カテゴリー別アーカイブ: 工芸品:鏝絵

鏝絵5

今日は休日、朝食の前にマイカーを5分ほど乗り出してそこからウォーキングを始めました。北から南に延びる低い尾根の西側にある道路は、この時期の暑い朝の日射しを山の木々が遮ってくれて、快適なウォーキングコースです。

八ヶ岳(中小倉)
歩き始めてすぐの所から八ヶ岳を望みました。前面に田園が広がり、そのむこうに集落、さらに遠くに八ヶ岳、なかなかの景色です。この部落は「小倉」、読めますか?「こごえ」と読むんですよね。それをこの地方では甲州弁で訛って「こげー」と呼んでいます。
この集落に入っていくとありました、鏝絵が。
鏝絵(中小倉①)

それからもう一つ、この蔵は傷みも見えるのですが鏝絵は一段と繊細でカラフルです。でも注意してみるとワシ(orタカ)の形がそっくりです。作者は同じなのでしょうね。土蔵を白壁で上塗りし更に装飾に鏝絵まで施す、これは豊かさの象徴。田圃の広がる豊かな集落だからこそなのかも知れません。
鏝絵(中小倉②)

本日のウォーキング
歩行距離 : 6500歩
歩行距離 : 5.1km

鏝絵4

今日のウォーキングでも鏝絵を見つけました。まずはこちら、
鏝絵(若神子1)
蔵印の下まで板壁で囲まれており、全て塗り壁の蔵とはまたひと味違いますね。この蔵も戦時中の「墨のぬりたくり」の被害に遭っているようです。よくていねいに黒くしたものです。

それからもう一つ、
鏝絵(若神子2)
こちらも相当歴史のありそうな雰囲気ですがカラフル。波打ち際の岩場の亀、それから太陽でしょうか。蔵は火災を嫌うということで、蔵印には水に関係する鏝絵が多いのだそうです。時には「水」とかいてしまったりしますが、絵柄なら波があったり、竜や亀なども水にかかわる題材というい事だそうです。

鏝絵3

休日の昨日、少々欲張ってのウォーキングでした。川を越えてとなりまちへ、たいそう立派な蔵をもった家を見つけました。
壁も黒く、歴史を感じさせる蔵です。
御領平1

戦時中、蔵の白壁は爆撃機の標的になりかねないということで、炭を塗りつけて黒くしたそうですね。母の実家は特別立派なわけではありませんが、蔵の白壁が黒く薄汚れてその原因を聞いていました。木炭をつぶして水に溶き(懸濁させ)これを白壁に塗りつけたのだそうです。そしてこの作業、当時男手は戦争に召集されてなく、老人と女性の手で行われたのだそうです。
この壁のこの黒さ、同じ理由なのでしょうね。忘れかけた記憶が浮かんできました。この立派な鏝絵ももとはもっとカラフルだったのかもしれません。
御領平2

9日のウォーキング・データ
歩数 : 8947
距離 : 7.34km
時間 : 71分
10日のウォーキング・データ
歩数 : 10260
距離 : 8.41km
時間 : 80分
(57.5k)

鏝絵2

正月休みは昨日で終わり、歩くためにはまた少し早起きしなければなりません。で、今日は本当に暗いうちに歩き始めました。今日のコースでは何ヶ所か鏝絵を見ることができました。
田屋3
これは家紋かな?

田屋2
将棋が好きなのは家主さんでしょうか、それとも左官さんでしょうか。

田屋1
今日のコースで一番の力作、芸術品です。

本日のウォーキングデータ
歩数 : 6667
距離 : 5.47km
時間 : 52分
(57.0k)

鏝絵

「鏝絵(こてえ)」というのを知っていますか。
この夏、NHKのローカル番組で北杜市に点在する鏝絵について紹介していました。土蔵の外壁、切妻屋根の棟のすぐ下の部分に蔵印とよばれる円い飾りがあり、そこには家紋が描かれることも多いようです。蔵の壁塗りを委託された左官職人さんによっては更に装飾性の高い立体的な絵柄を鏝を使って描いた、これは土蔵の仕上がりに左官職人さんのひとつのサービスとして制作したのだそうです。

早朝ウォーキングをしていてこの鏝絵が描かれた土蔵を発見しました。
鏝絵1

こんな近くにもあったんですね。そこで近づいて1枚・2枚。
鏝絵2

壁の上部は黒く色を塗り分けて四隅には装飾的な唐草模様も配していますが、何といっても蔵印の部分の鏝絵が目をひきます。
鏝絵3

どうですか。
これから鏝絵にこだわって歩いてみようかと思います。
(55.0k)