月別アーカイブ: 2011年7月

あじさい寺②

妙法寺太鼓
石段を登り切ると本堂の庭が広く広がっており、本堂の前では太鼓の演奏をしていました。地元のグループ、メンバーの多くは女子小中学生の様子で、一生懸命演奏する姿はいいものですね。ほとんどの客はこの太鼓演奏に見入って(聴き入って)いました。鐘楼の上の特等席にも多くのひとが陣取っていました。

妙法寺鐘楼から
鐘楼に上がってみると、先ほどくぐりぬjけた山門が下手に見えそこまでの間はあじさいでいっぱい、「あじさい寺」ですね。

妙法寺裏山
本堂の裏山には遊歩道があり、こちらにも多くのあじさいが咲いています。裏山から撮った庫裏も手前には青いあじさいが自ずと配置されてしまいます。
寺を後にするとき、ボランティアの方々に
「来年もおいで下さい。」
と声を掛けられました。ここにお住まいの方々みんなでつくり上げている「あじさい祭り」なんですね。

あじさい寺

「あじさい寺」といえば鎌倉の某寺が有名ですが、山梨にも「あじさい寺」と呼ばれる寺があります。一度行ってみたいと思いながらもう何年も経過していましたが、先日行ってきました。

妙法寺山門
国道を南下して甲府盆地の南端、富士川の大きな支流二つが合流して山間に入っていく手前で右折し、山間の小さな流れに沿って上っていくとやがてこの妙法寺にたどり着きます。こんな小さな集落の中にある寺にしては驚くような立派な山門が現れました。この前の週末から始まったこの寺の「あじさい祭り」もこの日が最終日、駐車場へのルート表示があったり地区の案内ボランティアがいたり。
「立派な寺なんですね。」
と話しかけると、
「本山ですからね。」
との答えが返ってきました。

妙法寺石段脇
この山門を抜けるとすぐにまた石段が始まります。石の大きさがそろわずに組み合わせてある特徴ある石段なのだそうですが、その傷みも相当なものです。この石段の両脇の斜面には檜林の下草のように一面あじさいが植えられています。見上げると上の段に鐘楼があり、そこまでの斜面が花盛り。

妙法寺アジサイ
広い範囲が花盛りでも写真にすると点の集まり、そこでアップの花もご覧下さい。緑鮮やかな葉の中に、紫の花びらに囲まれた青い細かな花。絵になりますね。

木陰ウォーク

いよいよ7月夏本番、この夏は早くに梅雨に入ったとは言え雨は少ないですね。山梨は連日の猛暑です。

アザミ
こんな時期の休日ウォークは林が日射しを防いでくれそうなところを選んで、車でちょっとお出かけし歩き始めます。道路を挟んで西は田園地帯、東は山林のこのコースは昨年何度か来た夏のコースです。歩き始めて間もなく見つけたのがこのアザミ、色鮮やかでした。

花と蝶
しばらくすると山林の中に向かう無舗装の道路があり、はじめてこの道を選んでみました。この時期の林の中のウォークは快適ですね。オカトラノオの白い花に蝶が留まっていました。

白い花
水田用の水路が通っていました。これを横切ると林の中も一段と乾燥してきます。そんな中で白い小さな花を見つけました。葉が見えず、茎が地面からスッと立ってその先に咲いています。ネットで探してみたのですが、まだ名前がわかりません。

森の小道(小倉)
この林の中の小道はこんな雰囲気、道上の栗の木が切られながらもたくましく面白い形に育っていました。このコース、休日にはまた来てみようかな。
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