カテゴリー別アーカイブ: 音楽:私の音楽ノート

同窓会

今年も母校(?)梨大合唱団同窓会にいってきました。私達の学年だけの集まりが、昨年から前後3学年合同の同窓会になりました。集まったのは総勢22名、佐々木先生が山梨に見えた年の団員のほぼ半数です。会場は甲府市内のホテル、宿泊の人と日帰りの人がいます。

私は早めに行こうと思ったのですが、突然の急用で会場に着いたのは午後5時過ぎ。まず集まる場所は男性が宿泊する畳の大部屋です。私ではなく(笑)、私の持って行く楽譜を皆さん待ちかまえていました。楽譜の整理が終わったら6時まであとわずか、それでも早速合唱が始まります。讃美歌を3曲ほど唱いました。

6時からは宴会室に移動して各自の近況報告がありました。毎年出席している人の1年間の近況、卒業以来初めて再会した人の三十数年分の報告等々を楽しく聞きました。

8時半頃からカラオケルームに移動し、例によってカラオケ装置には壁の花になっていただき合唱が始まります。宿泊ルームに電子ピアノを忘れてきてしまって音叉で音をとって歌い始めたのですが、ちょっと・・・・。すぐに取りに行って改めて分離唱からスタートです。分離唱の威力、やっぱりハーモニーがよくなりますね。久しぶりに歌う人たちがいきなり合唱なんて無謀でした。それから約3時間、ほとんどお酒も飲まずに歌い続けです。最後の讃美歌なんてかつてのハーモニーの味わいをちょっぴり取り戻せたかな。かつての録音魔で今回記録に徹してしまったSさん、「いいよ、いいよ」の連発でした。

カラオケルームが終わると日帰りの方たちが帰られ、宿泊組は宿泊室に戻って酒を酌み交わしながらの語らいの時間が、長い人は夜の白むまでだったそうです。

思い出すとおもしろいこと、近況報告の中で遅れてくる人のことを、「○○さんは9時までにはくるそうです。合唱には出られるそうです。」と、本番は宴会ではなくその後の唱う時間であるかのような言葉でした。

再度、てまり唄

 前回、母の子ども時代のてまり唄を書きました。私にとって、てまり唄といえば何といっても「まりと殿様」です。
    てんてんてんまり てん手鞠
    てんてん手鞠の 手がそれて
    どこから どこまでとんでった
    垣根をこえて 屋根こえて
    おもての通りへ とんでった とんでった
    おもての行列 なんじゃいな
    紀州の殿さま お国入り
    金紋 先箱 供ぞろい
    お駕籠のそばには ひげやっこ
    毛槍をふりふり やっこらさのやっこらさ
    てんてん手鞠は てんころり
    はずんでおかごの 屋根のうえ
    「もしもし 紀州のお殿さま
    あなたのお国の みかん山
    わたしに 見させて下さいな 下さいな」
    お駕籠はゆきます 東海道(とうかいどう)
    東海道は 松並木(まつなみき)
    とまり とまりで 日がくれて
    一年たっても 戻(もど)りゃせぬ
    三年たっても 戻りゃせぬ 戻りゃせぬ
    てんてん手鞠は 殿さまに
    だかれて はるばる 旅をして
    紀州はよい国 日のひかり
    山のみかんに なったげな
    赤いみかんに なったげな なったげな
 合唱で唱ったこの曲、たのしかったな。旋律の裏で流れている「てん、ててんてん」がまりが弾む情景、いかにも弾んでいるようなこの軽快なリズムに乗って参勤交代の時代の情景がコミカルに流れていく合唱が今でも脳裏に焼き付いています。最後にはてまりが赤いミカンになってしまうなんて、なんて楽しい結末でしょうか。

夏の夜の星

今週はBSで大作映画をやっていますね。昨日は「風と共に去りぬ」、今日は「十戒」でした。8時から始まって12時近くまで、考えてしまいますね。

昨日の「風と共に去りぬ」は9時からのつもりで9時過ぎにチャンネルを回したところ、もう始まっていました。まもなくアトランタを脱出するシーン。「あれ、この脱出シーンはこんなに早かったっけ」なんて思っていたら、放送開始は8時でもう始まって1時間以上が過ぎていたのでした。

この映画の中にはなじみの曲が何曲か顔を出します。中でもひときわ気を引いた曲、「あれ、この曲なんだっけ」とやけに親しみを感じる曲、「夏の夜の星」でした。山形南高OBでさんざん聴き、私たちもよく唱った男声合唱曲、これが日本語でないと「何だっけ?」になってしまいます。私は思わぬところでこんな曲が流れると喜んでしまう合唱好きです。

