さらりと音楽談義の会場:南アルプス市市民活動センターを会場にして以下の演奏会があり、聞いてきました。
南アルプス☆セレナード vol.6
南アルプス市ゆかりの音楽家三人が奏でる声楽の夕べ
ソプラノ 亀澤望微
テノール 芦澤真一
ピアノ 栗原香織
プログラム
ヴェルディ作曲 オペラ『椿姫』より「乾杯の唄」
やなせたかし作詞 木下牧子作曲
__「ひばり」「ロマンチストの豚」「犬が自分のしっぽを見て歌う歌」
武満徹作曲
__「うたうだけ」「島へ」「小さな空」
久石譲作曲 「Stand alone」
ミュージカル『オペラ座の怪人』より 「All ask of you」
サルバトーレ・カルディロ作曲 「カタリカタリ」
ヘンデル作曲 「私を泣かせてください」
F.サルトリ作曲 「君と旅立とう」
私は声楽にはあまり馴染みがありません。「乾杯の唄」、私にとってこの曲は映画「オーケストラの少女」で印象深いのですが、またちょっと違った趣でした。やなせさん作詞の曲、「あのアンパンマンの・・・・」で始まった曲の紹介、こうして話してくれると楽しいそれぞれの曲が一層楽しくなります。久石譲「Stand alone」はドラマ「坂の上の雲」の主題歌としてうたわれた歌。「カタリカタリ」、イタリア・カンツォーネとして聴いてはいましたがこういう恋の歌だったとは・・・・。
主にソプラノの亀澤さんの司会・進行ですすみました。曲目は声楽に馴染みの薄い人でも聴いたことのあるようなものを選んで構成されていたようです。しかも親しみのある解説付き、オペラとミュージカルの違いに触れてくれたり、演奏者の方の学生時代のことなどちょっと話してくれたり。美声の歌声に聴き入ると同時に楽しいスピーチもあり、あっという間の1時間半でした。フロアの小さな部屋にぎっしりと椅子を並べて間近で聴くのもまたいいものですね。
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