カテゴリー別アーカイブ: ウォーキング

甲州街道を歩く(最終回)

創立20周年記念甲州街道ウォーク第14回 (最終回)

金沢宿〜下諏訪宿

昨年三月からはじまった甲州街道ウォーク、いよいよ最終回を迎えました。この日は金沢宿最寄り駅:中央本線青柳駅から下諏訪まで二十?km。参加者は約90名。

 

01_集合雨の日が続く中、この日だけは絶好のウォーキング日和。9:30駅前に集合して、まずは開会のセレモニーです。

 

02_川沿いスタートしてすぐはこんな川沿いウォーク。

 

03_金沢宿間もなく国道20号に出ました。ここは金沢宿、宿の面影を残す建物も並んでいます。

 

04_矢ノ口矢ノ口交差点、ここは原村への入口でもあります。

 

05_田んぼの中を田んぼの中の平坦な道をすすみます。

 

06_こんな風景が続く進行方向にはこんな景色がしばらく続きました。

 

07_49里塚ありました、一里塚。ここは日本橋から四十九里。

 

08_中央線を渡る中央線を渡ります。

 

09_川沿い幾分か下り坂のこんな道は快適。

 

10_北アルプス前方に北アルプスが見えてきました、さすがに高いところは冠雪しています。

 

11_大きな家街道沿いの大きな家、

 

12_古い蔵そして古い蔵。

 

13_米屋さん茅野のまちに入りました。古さを取り入れたこのお店はお米屋さん。

 

14_かんてん蔵そして「かんてん蔵」。

 

15_鏝絵1-1鏝絵蔵発見!この蔵には両面の丑鼻に鏝絵が配されています。鯛を釣り上げる「恵比寿様」は色鮮やか、そして「大黒様」。(下線部をクリックして拡大写真をどうぞ)

 16_上川橋上川を渡る橋の橋柱は立派。ここを渡ると茅野市中心街。

 

17_八ヶ岳は冠雪八ヶ岳もここから見るとまるで別の山、やはり冠雪しました。

 

18_天香館こちらは鏝絵の展示館の「天香館」、もうすぐ茅野駅です。

 

19_茅野駅前茅野駅に着きました。ここでトイレ休憩。正午になりましたが昼食はもう少し先。写真は駅前の商業ビル。

 

20_みにか堂ミニカー・ショップの看板です。

 

21_来岳寺入口国道20号をすすんで、ここを右折すると昼食場所の頼岳寺。

 

22_門前の坂山門に向かって登り坂を、もう少し。

 

23_見事な彫刻ここは諏訪氏の菩提寺です。昼食後本堂まで登ってみました、本堂のおもてには見事な彫刻。この寺にはこの地の鏝絵先駆者:小川天香さんの大きな作品があるらしいのですが、今日は鑑賞する時間がありません。

 

24_石段 山門~本堂間の立派な石段

 

25_鏝絵2諏訪市に入ってまたも鏝絵発見。(拡大写真はこちら

 

 26_家の前にリンゴ家の前にリンゴ畑があるのもこの地らしいですね。

 

27_51里塚こちらは五十一里塚。

 

28_ぱあま家お洒落な「ぱあま家」さん。

 

29_諏訪盆地を眺める小高い街道から諏訪盆地の眺望

 

30_鳥獣センター犬も鳥獣?

 

31_はちみつこちらははちみつ屋さん。

 

32_貞松院貞松院、徳川家康の六男:松平忠輝公の墓があります。そういえば屋根瓦に葵の御紋が入っていました。

 

33_酒蔵酒蔵の大きな建物。このあたりは酒蔵が多いようです。

 

34_手長神社手長神社の立派な石段。そういえばこの日、足長神社というのもみました。

 

35_鏝絵3こちらの蔵の丑鼻には家主さんの姓の左下に亀が描かれています。(拡大写真はこちら

 

36_大木「上諏訪駅を通り過ぎるともう少し」と思うのですが、実はこの間約5km。「まだ~!」と弱音もあちこちから聞こえてきます。でも街道沿いにはこんな大木も、こちらから見ると逞しい巨木も裏に回るとほとんどが洞、皮の部分だけで生きているような巨木。

 

