「花のれん」

花のれん花のれん
山崎豊子
新潮文庫

朝ドラ「わろてんか」は吉本興業の女主人がモデルとのこと。その原作というわけではないけれど、同じ吉本興業の女主人をモデルにしたこの小説、読んでみようかなと借りてきました。

大阪の呉服店に嫁いだ多加だが夫は道楽好きで店はつぶれてしまう。実家に借金をして夫とともに場末の寄席を買い取り、夫亡き後は女席主としての道を歩んで行く物語。300ページほどの小説での一代記は小気味よいほど話の流れが速く、あっという間に読み終われそうです。

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