今日、NHK「みんなのうた」で山田耕筰の「ペィチカ」が流れていました。ペィチカはロシア風の暖炉のことで、この番組では暖炉で薪が燃えている映像を見せながら声楽家が独唱で歌っていました。声楽家が歌うこの曲はそれはそれでいいのでしょうが、私はこの曲を聞くと私たちが唱った「ペィチカ」がよみがえってきます。
増田順平さんの編曲したこの曲は「からたちの花」という増田さんの編曲集の中に納められています。もちろんア・カペラ曲で、
「ルンルンルンルン、ルンルンルンルン、・・・・」
と降ってくる雪を表現するこの編曲は最高です。唱っている私たちも、地上から空を見上げ軽くフワッとした雪が上空から次々と舞い降りてくる幻想的な世界を感じたものでした。
そんな合唱での「ペィチカ」、また味わいたいものです。