37_茶屋跡「橋本政屋」という茶屋跡。かつての面影を最も残しているようです。

38_郵便ポスト その道向かいにあった郵便ポスト。後頭部には髷もあります。いいな~、こういうの。

 

39_バス停こんなバス停もいいな。

 

40_上ったり下ったり諏訪湖の山の手を走る旧街道はこんなふうに上ったり下ったり、20kmを歩いた後のこういう道はこたえる~。

 

41_諏訪湖街道から見下ろす下諏訪側の湖岸並木は紅葉してます、銀杏の黄葉も。

 

42_ゴール着いた~!ここが甲州街道と中山道の分岐点のゴール。日本橋から250km、やりました。スタッフの方の出迎えです。

43_記念写真到着した人から順次記念撮影。達筆な横断幕が祝福してくれました。

昨年三月から一年半越しの甲州街道ウォーク、毎回百人前後の参加者を迎え運営して下さったスタッフの皆さん本当にご苦労様、そしてありがとうございました。今夜は美酒で「かんぱ~い!」ですね。

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甲州街道を歩く(第13回)

創立20周年記念甲州街道ウォーク第13回

蔦木宿〜金沢宿

9月25日、このウォークがありました。このシリーズ・ウォークも終盤、この日を含めてあと2回となりました。

この日の集合場所は蔦木宿の最寄り駅:中央線信濃境駅で参加者は91人。ここまで来た人は完歩を目指しているんでしょうね。

 

01_集合いつものように主催者側の挨拶、スタッフ紹介、コース紹介と歩行上の注意、そしてスタート前のストレッチをここで行いました。歩き始めは9:45。

 

02_下り 駅から蔦木宿までは下り、快調にすすみます。

 

03_間もなく蔦木宿 林を抜けると宿が見えてきました。田んぼの中の道を健脚な皆さんの長蛇の列。撮影しているこちらはゆったり班。

 

04_宿の看板国道脇に蔦木宿の案内板がありました。

 

05_蔦木宿蔦木宿は古い建物がたくさん残っていて、その面影を強く残しています。そして各宿の入口には屋号の木札が掛けられています。ここは「甲州街道蔦木宿 斗枡屋」、他に「むさし屋」・「和泉屋」・「つち屋」・「車屋」等々。

 

 

06_川除古木宿の上流側端には洪水から宿を守るために植えられたという「川除古木」が立っています。

 

07_国道へ合流宿を抜けて、たんぼ道を歩いたり国道に合流したりのくり返し。

 

08_田んぼの中を歩く稲穂の中を歩きます。

 

09_快晴この日は快晴。

 

10_道祖神道祖神も何カ所かありました。

 

11_橋

道の橋を渡って、瀬沢集落にはいります。

 

12_松田屋商店信州のお酒の銘柄が並んだ商店の看板、これは昭和の雰囲気?

 

13_虹梁鏝絵虹梁の鏝絵発見。花が着色されています。中央に家紋を配したのも珍しい。

 

14_水車小屋?このお宅はレトロ・コレクター?

 

15_郵便局古いお宅と一体となった郵便局もローカル色ゆたか。

 

16_御柱 軒下に御柱を見つけました。諏訪大社の勢力圏でしょうか、この地には御柱を立てる神社がいっぱいあるんですよね。

 

17_神社入り口神社の入口に幟を立てる台が並んでいます。

 

18_商店の陰で休憩かつての商店の戸陰て一休み。

 

19_屋号鏝絵お店の屋号が鏝絵で描かれています。

 

20_道標道標が立っていました、判読はお願いします。

21_上りこのあたりは登り坂、木陰が嬉しい。

 

22_鏝絵1蔵に鏝絵を発見、ここはとちの木というところ。このお宅はかつて養蚕が盛んだった頃は蚕の卵を扱っていて「亀屋」という屋号だったとのこと、その屋号から亀の鏝絵を描いてもらったのだそうです。

 

23_鏝絵2道路からは見えないのですが、家主さんにお許しを頂いて庭にまわると、蔵の入口上にこんな鏝絵が。3年ほど前の作品だそうです。作風が新しい。

 

24_神社の蔵神社にも鏝絵を持った小さな蔵がありました。

 

25_茅木風除林「茅木風除林」、八ヶ岳おろしを防いだのでしょうか。

 

