やっぱり何かいおうと思います。(笑)
鶏卵のための養鶏にはケージ飼いと平飼いがありますね。ケージ飼い・・・・鶏が一歩も動けないような小さなずらりと並んだケージの中に入れられて、自動的に流れてくる配合飼料をついばみ、卵を産み落とすとそれはころころ転がってケージの外にでてきます。こんなところにも、
・鶏は配合飼料でしっかり栄養的に管理されています。
・鶏が土にも排泄物にも触れることがなく、衛生的に飼育されています。
・だから鶏が病気になる心配もわずか
・産み落とされた卵もまた衛生的
・日光に頼らず、人工照明で産卵量を大幅に増やせます。
なんてセールス・トークが聞こえてきそうですね。そうしてこんなところ、植物工場とそっくりだと思いませんか。
鶏卵については平飼い・・・・地面に放し飼いをして草も虫もついばみ、適度に歩き回っている健康的な鶏が産む卵が、少々高値でも消費者に受け入れられてスーパーにも並んでいますね。ケージ飼いで、鶏の正常なあり方よりもハイペースで卵を産み続け、やがて産まなくなった鶏を廃鶏というそうですね。この廃鶏を引き取って平飼いにしておくとまた生命力が戻って卵を産み始めることがあると聞いたことがあります。ケージ飼いがいかに乱暴な飼育方法であるかを物語っているのではないでしょうか。
「植物工場」で生産される野菜、それが私たちの健全な食を支えるものかどうかという視点で考えてみるべきなのでしょうね。
食物工場??には、天候や病害に左右されない均一な食べ物を大量・安価?に得ることが出来そうですが、果たして本当にそれを「安全な食べ物」と呼んで良いのか少し疑問に思います。