(瑞賢)の物語。商人でありながら江戸時代初期の土木工事に携わり数々の成果をおさめた人。江戸大火のあと木曽から木材を大量に買い付けて商人としての基盤を築き、その後幕府の命もあって東北の米を運ぶ水運、水田用の大規模な水路の建設、大阪の大河の氾濫予防の工事、新潟の銀山開発等々次々と大事業を成し遂げた人物、知らなかった。

一気読みできるおもしろさ、でも他のものも並行して読んで中途半端な読み方をしてしまいました。

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「三屋清左右衛門残日録」

三屋清左右衛門残日録三屋清左右衛門残日録
藤沢周平
文藝春秋

 

藩の要職を務めていた三屋清左右衛門がその職から身を引き、家督も息子に譲ってゆったりとした日々が始まる。一切の雑事から解放されたが、そのあとに寂寥感がやってくる。そんな江戸時代の武士の姿が現代の仕事をリタイヤした後にやってくる虚脱感や疎外感とまったく重なってくる。藩の派閥争いも見えてくるのだが、不穏な空気にも隠居の身でちょっと距離を置いていられる気楽さが漂い、主人公をとりまく事件なども安心して読み進め楽しめる小説。一冊で終わってしまうのがちょっと寂しいかな。

 

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朝顔ネット張りました

ネット張り朝顔用のネットを張りました。

「いつものように」、と言いたいところですが年一回のこと、どうやったのかなかなか覚えていません。相変わらず試行錯誤の連続のネット張り、結構時間がかかったな~。

朝顔はネットに這わせてこそ元気になります。今年もまずまず早い時期にネットが張れました。これからの成長が楽しみです。

 

「藤沢周平のこころ」

藤沢周平のこころ文春ムック
「藤沢周平のこころ」
オール讀物責任編集
文藝春秋

 

藤沢周平没後20年を記念して編集された本。多くの作家や直木賞の選考委員、藤沢氏の娘さんなどが登場して、それぞれの藤沢作品への思いや藤沢氏の人物像などを語っています。私も藤沢作品が好きで多くの作品を読んでいるつもりではいたのですが、私が読んでいるのはほんの一部。この本に登場する多くの方が藤沢作品を感受性豊かに語っているのを目にすると、また藤沢作品を読みたくなります。これから、話題として登場する作品を書き出して読んでみようと思います。改めて、多くのものを感じられるかな。

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朝顔カーテンへ、スタート

今年も朝顔カーテンに向けて、スタート。

 

朝顔1-2我が家の軒下の朝顔、昨年の6株のうち4株が生き残って芽を出してくれました。株の上に土を山盛りにかけておいたので、寒さをしのげたのかも知れません。これはそのうち一番元気な株です。

 

朝顔1-1

壁際に這った蔓が根を出していくつもの子が出来ているのですが、そこから掘り出して芽を出さない2株のところに移植し、今年も6株で朝顔カーテンを目指します。一番手前と一番奥が移植したもの。

この連休に、2年に1回の木製バルコニーのペンキ塗りを終えました。ペンキが良く乾いたところでできるだけ早くネットを張らなければ。

 

Oピアノ教室&発表会

ピアノ発表会

月一回通っているピアの教室の発表会がありました。私たちの先生は佐々木先生のお弟子さんで、今も佐々木先生を信頼し佐々木先生の教育理念や教育手法に基づいて教えている方です。そのピアノ教室も今年が50周年、そこでこの教室のOBにも声をかけて、20人ほどが集まりました。今まで借りていた古い一戸建てのレッスン室はこれでお返ししてレッスンは先生の自宅に移動しますが、その今までのレッスン室が会場、あまり背伸びせず自然体でできる発表会ということでしょうか。ピアノの前に丸椅子等をならべて聴衆席、こじんまりとした会です。

3年たっても初心者のままの私は先生と一緒にディアベリのやさしい連弾を2曲、さほど緊張していないつもりでも一度つかえてしまうと動揺してしまいますね。「ウ~ン!」という結果でした。

