「春の上野原 旧甲州街道 花ももウオーク」に参加してきました。
スタートは中央本線・上野原駅。いきなり歩き始めました。それも急な階段を一気に上ります。今回は高低差も大きな17km、かなりハードな日程なので先を急いで「スタート前のストレッチも無しなのか!」と思ってしまいました。
で、10分程で着いたのが街中の神社。ここで朝のセレモニーと準備体操、駅前にスペースがないための措置だったんですね。そしてここから改めてスタートです。
神社から表の通りへ出ると真正面にいきなりこんなレトロなお蔵と青果店。左へ折れて国道20号を西方向へ。
メインの通りも昭和の雰囲気です。上野原は名物酒まんの町、早速仕入れました。中にはもう頬張っている人も。
「創業百有余年の酒饅」、「創業明治十五年」の人形店の看板などが見えます。古い町なんですね。
上野原の町は高いところにあります。その市街地から鶴川に下りていくと、橋の向こうに桜に囲まれた鶴川宿が見えてきました。
橋を渡ると迎えてくれるのが「鶴川宿」の看板。いよいよ長い上り坂のはじまりです。
「タイヤ交換はもう済んだ?」
「以前は家族のもみんな自分でやったんだけどね・・・・。」
「マイカーも今乗っている車で最後かな。」
「我が家なんかね、車はいっぱいあるんだよ。『火の車』だろ、『口車』だろ。」
「その車は替えられないの?」
「できないな~。」
なんていう軽快な会話もこの辺りだったかな。
大椚一里塚跡の碑がありました。江戸から1里ごとの表示をしていたという一里塚、この大椚一里塚は江戸から19番目。塚があったのはその手前のこんな所。桜の花びらが積もっています。
樹齢600年、吾妻神社の大杉です。この神社で小休止。境内の中には色鮮やかな千手観音が収められた建物もありました。
こんな看板も度々目にしました。旧甲州街道が観光の売りでしょうか?
野田尻の宿に向かって下っていくと、白木蓮が見事に咲いている家がありました。
正午過ぎ、昼食場所:中央高速道下り線・談合坂サービスエリアに到着です。ここまでひたすら登り、よく歩きました。
古き時代の旧甲州街道、宿の雰囲気から現代生活の象徴のような高速道路サービスエリア、ギャップが大きいな。
サービスエリア脇には「ペット霊園」の看板が見えました。そしてその手前の駐車場にはサービスエリアで集められたペットボトルの山が・・・・、面白い!(笑)」
35分の昼食時間はあっという間。再び歩き始めました。お昼を食べながら、「あとは下りだから」の嬉しいことばを聞いていたのに、何とまだまだ登り続けるのです。でも、その言葉に励まされていたかな。
この地の人、申し合わせているのでしょうか。家の周りに桜にツツジ、はなももと花木で花いっぱいにしています。
民家の庭先にこんな花、写真に撮らせてもらいました。みなさん口々に、「見ない花だね、何だろう?」
この日のウォーク一番の目的地:花ももポケットパーク到着。道上にも道下にも花ももがいっぱい。写真はもうちょっと明るさを調整すればよかったですね。
そして、ここのベストショットはこれ。色とりどりの花ももに感激です。花ももパークの先、下方に見えるのは中央道上り線の談合坂サービスエリア。
さらにその先にはこれから通る大野貯水池。千本桜がここからもちょっと見えます。
花ももパークの先もまだ上り坂、いつまで登るんだろうと・・・・。でもやっと下り坂となりました。これがまた急坂、膝に負担がこないようにと、歩幅を小さくしてちょこちょこと懸命に健脚のリーダーを追います。
大野貯水池です。桜の花もそろそろ終わり、花びらが湖面に浮いた風景も一興です。
午後からの雨予報もあり先を急いだウォーキングでした。カメラは全てオートモード、それでも立ち止まってシャッターを押している間に置いて行かれるようなスピード、きつかった。でも最後まで雨にあわず、曇り空のおかげで暑すぎず、そして花いっぱいのウォーク、最高でした。
リーダーさん、サブさん、ありがとうございました。
(15.6k)