「春雷」

(祥伝社・1600円 ※書籍の価格は税抜きで表記しています)

「春雷」
葉室 鱗
祥伝社

またまた葉室作品、今年3月発行の新刊本です。この人の作品、今まで読んだものはすべて時代ものでした。江戸時代の地方小藩を舞台にした小説、そして武士とその近くの女性を描くことが多いようです。

今回は藩財政立て直しのために悪役を全て引き受けた鬼隼人と呼ばれる主人公、一緒に干拓の仕事に携わる人食い七右衛門、大蛇の臥雲、あとから加わる玄鬼坊とよくこういう名前を集めたなと思いますが、わかりにくい主人公の背景や真意が最後に解き明かされていく感じです。

今回はストーリーには少々強引さを感じてしまいましたが、正義がかたられていくのはやっぱり面白いなと思います。

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