1時間半ほどの演奏時間のあとは弁当を囲んでのレセプション?反省会?OB・OG会?この練習室も最後になると言うことで昔話に花が咲いていました。一般的なピアノ教室のレッスンの手法がどんなものなのか私は全くわからないのですが、私たちが受けているレッスンはまず和音聴音、それから分離唱、そのあとでピアノということになります。それからドイツ音名でというのも特徴かな。

以下、OB・OG達と先生との会話。いずれもレッスンを受けていた小中学生の頃のはなし。

「いきなりCEG(ツェーゲ)とかいわれて訳がわからないままやっていた、CEGがCとEとGだと言うことをずっと後になって知った。」
「佐々木先生は『暗譜をしなさい』とは言わなかった、適当なときに弾いているときにスッと楽譜をとってしまっても弾き続ける。そんな形で自然に暗譜になる。」
「ピアノをやっているからと、クラス合唱の伴奏を任される。耳からはいるレッスンで、クラス合唱の伴奏も耳で覚えたものだから楽譜は使わない。『楽譜はいらないの』ときくと、『どうせ見てもわからないから』と。」(楽譜は見る必要がない、もちろんそれで立派に弾き終えたと言うこと。)
「楽譜を広げて弾くわけではないから、ピアノをやってきたことを家族が理解できない(笑)。」(これは家庭をもってからのこと)
「演奏してつかえたときに楽譜を見てもしかたがない、読めないから。つかえそうなときには目をつぶればそのまま続けられる。」(これは多くのOBに共通することのようです。)

なんていう、このピアノ教室・音感教育ならではの話がたくさん聞けました。面白い!

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御幸路ウォーク4

6回シリーズの御幸路ウォーク、今回が第4回目。石和温泉駅スタート、南甲府駅ゴールの11kmコースでした。

おみゆき路4_01石和温泉駅も今はこんなに広いロータリーと現代的な建物、おしゃれです。

この南口脇の公園に集合、ストレッチのあと出発です。


おみゆき路4_02駅前広場には足湯のエリアも。温泉地ならではのサービスですが、今回はパス。

おみゆき路4_03駅前通を南下して旧国道20号に出たところ、街路に並ぶ塔のようなもの何本かにつるバラが繁って黄色い花が盛りでした。

おみゆき路4_04石和八幡神社に到着。
おみゆき路4_05の神社の随神門内の像、仁王様とか金剛力士像がはいっているという記憶が多いのですが、ここでは若々しいそしてちょっと可愛らしい武将が左右に一体づつ。カラフルで目を惹きました。

 

おみゆき路4_06甲運橋の上から平等川の上流を望みます。


おみゆき路4_07橋を越えたところに「川田の道標」がありました。昔の旅人はこういった道標を頼りに歩いたんですね。左甲府/身延道とか江戸とか彫ったのが見えるのだそうです。

おみゆき路4_08のすぐ近くには水準点がありました。測量の基準となるところ。

おみゆき路4_09

道路脇で目を惹いた白い花、何でしょう?

おみゆき路4_10の地の名家とのこと、庭に入らせていただきました。

おみゆき路4_11二宮神社です。鳥居から先、葡萄畑の中をすすむのがこの地域らしさでしょうか。

おみゆき路4_12詳細はこちらを!


おみゆき路4_13スポーツの盛んな山梨学院の専用グランドで、ここは野球場と陸上競技場が併設されています。今回のコースにはこのほかに屋内練習場、テニス場、もう一つの野球場などなどすごい設備です。この大学からも最近プロ野球選手が誕生しましたよね。それから箱根駅伝で知られる陸上部、環境にも恵まれているんだ。かつては農地が広がっていた所なのですが、今回歩いてみると住宅地域の中にぶどう棚が点在している感じかな。企業城下町という言葉もあるけれど、ここは大学城下町?

