カテゴリー別アーカイブ: 音楽:梨大合唱団

「演奏会の記録」ページ

私たちの先輩である「大草原のヤス」さんが、佐々木先生が見える前の梨大合唱団の演奏会記録をブログに掲載しています。

菜の花畑 分離唱により耳をひらいたハーモニー
http://naohana-batake.sakura.ne.jp/wp/

そこで、それ以降の演奏会の記録をはじめてみました。とりあえずは佐々木先生のご指導1年目の第30回定期演奏会です。演奏会パンフレットをPDFファイルで見えるようにしてみました。理事や顧問の先生のことばなどからも当時の雰囲気・受け止め方などの一端が読み取れるのではないでしょうか。

演奏会の記録  山形南高OB合唱団および梨大合唱団の演奏会一覧
梨大30th定演  山梨大学合唱団第30回定期演奏会のページです

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今年は、「ハモる同窓会」③

翌日は6:30起床、朝食は7:30からということでしたのでやはり朝ウォークに出かけました。JR清里駅まで上り坂、そしてそのあとは線路沿いに小淵沢方面に。涼しい清里で1時間弱、5km超のウォークでした。

朝食後、残った10人で萌木の村を1時間ほど散策。一番印象的だったのは雑木の肌や小枝を生かした、ソリをひくトナカイ。折角ですからここで記念写真。

萌木の村1

トナカイは先頭が大きく、だんだんと小さく作ってあり、遠近感を演出していました。
周辺の建物のバルコニーや窓々には花がきれいに飾ってあります。こういう演出は観光地ならではでしょうか。
萌木の村2 萌木の村3

それから遊歩道脇のアート。様々にリスがあしらってあり気に入りました。
萌木の村4 萌木の村5

ウォークの後残ったのは7名、ちょっと離れていますがカレーの美味しい「珈音」さんに足を伸ばして昼食。かつての録音をBGMとして2時間ほどのゆったりした時を過ごして解散しました。

 さすがにこの日は寝不足もあり唱いませんでしたが、今回のOB会、今までになくうれしい響きに触発され参加した皆さんもかつての情熱が戻ったかのようによく唱いました。初めの分離唱・カデンツと耳をすましてのハーモニーから、唱っていくと徐々に耳がおろそかになっていくのは避けられません。でも私達の願いの「ハモる同窓会」、今年は実現できたかな。久しぶりに再会する人たちで40年も前に唱ったア・カペラ曲を何十曲と唱えるのもハーモニーの中で唱っていたからこそなのでしょう。学生時代に当たり前のようにあったハーモニーのある生活、それから遠ざかった今もこうして集まりハモれることはうれしいことです。

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今年は、「ハモる同窓会」②

さて、本来のメインイベントの夕食会です。最上学年の方の音頭で乾杯などちょっとしたセレモニーのあとしばらく歓談、そして恒例になっている参加者個々の近況報告。これがまた長くなるんですよね、進行係としては長くならないようにとちょっとは釘をさしておくのですが。全員が定年退職年齢を過ぎていますが、仕事のこと、家族のこと、音楽その他趣味のこと、それぞれが抱えている健康上のこと、健康法等々話し出すと止まりません。でも夫妻(団内結婚)で参加の二組は一緒に話してくれて、これで進行におおいに貢献していただきました。先生のご家族にもおはなししていただき、それから持参した当時の写真がまわってきたり、娘さんの仕事の関係でこの時期には珍しいブドウ(巨峰かな)が配られたり、2時間半ほどのなごやかな楽しい時間でした。

そしてまた唱いはじめました。もう一人の当時の学生指揮者Aさんのリードです。数曲唱って最後の曲はやっぱり讃美歌「夜はふけわたにぬ」。宿泊せずに帰る方はタイムリミットとなり、みんなで庭に出てお見送りして夜10時。ここで一旦各自宿泊室で就寝の準備を整えて(ここはこれがセルフサービス)また集合。