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デュエットのハーモニー

今、NHKの朝ドラ「だんだん」で主役の双子ちゃんがデュエットをしていますね。曲名は「恋のバカンス」で、かつてザ・ピーナッツが歌った曲です。デュエットが聞こえると「さて、ハーモニーは?」と聞き耳を立ててしまいます。何でもこの二人は現実の世界でも歌手デビューしたとか。しかしハーモニーは「うーん」、まだまだ発展途上のように感じます。残念ながら聴き合って唱うことを全く教わってないようです。聴き合わなくてデュエットを歌う、これは大変なことでしょうね。それぞれがしっかり音取りをして、その音程で歌うんでしょうね。だけどその元のザ・ピーナッツの歌はどうかというと、最近になって聞いたのですがこれがまたすごいハーモニー(?)です。歌唱力のある二人がそれぞれに自分の音程で歌っているのでしょうね、まさに二人の音がケンカをしているのです。

デュエットでハーモニーが聞けないのかというと、そんなことはありません。昨年、懐メロ的なヒット曲集のCDを聞かせていただいたのですが、ベティー・アンド・クリスの「白い色は恋人の色」なんかいいハーモニーではないでしょうか。耳を使う合唱に出会う前の子供の頃聞いた記憶でも「きれいだな」と思ったのですが、かなりハーモニーに敏感になった(?)今聴いてもやっぱり「きれいだな」と思います。

クリスマスの讃美歌

自然農を教えてくれるTさんが毎週木曜日、整体を教えてくれます。整体というとどこか身体の具合が悪くなって治療するものと考えがちですが、ここで教えてくれる整体は未病のもの、普通の生活をしている人が身体を整え、より健康な生活ができるためのもののようです。ウィークデーの夕方というと都合の合わないことも多いのですが、この夏から何度か参加させていただいています。

この方はギターを弾いて歌うこともあると聞いていましたし、その場所にピアノもあるのです。そこで思い切って「クリスマスの讃美歌を唱ってみませんか」と提案したところ、快く了解していただきました。日は25日、まさにクリスマスの日の整体でしたのでグッドタイミングでした。Tさんと女性一人、それから私たち夫婦の四人でバランスは最高(?)。

整体が終わったところで、それではと分離唱の話やら私たちの経験した合唱の話やら少し紹介した後、分離唱から始めました。はじめての分離唱は指示された音が全くわからないということも多いと思うのですが、このお二方は私たち二人と一緒にすぐにその世界にはいっていただけました。分離唱の次はカデンツ、そして「きよしこの夜」の合唱に挑戦しました。四声で歌うのは本当に久しぶりです、やっぱりいいものですね。歌い終わってからもお茶をいただきながらしばらくお話ししましたが、私たちのようなこんな合唱に大変理解を示してくれました。

ちょっとハッピーなクリスマスでした。

ブラザーズ・フォア東京コンサート

 BS2で「ブラザーズ・フォア2008東京コンサート」を見ました。学生の頃LPで聴いて以来です。懐かしい曲がたっぷり、しっとりと歌い上げていました。
 でもねー。メンバー全員がなぜか楽器を離しませんね。アナウンサーは「すばらしいハーモニー」なんて持ち上げていますけどね。やっぱりア・カペラが聴きたいな。そして男声のハーモニーも。

「あやのね」演奏会

知り合いの方から演奏会のチケットをいただき、聴きに行ってきました。隣の隣の市を本拠地とする女声合唱団です。この地域はどうやら山梨では合唱が盛んな土地、そしてこの地の出身で活躍の場を県外に広げている合唱指導者がいます。そして今回聴いてきた合唱団はこの方の指導を仰いでいるのです。

この合唱団、結構平均年齢の高い合唱団でした。でもさすがによく洗練されている声でした。全部で二十数曲だったでしょうか、そのうちア・カペラ曲は1曲だけで残りはすべてピアノ伴奏付きでした。ア・カペラばかり唱っていた私たちにとっては、少々違和感を感じます。でも、これが普通なんですよね。

第4ステージは「アンニー・ローリー」やフォスターの「故郷の人々」など、なじみのある小曲集でした。歌詞が変わると曲名も変わってしまうようです。プログラムを見てはさっぱりわからなかったのですが、そんな知ったメロディーが登場するとホッとしますね。じっくりと聴かせてくれました。