おみゆき路4_14ルート脇の神社の藤棚が満開です。大きい花の藤もいいけれど、こういう細かい花のもまたいい。

おみゆき路4_15甲府から来ると旧甲州街道と旧青梅街道の分岐点:山崎の三叉路といわれるところに建つ小さな神社。ここにも道標を発見。

おみゆき路4_16石和から南甲府までの道々、満開のはなみずき並木が印象的でした。

おみゆき路4_17大学の構内で昼食をとらせていただきました。トイレも貸していただいたり、感謝です。正面の建物はトレーニングルームでその外壁にレスリングや柔道などの輝かしい成績が大きく掲示されていました。


おみゆき路4_18午後、大学構内を出発。

 

おみゆき路4_19
おみゆき路4_20

 

 まず向かったのは三ノ宮玉諸神社。御幸祭りではこの神社からも御輿が出るのです。立派な神楽殿が印象的でした。

 

おみゆき路4_21
おみゆき路4_22

十郎川と濁川が合流する地点にある大橋五条天神社。河川の改修工事により川底に埋まってしまった神社をここに移したのだそうです。人がちょうどくぐれるほどの高さの鳥居の奥には小さな石造の社。

 

 

おみゆき路4_23北上して、これから渡るアーチ橋:城東大橋。合流前の濁川と十郎川を跨いでいます。

おみゆき路4_24 おみゆき路4_25最後に熊野神社。

 

おみゆき路4_26予定より30分ほど早く終着点南甲府駅に到着。レトロな雰囲気漂う駅舎です。

この日の予報も上野原の時と同様に曇りから雨、朝方少し雨が舞いましたので今回は雨は避けられないだろうと覚悟を決めてきたのですが、一日降らずにいてくれました。お陰であまり暑くもなくハナミズキを満喫、それからつるバラ・藤、葡萄の花もはじめて見ました。

リーダーさん、サブさん、ありがとうございました。お空の神様にも感謝です。

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田端のしだれ桜

田端のしだれ桜1山梨の桜の時期もそろそろ終局、そこで長野県に足をのばしてみました。ここは長野県富士見町の「田端のしだれ桜」。向こうには八ヶ岳、そして反対には雪をいただいた甲斐駒ヶ岳を望む広い田園風景の中に桜の巨木がありました。

 

田端のしだれ桜2こぶしの木と桜の木が並立していて、一緒に開花して白とピンクのグラデーションを見せるのは数年に一度だそうですが、今年はその貴重な年であったようです。こぶしの花はちょっと遅かったな。でも、こぶしの若葉の緑も混じってこれもまたいいな、と。

ここでは駅から8kmほどのウォーキングコースで桜の巨木が何箇所か楽しめるとのこと。今回はマイカーでしたが、いつか電車で来てみようかな。

「今月の一曲」、更新しました(4月22日)

曲の更新がストップしていましたが、できるようになりました。
WordPressが自動更新され、壊れていたファイルも新しくしてくれたようです。感謝!

というわけで今回更新した曲は「光のお宮」です。この歌の「光」は春の光だと思うんですよね。山田耕筰の名曲であり、分離唱の合唱の代表曲です。

今月の一曲
http://susuki.chips.jp/?page_id=5915

 

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花ももウォーク

「春の上野原 旧甲州街道 花ももウオーク」に参加してきました。

はなももウォーク01スタートは中央本線・上野原駅。いきなり歩き始めました。それも急な階段を一気に上ります。今回は高低差も大きな17km、かなりハードな日程なので先を急いで「スタート前のストレッチも無しなのか!」と思ってしまいました。

はなももウォーク02で、10分程で着いたのが街中の神社。ここで朝のセレモニーと準備体操、駅前にスペースがないための措置だったんですね。そしてここから改めてスタートです。

はなももウォーク03神社から表の通りへ出ると真正面にいきなりこんなレトロなお蔵と青果店。左へ折れて国道20号を西方向へ。

はなももウォーク04メインの通りも昭和の雰囲気です。上野原は名物酒まんの町、早速仕入れました。中にはもう頬張っている人も。
「創業百有余年の酒饅」、「創業明治十五年」の人形店の看板などが見えます。古い町なんですね。