26_一里塚修一里塚

 

27_スキー場士見パノラマスキー場がすぐ近く、その上には入笠山。でも手前に広がる太陽光発電施設、あまり嬉しくないな~。

 

28_木陰を歩くフラットな道になっての木陰ウォーク、嬉しい。

 

29_花花の写真も一枚

 

30_透関の馬頭観音「透関の馬頭観音像」、透関(とうかん)というこの地で育った商人が私財を投じてこの辺りの街道を整備し、竣工に当たって人々の道中の無事を祈って建立したのだそうです。

 

31_富士見公園昼食場所は富士見公園、その入口には芭蕉の句碑が建っています。お弁当の後この句碑の前で集合写真、そして午後の部スタートです。

 

32_街道の面影こんな建物も街道を意識してのものでしょうか。

 

33_道祖神ニークな道祖神?

 

34_旧街道松並木 松並木の中の旧街道、せっかくですから落ち葉をかき分けて少し歩いてみました。

 

35_道路脇の松街道沿いの松にも風情があります。でも旅人が歩いたのを見ていたかどうか。

 

36_水路脇こんな道も好き

 

37_一里塚「御射山神戸(みさやまごうど)一里塚」。街道を挟んで両側に塚があり、その上に大木がそびえています。中でも南側のケヤキが立派。樹齢380年、幹の周囲6.9m、高さ25m。街道の両側に塚が残っているのは甲州街道では2ヶ所だけ、貴重なのだそうです。

 

38_青柳駅に向かって下る茅野市に入りました。青柳の町を旧街道から別れて下ると国道、そして青柳駅。

 

39_青柳駅見えました、終点青柳駅。

 

40_お疲れ様駅到着、リーダーさんご苦労様。

今回も天候に恵まれました。秋らしい青空の下で下り主体のウォーク、快適でした。スタッフの皆様ありがとうございました。
いよいよ次回は最終回で、甲州街道の終点:下諏訪を目指します、頑張らなくては。着いた後がまた楽しみ・・・・(?)

 

笹原周辺の鏝絵巡り

 鏝絵巡りシリーズ第6回

茅野市笹原周辺の鏝絵巡り

シリーズ第6回の今回は鏝絵で有名な笹原とその周辺の見て歩き。茅野市駅から路線バスに乗って糸萱集落へ、そして笹原へと向かいます。この周辺にはまだまだ見たい鏝絵があるのですが、日に2本だけのバスの時間に合わせて見学する鏝絵をかなり絞っての鏝絵巡りです。でも今回は笹原の観光町づくり協議会の方がガイドをしていただけるとのことで、また違った楽しみ方ができそうなウォークでした。


01_バス待ち
集合は9:00、ここ茅野市駅に集まったのは22名。これは駅前のバス乗り場でのバス待ちの様子。


02_鏝絵1バスの乗車時間は30分弱、途中のバス停で更に1名乗り込み今回総勢23名のウォーキングとなりました。糸萱入口バス停で降りてメルヘン街道を少し引き返し最初の鏝絵見学。

 

03_鏝絵1拡大ここの鏝絵は立体的な鶴。この蔵は両面に鏝絵がありました。(反対面の鏝絵はこちらをクリック)


04_メルヘン街道Uターンしてメルヘン街道を上ります、歩道のない道をちょっとの我慢。


05_鏝絵2街道から糸萱集落内に入り、すぐに次の鏝絵蔵。この蔵も両面に鏝絵が施されています。
(鏝絵はこちらをクリックしてください。 手前側鏝絵  奥側鏝絵

 

06_鏝絵3こちらは大黒様の鏝絵。(鏝絵はこちらをクリックしてください)


07_3棟の鏝絵蔵再びメルヘン街道を横切って上流側に進むと、鏝絵蔵が3棟並んでいました。
(鏝絵はこちらをクリック  2棟目丑鼻  2棟目鶴  2棟目亀  3棟目


