「床下の小人たち」

床下の小人たち「床下の小人たち」
メアリー・ノートン
林 容吉 訳
岩波世界児童文学集

日々の生活で何かしら物がなくなっていく。消耗する物もあるだろうし紛失する物も置き場所を忘れてしまう物も。でもそんな物のなくなる原因が床下に暮らす小人の「借り暮らし」のためだというこの小説、おもしろい。人間から借りてきた様々な物を身体のサイズに合わせて小人の生活に活かしていく、そしておはなしにまで仕上げてしまった豊かな想像力、すごいなと思います。

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