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クラリネット・オン・ザ・タウン@海岸寺

「クラリネット・オン・ザ・タウン@海岸寺」というコンサートに行ってきました。演奏者は、田中正敏・プチ・パヴィヨン(クラリネット)・名倉ゆみこ(朗読)さんでした。
このコンサート、クラリネット愛好者の知人に教えていただきました。「吹奏楽の人はめいっぱい吹いてしまうんですけどね。この先生はかるーく音を出すんですよ。」というような話を聞いていたのです。
会場は私たちの町にある海岸寺というお寺。紅葉はもうほぼ終わってしまいましたが、会場となった建物の背景には竹林が広がり、演奏会ホールとは違った窓越しに緑がたっぷり見えるいい雰囲気でした。開演には少々遅れてしまったのですが、すぐに会場に入れていただきました。田中さんのやわらかなトークを挟んでのクラリネットソロやアンサンブルです。
最初に聴いたのはホルストの「惑星」の中の「ジュピター」、平原綾香さんの歌の方が有名ですかね。でも、クラリネットのジュピターもいいですね。知人に聞いていたとおり、本当にやわらかな音で聴き入ってしまいました。それから、東大寺で演奏するために作曲されたとかいう曲がありました。寺の梵鐘とのコラボレーションでしたが、曲と鐘の音とが実によくマッチして独特の世界を醸し出していました。
そらべあ
田中さんは環境活動も熱心にされている方だそうです。「そらべあ」というホッキョクグマの兄弟のお話を創作され、生演奏のクラリネットをBGMにしての紙芝居がありました。演奏の合間に急いでの一枚です、実際はもっといい雰囲気なんですけどね。写真で伝えるのはむずかしいですね。
アンコールは武田節、クラリネットの音を背景に詩を朗読、そしてそのあと田中さんのやわらかな音色の武田節がつづきました。山梨の聴衆へのサービスでした。
おかげで、はじめてのクラリネットの音の世界に浸ることができました。

大野靖之さんコンサート

表記のコンサートを聴いてきました。20歳代半ばのシンガーソングライターの大野さんがトークを交えながらピアノとギターを使い分けての弾き語りでした。軽妙でサービス精神旺盛なトークと歌で聴衆を惹き付け、後半には多分これがメインだと思われる14分ほどの長い曲がありました。「22歳のノート」という曲だったかな、7年前に亡くなったお母さんを中心にして家族のことを織り込んだ歌でした。そういう家族のことを話した後でこの曲を歌ったのですが、歌詞を追いながら聴いていると思わず涙ぐんでしまいます。会場もシンと聴き入っていました。

私はこういったソロのコンサートは多分初めての経験です。どんな感じなんだろうと興味津々で聴きに行ったのですが、大野さんの歌の世界にどっぷりとつかることが出来ました。しかしちょっとだけ注文をつけると、きれいで伸びやかの声で歌い上げる歌はすごいなと思うのですが、同時に現代の音響機器による音響効果を聞いているようにも思えてくるところがあります。そしてこの音響効果がその人の感性をヴェールに包んでしまって見えにくくしてしまうようにも思うのです。マイクを通した歌を聞きなれない私は、音響効果のないもっと裸の歌を聴きたいと思ってしまいます。下積みの頃はストリートライブをやっていたそうですが、そんな歌を聴いてみたいなとも思ったコンサートでした。

今年も、にわか合唱団

このところ恒例のイベントに向けた合唱団が、今年も誕生しました。この合唱団につきものの1曲+ポピュラーな2曲という構成で、何とたった2回の練習でステージに上がるという大胆な計画です。まあ、回数を重ねればよくなるというものでもないかも知れませんね。

今年選曲されたポピュラー曲は「少年時代」と「Believe」、いずれもピアノ伴奏付きの2部合唱です。「少年時代」は昨年か一昨年か一度歌いましたが、今年の編曲は大分シンプルになり唱いやすくなった感じがします。こういうポピュラーな曲っていろいろな編曲があるんですね。「Believe」はNHK「生きもの地球紀行」のエンディングテーマとして長い間親しまれた曲です。この曲もまたシンプルな編曲で唱いやすい感じです。
今日はその練習の2回目で、本番のステージでの練習でした。前回はピアノのある部屋での練習、2部屋に分かれて音取りのパート練習の後ピアノの部屋に集まっての合唱でした。狭い部屋で「聴いてね」という指示の全くない全体練習、それは大変なハーモニー(笑)でした。今日の練習はちょっとしたステージ、声が分散してしまうせいか前回ほどの思いはありませんがそれでもね・・・・。

迷言が二つ、

「私は迷惑をかけないように、後ろで唱います。いちばん端で唱います。」
「上のパートのとなりで唱うと、つられてしまって。今日は離れているから唱いやすい。」

よく聞く言葉ですがふと考えてしまいます。迷惑をかけないためには前ですよね。「他のパートがきこえるのは自分のパートを唱う妨げになる、きこえない方がいい。」なんて耳をふさいでいることを自己申告しているようなものです。「耳をひらく」の逆を行っていて、これではハーモニーは望めませんね。でもこれが私たちの受けた音楽教育であることは確かです。ハーモニーする耳を、ハーモニーする心を教えて欲しいものです。そして学校を卒業した人たちが「集まったらハモろう」なんていうことになるといいと思うんですがね。
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