08_ハチマキの千鳥ハチマキには千鳥も。


09_窓枠窓枠もお洒落です。


10_糸萱の通り糸萱集落内を走る道路はこんな雰囲気。ここ糸萱に別れを告げて広い田園風景の中を20分ほど歩くと笹原集落にたどり着きます。


11_笹原開拓碑笹原でガイドさんと合流、ここからは説明を聞きながら笹原集落内を見学です。まずは笹原開拓の碑。ここ笹原はかつては名前の通り笹野原で霧ヶ峰状態だったのだそうです。そこに江戸時代入植したのは武家の人たち、強い結束力だったようです。


12_一番観音この奥にある奥蓼科温泉までつながる湯みち街道が集落を貫いており、街道沿いに66体の観音様が安置されているのですが、ここ笹原がその始まり。これがその一番観音です。

 

13_勝軍地蔵勝軍地蔵という珍しいお地蔵様。防火の神でもあるそうです。


14_山の神集落の中には幾つもの神社があります、これは山の神神社。笹原で最初に建てられた神社。そのほかにも各姓毎に神社があり、この隣には中島姓の方々の神社がありました。それぞれが小さな鳥居と小さな祠です。


15_信玄棒道集落を貫いて蓼科方面に伸びる信玄棒道。山梨県北杜市からここに至っていたのは知らなかった。


16_鹿狩神社これはちょっと大きな神社で、鹿狩神社。捕ったシカをこの境内で解体した?


17_萩屋萩屋(はんや)。牛馬の飼料となる草を貯蔵したものですが、現存するのは2棟のみ。しかし朽ちかけていて痛々しい。


18_田園風景集落の北側に広がる田園。その向こうは蓼科方面なのですが、空模様が怪しくこの日の眺望はちょっと・・・・。


19_寺子屋先生の墓これは寺子屋の先生の墓、小さな集落に寺子屋があったんですね。そんなところにも武家集団の開拓地であることがうかがえます。


20_笹原鏝絵1集落の一番南まで下った後、今度は上流がわに向かって進みます。この通りは笹原の中でも鏝絵蔵が並んだところで、鏝絵通りというそうです。


21_釣り糸使用鏝絵その最初の蔵の鏝絵、恵比寿さんが鯛を釣り上げていますが、本物の釣り糸を使っています。


22_虎その蔵の虹梁の木口の鏝絵で、月を仰ぐ虎。反対側の木口にも鏝絵がありました。


23_亀これも同じ蔵の窓枠、右下に亀がちょこんと。これがなかなか評判なのだそうです。わかるな~。


24_大黒大黒様の鏝絵、青色が鮮やかで美しい。壁の下半分は石壁風で現代的。仕上げはかなり新しい蔵のようです。(鏝絵はこちらをクリックしてください)

 


25_亀がいっぱいこの蔵は虹梁の若葉に亀がたくさん描き込まれています。(鏝絵はこちらをクリック)


26_建てぐるみこれは、店舗・住居・蔵が一体化した珍しいもので、「建てぐるみ構造」というのだそうです。


27_滝に打たれる亀白い漆喰壁は落ちてしまっていますが、丑鼻の鏝絵だけはしっかり残っています。この中に亀が3匹、見つかりますか?(鏝絵はこちらをクリック)

28_池笹原の家それぞれに池がつくられて、鯉が泳いでいます。貴重なタンパク源で、来客の折りなどに振るまったのだとか。


29_龍こちらは歴史を感じさせる「龍」の鏝絵。(鏝絵はこちらをクリック)


30_猫最後はこれ、家人が大変な猫好きで鏝絵にもこだわり。右の猫の尻尾の近くには鼠も描かれています。遊び心たっぷりのこの鏝絵、すきだな。

 

31_湯みち街道笹原のガイドさんにお礼を言ってお別れ。岳麓公園目指して歩き出しました、もうすぐお昼。で、昼食場所の岳麓公園は池あり芝生あり水路ありでなかなか良いところだったのですが、写真を撮らないで終わってしまいました、残念!


