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発芽しました
植物工場(つづき)
やっぱり何かいおうと思います。(笑)
鶏卵のための養鶏にはケージ飼いと平飼いがありますね。ケージ飼い・・・・鶏が一歩も動けないような小さなずらりと並んだケージの中に入れられて、自動的に流れてくる配合飼料をついばみ、卵を産み落とすとそれはころころ転がってケージの外にでてきます。こんなところにも、
・鶏は配合飼料でしっかり栄養的に管理されています。
・鶏が土にも排泄物にも触れることがなく、衛生的に飼育されています。
・だから鶏が病気になる心配もわずか
・産み落とされた卵もまた衛生的
・日光に頼らず、人工照明で産卵量を大幅に増やせます。
なんてセールス・トークが聞こえてきそうですね。そうしてこんなところ、植物工場とそっくりだと思いませんか。
鶏卵については平飼い・・・・地面に放し飼いをして草も虫もついばみ、適度に歩き回っている健康的な鶏が産む卵が、少々高値でも消費者に受け入れられてスーパーにも並んでいますね。ケージ飼いで、鶏の正常なあり方よりもハイペースで卵を産み続け、やがて産まなくなった鶏を廃鶏というそうですね。この廃鶏を引き取って平飼いにしておくとまた生命力が戻って卵を産み始めることがあると聞いたことがあります。ケージ飼いがいかに乱暴な飼育方法であるかを物語っているのではないでしょうか。
「植物工場」で生産される野菜、それが私たちの健全な食を支えるものかどうかという視点で考えてみるべきなのでしょうね。
植物工場
都留にできた「植物工場」
蛍光灯で無農薬栽培
今朝の新聞にこんな見出しの記事が載りました。
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温度や湿度、光量などを人工的に調節して野菜を栽培する「植物工場」、
その中を見せてもらった。
雑菌が入らないクリーンルーム
品種は多様
降り注ぐのは蛍光灯の光
病原菌や害虫の心配がないため、完全無農薬栽培
野菜は発泡スチロールの板に開けられた穴から生え、
板は栄養素を溶かした培養液に浮かべてある。
ウレタンマットに種をまき、発泡スチロールに植え替える
畑で栽培すると1年半から2年かかるものが1年未満で収穫
「安定して安全な野菜を生産できるのが工場の強み」
「工場はコストがかかる分、付加価値の高い野菜を作る必要がある」
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そういえば、発光ダイオードで照らしたブドウが甘くておいしいくて、これから店頭にも登場するそうですよ。
何といったらいいんでしょうかね?
春の味覚
畝
自然農みかん
山形紀行⑨-自然農の田圃
3日目はFさんの田圃の見学からスタートでした。

Fさんの田圃は東根の盆地から小さい沢に少し入ったところにあります。その沢は昔はみな田圃だったのでしょうが、今ではほとんどが果樹畑で、ラ・フランス畑の中を車で走っていきました。この沢の耕地の一番奥にFさんの田圃が位置しています(もっと奥も耕地だったのでしょうが)。自然農法と言いながらきれいに除草され、機械に頼らずに作業しているFさんの苦労が想像されます。今年は増水して川から水をひいているホースが流れてしまい、探し回っても見つからなかったとのことです。そして増水のたびに川の流れが変わっていくのだそうです。そういえば私の実家の田圃でもそんなことがあったのを思い出しました。このあたりは野生動物の食害も多いらしく、途中で見た果樹畑はみな野生動物の外を防ぐための電気柵が設定されています。しかしFさんの田圃にはこれが設置されておらず、動物の入った様子があるともうかがいました。さらに近づいてみると昨夜のものかと思われる新しい足跡も田圃の中に残されています。近くにあったアケビの実は野生動物に食べられて空っぽでした。
前日夕は「籾摺り」を見せていただきました。今はコンパクトな籾摺り機があるのにビックリです。Fさんはお米を籾で保存して、必要に応じて玄米にして食べているそうです。こうしてできたばかりの玄米に麦・雑穀を加えて炊いたものをごちそうしていただきました。
サツマイモの植え付け
記者の目-遺伝子組み換え作物
毎日新聞「記者の目」に遺伝子組み換え作物について述べられていました。見出しは、
「輸入するだけの遺伝子組み換え作物
国が率先し栽培・検証せよ
食料戦略の国民的議論必要」 です。
まずはショッキングな数値が載っていました。昨年夏、アメリカ中西部では
・大豆栽培面積の92%が組み換え
・トウモロコシ80%
・綿86%
組み換え作物を栽培している方のはなし
「100%組み換えを栽培。おかげで殺虫剤はほとんど使わず、雑草退治は除草剤を1回撒くだけ。収量も増えた。」
米国農務省や環境保護局(EPA)の担当者の説明
「労力の削減、収量の増加、農薬使用量の減少などメリットが大きい」
「害虫に強いトウモロコシの普及で有機リン系殺虫剤の使用量が大幅に減った」
日本の消費者の抵抗感
・GM作物の花粉が飛んで近縁の植物と交雑するおそれ
・GM作物を食べ始めて10年あまりで、安全だというには食経験が浅すぎる
・巨大企業の種子支配を許さない
・いくら科学的に説明されても何か不安
こうした批判、不安の声には耳を傾けなければならないが、賛否の議論というにはほど遠い。このままでは遺伝子組み換え技術で他の国に大きく水をあけられてしまう。GM作物を実際に栽培してその是非を検証し、そのうえでやめるのか、独自のGM品種開発をするのか議論すればよい。
とまあこんな論調でした。
まず気になるのは「食料戦略」ということば。食料は「戦略」ですかね。農薬を使い続けるのがいいのかGM作物を栽培してたとえば害虫に対する毒素を持っている作物をつくるのがいいのかという選択を迫っているようです。しかしこの二つ、天秤にかけるようなものでしょうか。どちらもNoといいたいですね。