はなももウォーク05表通りから旧甲州街道へ、やっぱりこういう道がいいな~。

はなももウォーク06道路脇には山吹が満開でした、これも春の色?初夏の色?。

はなももウォーク07上野原の町は高いところにあります。その市街地から鶴川に下りていくと、橋の向こうに桜に囲まれた鶴川宿が見えてきました。

はなももウォーク08橋を渡ると迎えてくれるのが「鶴川宿」の看板。いよいよ長い上り坂のはじまりです。

はなももウォーク09建ち並ぶ家々も宿場の面影を残しています。

はなももウォーク10古さを感じさせる蔵。


はなももウォーク11切り通し風な旧甲州街道です。

「タイヤ交換はもう済んだ?」
「以前は家族のもみんな自分でやったんだけどね・・・・。」
「マイカーも今乗っている車で最後かな。」

「我が家なんかね、車はいっぱいあるんだよ。『火の車』だろ、『口車』だろ。」
「その車は替えられないの?」
「できないな~。」

なんていう軽快な会話もこの辺りだったかな。

はなももウォーク12中央自動車道の側道に出ました。上野原の町を見下ろせます。

はなももウォーク13大椚一里塚跡の碑がありました。江戸から1里ごとの表示をしていたという一里塚、この大椚一里塚は江戸から19番目。塚があったのはその手前のこんな所。桜の花びらが積もっています。

はなももウォーク14三つ葉ツツジを見上げて。この花も至る所に咲いていました。


はなももウォーク15樹齢600年、吾妻神社の大杉です。この神社で小休止。境内の中には色鮮やかな千手観音が収められた建物もありました。


はなももウォーク155こんな看板も度々目にしました。旧甲州街道が観光の売りでしょうか?

はなももウォーク16野田尻の宿に向かって下っていくと、白木蓮が見事に咲いている家がありました。

はなももウォーク17野田尻の宿は鶴川宿よりも更に当時の面影を残しています。

はなももウォーク18宿の街道から奥まったところに落ち着いた神社がありました。


はなももウォーク19正午過ぎ、昼食場所:中央高速道下り線・談合坂サービスエリアに到着です。ここまでひたすら登り、よく歩きました。

古き時代の旧甲州街道、宿の雰囲気から現代生活の象徴のような高速道路サービスエリア、ギャップが大きいな。
サービスエリア脇には「ペット霊園」の看板が見えました。そしてその手前の駐車場にはサービスエリアで集められたペットボトルの山が・・・・、面白い!(笑)」


はなももウォーク2035分の昼食時間はあっという間。再び歩き始めました。お昼を食べながら、「あとは下りだから」の嬉しいことばを聞いていたのに、何とまだまだ登り続けるのです。でも、その言葉に励まされていたかな。

はなももウォーク番外1この地の人、申し合わせているのでしょうか。家の周りに桜にツツジ、はなももと花木で花いっぱいにしています。

はなももウォーク番外2民家の庭先にこんな花、写真に撮らせてもらいました。みなさん口々に、「見ない花だね、何だろう?」

はなももウォーク22
はなももウォーク23

この日のウォーク一番の目的地:花ももポケットパーク到着。道上にも道下にも花ももがいっぱい。写真はもうちょっと明るさを調整すればよかったですね。

 

はなももウォーク21そして、ここのベストショットはこれ。色とりどりの花ももに感激です。花ももパークの先、下方に見えるのは中央道上り線の談合坂サービスエリア。

はなももウォーク24さらにその先にはこれから通る大野貯水池。千本桜がここからもちょっと見えます。

はなももウォーク26花ももパークの先もまだ上り坂、いつまで登るんだろうと・・・・。でもやっと下り坂となりました。これがまた急坂、膝に負担がこないようにと、歩幅を小さくしてちょこちょこと懸命に健脚のリーダーを追います。


はなももウォーク27大野貯水池です。桜の花もそろそろ終わり、花びらが湖面に浮いた風景も一興です。


はなももウォーク28桜も入れて一枚。

はなももウォーク29このウォークも終局、どこにも桜が。

はなももウォーク30着きました、終着地:四方津駅。

午後からの雨予報もあり先を急いだウォーキングでした。カメラは全てオートモード、それでも立ち止まってシャッターを押している間に置いて行かれるようなスピード、きつかった。でも最後まで雨にあわず、曇り空のおかげで暑すぎず、そして花いっぱいのウォーク、最高でした。

リーダーさん、サブさん、ありがとうございました。

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