32_土道午後の部スタート。自動車道を避けてこんな道を歩けたら最高。


33_大黒様再び湯みち街道に出たところ、須栗平で鏝絵発見。これもまたよく描かれた大黒様、打ち出の小槌にも珍しい波模様。黒の背景に小槌から小判がこぼれ落ちています。(鏝絵はこちらをクリック)


34_湯みちに別れ湯みち街道に別れを告げて、終着点の尖石考古館バス停を目指します。

 


35_リゾート地内リゾート別荘地の中をすすみ、


36_林道林を抜け、


37_翁像ここが終着点の尖石考古館前。この地の農業用水路を開くのに力を尽くした坂本養川像です。バス乗車時間に少し余裕をもって到着できました。

今回私は企画側。電車と路線バスを利用したウォーキングで、バス運行時間の制約もあり歩行距離はちょっと短めでしたが多くの方に参加していただけました。また笹原の観光町づくり協議会から4人のかたにガイドをしていただき、単に見て歩くだけでなくこの地の歴史や文化を紹介していただき、ちょっと内容の濃いウォーキングになったかな。

ガイドしてくださった笹原のみなさん、ありがとうございました。そして参加していただいたみなさん、ありがとうございました。鏝絵巡りシリーズ、まだまだ続きますよ~。

 下記ページに今回紹介できなかった鏝絵も載せています。よろしかったらご覧下さい。

北山・糸萱の鏝絵
湖東・笹原の鏝絵
湖東・須栗平の鏝絵

 

中野の棚田巡りウォーク

初秋・中野の棚田巡りウォーク

参加してきました。

01_集合集合場所は南アルプス市のほたるみ館、30人ほどの参加者でした。まずはここでストレッチ、そして歩き始めました。

02_歩き始めスタートしました。ゆるやかな斜面の農地の中を歩いて櫛形山方面を目指して歩きます。

03_妙了寺1最初の目的地:妙了寺に到着。境内の中には桜の大木がたくさん、花の季節は見事でしょうね。

04_妙了寺2木陰に立つ石灯籠

05_妙了寺3今回は裏から入ったのですが、山門側には立派な仁王様が2体睨みをきかせています。

06_妙了寺4これが寺の山門、本来ならこちらから。

07_妙了寺5山門の外には立派なお題目塔が立っています

08_のぼり1坂を登ります

09_のぼり2登ります

10_のぼり3山が近づいてきました。

11_花1
12_花2
道路脇の花々

13_中野の柿中野のカキ、根回り5.3mの大カキの木、県の指定文化財です。

14_クリクリが実ってきました、秋ですね。

15_展望台田畑地と山林の境、この日の最高地点には棚田や遠く盆地を見下ろすための展望スペースが用意されていました。

16_棚田1こちらが甲府盆地

20_棚田5 19_棚田4 棚田風景

21_下り昼食場所に向かって下ります。木に囲まれると涼しくて嬉しい。

22_湯沢公園昼食はここ、湯沢公園。

25_広誓院1午後の部をスタートしてすぐに広誓院到着。

26_広誓院2この寺の境内には大カヤの木があります。誰かが碁盤の説明をしていました、碁盤てカヤの木でつくるんですね。

27_広誓院3寺の境内の端に小さな社があり、その中に安置されていた木像。高さ50cmくらいかな。

28_広誓院4塀の内側に石仏像が並んでいます。

31_橋広誓院から少しのぼると広い道に出ました。残暑厳しい日でしたので最後は少しショートカット、広い道をほたるみ館まで一直線。小さな川を跨ぐ橋の欄干には花が。

29_欄干1
30_欄干2
32_欄干3

 別の橋にはアヤメも登場します。

34_道路脇フェンスそしてここにもアヤメ。アヤメの里:櫛形ですね。

35_かかしこんなかかしも楽しい。

33_見上げる最後にもう一度歩いてきた棚田を見上げて一枚。稲刈りの終わった田んぼもわずかにはありましたが、稲が実った棚田風景、ちょうどいい時に見る事ができました。

リーダーさん、サブさん、ありがとうございました。

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信濃境の湧水巡り

 

シリーズウォーク/信濃境湧水めぐり

このシリーズは2回目なのですが残念ながら初回は欠席、今回は楽しみにしていました。

 

01開会

集合場所は中央線信濃境駅、山梨県から長野県に入った最初の駅です。この日集まったのは31名、まずはリーダーのお話から。今回は駅を起点に3方向を回ってくる「クローバー形」のウォークだそうです。

 

 