男声が6人ほど戻ってきたところで男声合唱がはじまりました。

Adoramus Te
夏の夜の星
今は若き子
すすき
聖なる心にのみ
Aura Lee
進めわが同胞よ
Standchen
Zum Sanctus

これで用意した男声合唱の楽譜全曲、途中から宿泊する男声が全員揃って9名で唱いました。それから女性も集まってきてまたまた混声、唱いはじめました。12時頃一旦お開きとして楽譜を回収しマイカーに積み込んでしまいました。このあとは残りたい人が残って酒を酌み交わしながらの歓談の時間かと思っていたのですが、楽譜がなくなっても「こんな歌があったよな」、「こんな風な曲、どんなだっけ」なんて言いながらまた唱い出すのです。結局一旦しまった楽譜をまた持ち出して1時すぎまで。

OB会4

これはその午前様の風景、まだ楽譜を手放せずにいます。最後は「オレもう駄目、先に寝る」という人が一人出たところで本当のお開きとなりました。

どこでどの曲を唱ったか、記憶が定かではないのですが、「これは唱ったな」という曲はこんなところかな。

よろこびの歌
今様
荒城の月
浜辺の歌
背くらべ
汽車ポッポ
叱られて
洗濯ばあさん
中国地方の子守歌
埴生の宿
平城山
はるかな友に
待ちぼうけ
山河抄

以上、用意した楽譜ア・カペラ曲ばかりの61曲中57曲、よく唱いました。

今年は、「ハモる同窓会」①

毎年恒例となっている梨大合唱団OB・OG会が先日開催されました。今年は山梨県北杜市清里に会場を移しての開催です。何と言っても宴会場にグランドピアノがあること、そして窓は二重サッシでこの部屋が夜遅くまで使えるのです。「歌う同窓会にはぴったりの会場」と、ここに決めました。

さらに今年は恩師:佐々木先生の奥様と国分寺の合唱の指導者でもある娘さんにも参加いただきました。残念ながら先生のご家族は日帰り、そこで今年は「午後4時には唱いはじめましょう」とその時刻に集まったのがこの人数。いつもは集まったところで楽譜の差し替えをするのですが、今年はその時間を節約しようと楽譜の準備は終えてきたのです。このように座卓の上に小皿・箸・おしぼり・カセットボンベなどが並べられて配膳を待つ会場で唱いはじめました。
OB会2

はじまりはもちろん分離唱。そのスタートは佐々木先生の娘さんにリードをお願いしたのですが、まずは当時幼年だったMさんが国分寺の合唱では今指導者であることを紹介しました。分離唱の時間もいつもの指導に比べてたっぷり時間をとったように思います。そしてカデンツ。ウーン、なかなかいい響き。それから讃美歌を唱いはじめました。先生が梨大に見えて一番最初にやった讃美歌「ガリラヤの湖畔」、こうして曲になってもかつての響きを思い起こされるものでした。つづけて、

主よこころみ
しずけきかわの
むくいをのぞまで

ここからは用意した曲集を順に、

みどりもふかき
ゆけどもゆけども
しずけきいのりの
いつくしみふかき
つかれしものは
主よみもとに
かいぬしわが主よ
夕日はかくれて
ナルドのつぼ
神ともにいまして
みたまなるきよき神
こころのおごとに

OB会3

会場の配膳が始まりましたので、邪魔にならぬようにとこんどは庭に出て唱うことにしました。とにかく屋外でもどこででも唱った私達の合唱団です。お空の下で唱うのは最高です。ここで当時の学生指揮者:Oさんにリードを交替していただいて、まずは愛唱歌から、

夏の夕べ
ともに手をとり
元気に笑え
草原の別れ

代々唱い継がれた

光のお宮
よしきり
われは幼く

それから、

三匹の蜂
君を去りて
霜のあした
緑の森よ
青い小鳥

といったところ。

 

OB会1

同じ施設にこの日宿泊の若者の団体が前方の建物を出入りするのですが、そんな若い女性が数人玄関前の私達のところに向かって下りのスロープになっているところに座り込んで私達の合唱を聴いてくれたりして、こちらもちょっぴりいい気分。宴会開始時刻を30分ほどオーバーして約2時間唱ってしまいました。そして食事前に屋外で記念撮影。このとき既に参加予定21名中20名が集まっていました。

ところで、写真で皆さんが胸に掛けている白いものが見えますか。当時幼少だった佐々木先生の娘さんにメンバーの名前がわかるようにと、国分寺の合唱のメンバーでもあるEさんが名札を作ってきてくれました。当時は合宿というとこういう名札を用意して胸に掛けていたので、これもまた懐かしさも感じる先輩の粋なはからいでした。

OB会5

 

合唱団OB会、間近か

 

