「二年間の休暇」

二年間の休暇1

二年間の休暇2

「二年間の休暇」
J.ベルヌ 作
朝倉 剛 訳
太田大八 画

 家内の友人お勧めの本、お借りして読みました。

嵐の中無人島に漂着した15人の少年たち+犬1匹が協力して生活し、無事生還するまでの物語です。訳は淡々とした印象です。漂着してからの2年間が語られどうなるのかと思っていたのですが、後半は仲間割れが起きたり、訪れた危機が少年たちを再び団結させ危機と同時に島を脱出するチャンスが訪れるという内容。後半は一気に読み切りました。

そういえば「十五少年漂流記」というのがあったなと調べてみると、元は同じものでした。「十五少年・・・・」は簡略化されたもので、日本ではこちらが先に出版されたとのこと。私も少年時代に読んだ記憶はあるはずなのですが、この本を読んでいても記憶がよみがえることはありませんでした。おかげで初めて読んだという印象です。「二年間の休暇」は完訳本で、こちらの方が書名も原題に忠実であるとのことです。

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