02駅前から甲斐駒駅前の通りを見下ろすと甲斐駒ヶ岳の出迎えです。

03信濃境神社歩道の跨線橋を渡るとすぐに信濃境神社。ここは昼食場所となると言うことで今は素通り。

04神社脇をのぼる神社の脇のスロープを上っていきます。

05高森諏訪神社御柱最初の湧水までは八ヶ岳方面にひたすら登りです。しばらく歩いて今度は高森諏訪神社、諏訪神社には御柱がつきものなんですね。

06高森愛宕山観音堂諏訪神社の裏手にある「愛宕山観音堂」。手前の古い切り株に松が生えていて「根性松」と名前がつけられていました。

07県道この地の幹線道路の県道・韮﨑ー茅野線にでました。

08自生オダマキ県道を横切ってまもなく見つけた道路脇に咲く野生のオダマキ草。

09甲斐駒と鳳凰三山 振り返ると甲斐駒ヶ岳と鳳凰三山、だいぶ登ってきました。

10高速中央高速道路を渡ります。

11林の中高速道路を越えると林の中になりました。

12大泉水源湧水の水路 大泉湧水から流れ出ている水路の脇をすすみます。きれいなところ!梅雨時のためか水が豊富、ところによっては水があふれ出していて足下には要注意。

13大泉水源ここが「大泉水源」

14大泉水源の自然樹林「大泉水源の自然樹林」と名付けられていました。

15小泉湧水高速道路まで引き返して道路沿いを東進、そしてちょっと山側に分け入ると二つ目の湧水「小泉湧水」。

16水源からの水路湧水から流れ出ている水路

17林間この季節、林の中のウォークはいいですね。

18入笠山林を抜けてまた眺望が開けてきました。これは入笠山。

19八ヶ岳駅に向かって下っていくのですが、ここはちょっと登り。振り返れば八ヶ岳。

20昼食信濃境神社に戻って昼食です。

21午後スタート再び信濃境駅から午後の部スタート。駅から西方向に向かいます。

22ルバーブ畑ルバーブ畑です、赤い茎が特徴。ルバーブ・ジャム食べてますか?

23鏝絵鏝絵発見、龍かな。

24居平遺跡 居平遺跡と標柱があるのですが、ただの原っぱです。

25養蜂養蜂の箱の近くを歩きました。蜂が近くを舞っていてちょっとスリルを感じます。

26太陽光施設こちらは珍しい太陽光施設。地上に沢山鏡が並んでいて、塔の上に設置された下向きの凹面鏡に光を集めて発電する施設。太陽光というより太陽熱発電ですね。

27信濃境公民館再び駅前を通過して今度は東方向へ、道路沿いにあった信濃境公民館、クラシックな建物が現役です。

28歴史民族資料館井戸尻遺跡にある歴史民族資料館、残念ながら閉館でしたがここで小休止。

29井戸尻遺跡 復元されている竪穴式住居の前で記念写真。

30湧水ここにも湧水

31ハス白そしてここのハス畑もちょっと知られているのだそうです。

32ハス赤こちらは赤

33ハス黄 黄色いものも。花の盛りはまだこれからのようです。

34カルミア木道路脇に立つカルミアの木は花盛り。

35カルミア花カルミアの花、別名アメリカシャクナゲ。と、これは山野草に詳しいIさんからの受け売り。

37道祖神集落のなかの立派な松をもつ道祖神。

38駅への上り最後の登り坂を上がって終点の信濃境駅。

陽射しの強くなってきたこの季節、高原の涼しい空気の中で樹間を歩いたり、そして湧水を巡ったり、嬉しいウォークでした。リーダーさん・サブさん、ありがとうございました。

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甲州街道を歩く(第11回)

創立20周年記念甲州街道ウォーク第11回

韮崎宿~台ケ原宿

歩いてきました、甲州街道ウォークの11回目。今回は韮崎駅スタートで釜無川に沿って北西方向へ、台が原宿の手前の白州町に入ったところで七里が岩に登り日野春駅まで引き返します。

Imgp38549:30韮崎機駅前集合。この日の参加は88名、ここでコースの概要・諸注意・ストレッチのあとスタートしました。

 


