佐々木先生が梨大に指導に来ていた当時、先生のお弟子さんが練習の見学(?)によくみえました。夏合宿には特に多くの方がみえ、自炊の合宿の炊事を手伝ったりしながら練習を見学してくれました。先生の指導は12年間にわたりましたが、その7年目の昭和54年(私はとうに在籍を終えている頃ですが)の夏合宿の見学に見えたお弟子さん方が寄せてくれた合宿の感想手紙が当時の団内誌に掲載されています。そういう方達がこの合唱をどんな風にみていたのか、感じていたのかは大変興味深いものがあります。
そこでこれらの文章を順次掲載させていただこうと思います。とりあえずはお一方の文章、「M.Yさんからの手紙」を掲載させていただきました。
投稿・寄稿
http://susuki.chips.jp/?page_id=1470
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梨大合宿の感想1
http://susuki.chips.jp/?page_id=4984
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「M.Y.さんからの手紙」読ませてもらいました。あらためて梨大合唱団、殊に佐々木先生との出会い後は、理想郷ではないかという想いを感じました。すすきさんが本当に几帳面に、熱心に綴っていていただけるのには頭が上がりません。感謝の至りです。こうした努力の積み重ねが尊いものを産み出すのだと思います。
私も梨大合唱団に所属していたことを大変誇りに思っていますが、世間一般にはあまり知られていないのも事実で、大変悲しい思いをしたことを連鎖的に思い出します。かつて市内の合唱団に所属していたころです。その合唱団の指導者は、その合唱団に縁が深い高校卒業後、東京芸大声楽科を出られた若い人ですが、合唱経験については私の目から見れば、失礼ですがお粗末としかいえない指導だったのです。勿論、その指導者の立場を尊重したうえで、休憩時間などに、私の経験からハーモニーの大切さを語ったのですが、或る時突然、仲間のメンバーから「あなたの考えは間違っている。梨大なんて聞いたこともない。指導者の言うことが正しいんだ。」という言葉を浴びせられたのです。もう、それは悪意を持って私に向けられた言葉としか思えませんでした。誰かが扇動したのかとも思いましたが、私はもうこういう人たちとは一緒に合唱は出来ないと、退団しました。お聞き苦しい話でまことに恐縮ですが、世の中にはいろんな人がいるもんだと、ちらっと眼を通していただければと思い、コメント欄を汚してしまいました。ごめんなさい。
大草原のヤスさん、コメントありがとうございます。
私たちが経験したような合唱のこと、ハーモニーのこと、他人に伝えるのはむずかしいものですね。その人の経験にとらわれずに聞いていただけたなら、きっと理解していただけるのだと思うのですが。そして理解が広がれば巷でいつでもどこでもハーモニー、そんな夢を描いてしまいますね。
不快な思いをされているのも大草原のヤスさんの熱い思いがあるからこそと思っております。