Webの地図上に「東根の大ケヤキ」ということばが載っていて見てみたいなとの思いも少しはあったのですが、山形を訪問した時には頭の中から消えていました。でも、Fさんの自然農の田圃を見学した帰り、「大ケヤキを見ていこうか」と声をかけていただいて即座にお願いしました。その大ケヤキは小学校の敷地の端に豪快に立っていました。
山梨の我が北杜市にも「田木畑木(たぎはたぎ)」というなかなか立派な双子のケヤキがあるのですが、木の衰えと修復の痕が痛々しくなってしまっています。しかしここのケヤキは幹が数段大きく、できたうろを塞いだあとも控えめで、樹勢も段違いに上です。巨木はいいものですね、こんな木を毎日眺めて暮らす小学生の心の中にも何か大切なものが育っていることでしょう。私たちもこの木の回りを歩いたり遠巻きにして見上げたりでしばらくの時間をすごし、巨木を堪能してきました。