私たちの高校時代、たしか愛唱歌と呼ぶものがありました。声をかけていただいた同窓会に、せっかくだから愛唱歌の楽譜を持参しようと思い、先輩に当時歌っていた曲目を聞いてみました。
「よろこびの歌」
「夏の夕べ」
「はるかな友に」
「さようならみなさま」
「汽車ポッポ」
出てきたのはこの5曲。人数分コピーして持参することにしました。楽しめるかな!
でもふと思ったのです、愛唱歌が何でこんなに少ないのだろうと。どうやら「愛唱歌」には暗黙の定義があるようです。愛唱歌の条件は、
・みんなが覚えていること
・どこでも歌えること
・もちろん楽しめること
そんなところでしょうね。そしてその裏に潜んでいる私の中の定義は、
「ア・カペラ曲であること」
だったのです。愛唱歌が少ない原因は、当時うたっていた曲がほとんどピアノ伴奏曲だったということのようです。それが学生時代はほぼ「合唱=ア・カペラの小曲」だったのです。卒業から○十年たった今でも集まった機会に楽譜の用意があれば数十曲が歌えるのです。もちろんハーモニーは怪しいですが、何せもうすっかり「耳をとじて」いるのですから。それでも、そんな機会に唱えることはうれしいことです。
高校の同窓会は本日、曲目は少なくてもやっぱり楽しみ、懐かしい顔顔も楽しみです。
「愛唱歌」
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