沼津インターからは沼津御用邸方面を目指しましたが、右折地点を見過ごしてしまい、引き返すために横道にはいりました。
Uターンする場所を探していましたがやがて大クスノキを発見、かなりの名刹のようです。急ぐ旅ではありませんので、そこで車を止めて見学することにしました。
右の山門には左右に立派な二王さまが立っていました。この山門と比較して、クスノキの大きさがわかっていただけるのではないでしょうか。
山門から中をのぞくと、ほとんど落葉してしまった桜並木に挟まれてまっすぐの長い参道が、その先にはまた巨木がありそうです。
その参道の先には石段と門構え、その右には大銀杏が立っていました。ネットでさがすと、この銀杏と先ほどのクスノキは推定樹齢400年とのことです。石造りの門構えには小窓(?)などの時代を感じさせる装飾が施されています。
参道の両側にはいくつもの坊があり、それぞれが立派な構えです。この門の構え、白壁の塀、緑葉と紅葉、感心してしまいました。
別の坊の門上の紅葉、門の屋根上下の明暗と紅葉の対照がきれいでした。
予期せぬ史跡は嬉しい誤算でした。今度は桜の花の時期・紅葉の盛りの時期に来たいものです。
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