例年行われている梨大合唱団OB・OG会が今週末に開かれます。私達の学年だけで始まったこの会も数年前から前後あわせて3学年の集まりに、そして今年はさらに上の学年もはいってのものになりました。今年は幹事もまわってきて、現在その準備に追われています。

 

OB会楽譜そして楽譜が、今まで積み重ねてきたものに若干手を加えて完成しました。20ポケットのクリアブック2冊に表紙と目次、それから最後にあとがきを加えて、残りは75ページ。そのページが全て埋まり、これでもう曲目も増やせなくなりました。中身は小曲ばかり、すべてア・カペラで61曲です。1冊目の表紙は佐々木先生からの年賀状から読み取ったこけしの絵、2冊目は毎年夏合宿で利用したお寺の境内の風景写真と、ちょっとこだわってみました。

今年はピアノのある会場で、ちょっとはハーモニーを取り戻したいな。

 

梨大合唱団5枚目のLP

梨大合唱団の5枚目のLPの内容をアップしました。関心のある方、以下をご覧下さい。

梨大合唱団第5回東京公演

この年のメインはビクトリアのミサ曲。2枚セットのときもあったんですね、知らなかった。私はLPをあまり持っていないのです。

最後から数曲前には学生指揮者による演奏ものっています。2枚組ということもあり、この年はコンサートで唱った曲全てを収録したのではないでしょうか。

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合唱団同窓会

恒例の梨大合唱団同窓会がありました。前後3学年の集まり、今年は17名の参加でした。

合唱団同窓会1

会場に4時集合、しばらくの歓談の後歌い始めました。最初は部屋の中、そして夕暮れ時は宿の前庭にて。やっぱり外で歌うのは気持ちがいい。歌い出すと止まらず、夕食の時間を30分ほど遅らせてしまいました。

宴会、各自の近況報告、そして宿泊室に戻ってもなお遅くまで歓談は続きました。相部屋の3名の方に明朝のウォーキングの約束をして、就寝は1:30くらいだったかな。

そして寝坊もせず予定通り6:00に4人そろってウォーキングに出発しました。

合唱団同窓会2

 

まずは宿の前の温泉ホテルが建ち並ぶ通りを東進。中央に川が流れ、その両岸には自動車レーンとの間に桜並木と徒歩用の木道が用意されており、なかなかよい雰囲気です。

合唱団同窓会3

やがて笛吹川の土手に出て河川敷のサイクリング道路を北東方面に向かいました。

合唱団同窓会4

南方向に視線を向けるとこの手前の山塊のの向こうに富士山の頭が顔を出しています。例年に比べて雪が多いため、いまもまだ超頂上付近は真っ白です。そして少し東寄り、山間に水平方向に見える白い直線は建設が進んでいるリニア新幹線の線路です。

本日のウォーキングは75分、7000歩超でした。

 

梨大合唱団CD、入手しました。

耳をひらいた学生たちのハーモニー梨大合唱団CD:「耳をひらいた学生たちのハーモニー」を入手しました。5枚組、税込価格10,000円です。送料はかかりますが、送ってもらうこともできるようです。

詳しい内容はこちら

製作過程では選曲・曲順・間合い・装丁など業者さんとの様々なやりとりがあったそうです。企画から一年余り、CDづくりって大変なことなんですね。

帰宅して早速、一枚目:讃美歌集を聴いてみました。懐かしい梨大の讃美歌です。

小曲中心に157曲、佐々木先生の合唱指導の歴史を代表する混声のハーモニーではないでしょうか。大事に聴いていきたいと思います。

梨大合唱団CDが完成

「山梨大学合唱団のCDが完成した」、との連絡をいただきました。といっても今の梨大合唱団ではありません。

1973年~84年の12年間、この合唱団は分離唱をもとにした合唱指導で有名な佐々木基之先生の指導を受けました(はじめの3年間、私もこの一団員でした)。この12年間で山梨(甲府)での定期演奏会の他、11回の東京公演、2回の大阪公演、静岡公演・御殿場公演を各一回行っています。この12年間の演奏会録音をもとに5枚のCDにまとめる作業が先生のご家族の手ですすめられ、今回完成したとのお知らせをいただいたのです。

今週末は実物を手にすることができるでしょう、楽しみです。
詳しい内容が分かりましたら、また紹介したいと思います。