Imgp3857韮崎市街を歩いていると歯医者さんの看板、そういえばこの前も歯医者さんのかわいい看板があったな~。


Imgp3858ここでちょっと評判の和菓子屋さん、特におすすめは大福。


Imgp3861こちらはラーメン屋さん、こういうの見ると食べてみたくなります。


Imgp3863市街を抜け国道をしばらく歩いた後、祖母石部落に向かって国道から別れます。


Imgp3869祖母石でみつけた茅葺き屋根の門、よく残してますね。


Imgp3876国道を横切って釜無川を渡る桐沢橋の親柱

Imgp3878橋の前方を見上げると鳳凰三山

Imgp3884振り返ると田園風景のかなたに富士山

Imgp3888延命山宝蔵寺、いい名前。こちらでトイレ休憩させていただきました。


Imgp3892こちらは日本三大堰に数えられる徳島堰。釜無川の韮崎最北部から取水し韮﨑・南アルプス市の釜無川西岸一帯を潤している堰です。今は田んぼに満々と水をたたえる時期、堰の水量もめいっぱいです。そんな水の流れを利用して水力発電設備が設置されています。大きい水車で、この辺りに4カ所ありました。


Imgp3896進行方向右手をみると田園の向こうに八ヶ岳。


Imgp3897そんな風景を楽しみながら釜無川西岸の県道を北上。


Imgp3899JAの看板、この地域の米は高品質で知られています。


Imgp3901ここは毎年かかし祭りが開かれるところ、シーズンには独創的なかかしが並ぶのですが今はシーズンオフ。これは過去の秀作を年間通しておいているのでしょうか、武田信玄と縁が深い上杉謙信像のようです。


Imgp3905昼食場所の木立がすぐ近くに見えたのでショートカットしようともくろんだのですが、小河川で遮られてしまいました。しかたなくもう一度県道に戻って橋をわたり対岸を、珍しく向かい合って歩くという光景はお互いにシャッターチャンス。


Imgp3906着きました、昼食場所の午頭島公園。松林の公園ですが、釜無川を眺めて昼食をいただきました。


Imgp3908釜無川の公園側の土手にはこんなものが三作品。


Imgp3912午後の部、ハイタッチしてスタート。


Imgp3914花も少しは撮らなきゃね。


Imgp3916ここは円野地区、何やら工房がありました。


Imgp3917組紐が買えるのかな?


Imgp3922小武川を渡ってこれより北杜市武川町、この地のシンボルは甲斐駒ヶ岳。


Imgp3923木造のお洒落な住宅が黄色い花とマッチしています。でもこの花、オオキンケイギク、外来種として頭の痛いものなのだそうですね。


Imgp3930大武川を渡りました。


Imgp3933鏝絵を発見しました。鷹なのでしょうが珍しいデザインです。今まで見たことのない職人さんの作品でしょうか。ここは武川町三吹というところ。

Imgp3936沿道のツツジ

Imgp3947道路脇のミニ公園で一休み。

Imgp3945一休みしていると先行しているA班の姿が釜無川の対岸に見えました。あちらは健脚組、こちらはゆとり組(笑)。

 

Imgp3949再び歩き始めるとすぐに一里塚の標柱を発見。

Imgp3953 尾白川を渡ってここからは北杜市白州町。

Imgp3954 国道の向かいに「甲州街道古道入り口」の表示、でも今日の甲州街道はここまで。ここから最寄りの駅:日野春駅を目指します。

Imgp3957釜無川を渡るこの橋に咲く花は何?

Imgp3962自動車道と別れたり、また合流したり。

Imgp3964このあたりは国蝶オオムラサキの生息地、「オオムラサキ自然観察歩道」が整備されています。この歩道を歩いて日野春駅へ向かいます。

Imgp3971  樹間の歩道、きもちいい!

Imgp3973遊歩道沿いの民家でお洒落な郵便受けを発見。

Imgp3975遊歩道沿いの花、花・・・・。

Imgp3984名前も知らないのですが・・・・。

Imgp3990着きました、この日の終着点:日野春駅。

雨予報もあったのですが、雨は前日降ってしまってこの日は午前が曇り、次第に晴れ。陽射しが強すぎず涼しい風も吹いていて絶好のウォーキング日和となりました。スタッフの皆さん、この日も大部隊のウォーキングの企画・運営ご苦労様でした、そしてありがとうございました。

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原村・中新田の鏝絵巡り

 鏝絵巡りシリーズ第5回
原村中新田地区の鏝絵巡り

鏝絵巡りウォークのシリーズ5回目、「原村中新田地区の鏝絵巡り」を歩いてきました。集合は長野県の中央線すずらんの里駅の駐車場、今回は地元原村在住の方の参加もあり総勢27名のウォークでした。
簡単な説明、ストレッチのあと歩き始めたのは9:40。

 

Imgp3755駅は南アルプス(入笠山)と八ヶ岳の間の最も低いところにあるのですが、原村に向かうにはここから八ヶ岳方向に登っていくのです。原村は高原大地のようなところなのですが、駅からはいきなり急な登り坂、そして林の中を抜けていきます。駅前に大きな石鳥居があり、ここから御射山神社への参道をたどります。自動車が主流となった今は余り使われていない参道。


Imgp3757林を抜けたところで小休止、そしてまた歩き始めました。こちらはちょっとした公園風なところ。この地が生んだ偉人の像がありました。


Imgp3758ここからは自動車道路に並行して草地の参道が続きます。

Imgp3760御射山神社を抜けて車道に出ました。でもこのとおり、樹間の気持ちよい道路です。

Imgp3763広大な畑地にでました。そして進行方向に八ヶ岳、山梨から見る八ヶ岳とは随分趣がちがいます。

Imgp3770水田の向こうには北アルプスの白い峰々。

Imgp3771ここはセロリーの大産地、セロリー畑の中を走る直線道路をゆっくりと。背後に見えるのが入笠山。

Imgp3772中新田集落にたどり着きました。今回のコースは14kmほど、脚力と相談のグループの出迎え、無事合流できました。よかった~!

Imgp3773今日のコースの鏝絵第1号。道路から奥まったところにある蔵をちょっと遠くから眺めました。ここの鏝絵は大黒様。(ここをクリックして拡大写真をご覧下さい。)

Imgp3774中新田地区を貫く幹線道路:県道に出ました。

Imgp3775そしてすぐに2番目の鏝絵:年期のはいった大黒様。(ここをクリックして拡大写真をご覧下さい。)

Imgp3776県道沿いの蔵の上品な恵比寿様。ここの鏝絵は原村で作成した冊子「原村の蔵を彩る鏝絵」の表紙にもつかわれています。(ここをクリックして拡大写真をご覧下さい。)

Imgp3777県道から東にのぼって見つけた大きな蔵、丑鼻にはやはり大黒様。この蔵は反対側にも「松に鶴」の鏝絵がありました。(ここをクリックして拡大写真をご覧下さい。)

Imgp3780つつじがちょうど満開。

Imgp3781大黒様

Imgp3783この奥に見える蔵にも大黒様(ここをクリックして拡大写真をご覧下さい。)

Imgp3784こちらは龍の絵文字のようです。

Imgp3787 温室の屋根越しに見えるのはめずらしい布袋様。(ここをクリックして拡大写真をご覧下さい。)

Imgp3788こちらも大黒様(ここをクリックして拡大写真をご覧下さい。)

Imgp3790集落の中に津島神社があり、社殿のすぐ横に杉が立っていますが、その陰に太い藤の幹が立ち上がっています。数メートル上がったところで違う杉の木へ渡っているこの姿、見事です。

Imgp3791神社横の蔵にも大黒様

Imgp3792こちらは白い衣姿の大黒様、ここに見える窓には左は多分「梅に鶯」、右にもなにか描かれているのですがこちらはよくわかりません。ここの鏝絵は古いもののようです。(ここをクリックして拡大写真をご覧下さい。)

Imgp3793「松に二羽の鶴」。家主さんが絵心のある方で、これは絵の具で自ら描いたのだそうです。この家主さんが蔵とは別の二階倉庫の中を見せてくださり、自作の絵画や木材を使った造形物が所狭しと並んでいました。

Imgp3795蔵が二つ並んでいて奥の蔵には「鯉の滝登り」、立身出世を願う題材なのだそうです。尾が丑鼻から立体的にはみ出して、元気な鯉です。(ここをクリックして拡大写真をご覧下さい。)

Imgp3796駐車場の奥にやはり「鯉の滝登り」。この鯉も綺麗に描かれていました。(ここをクリックして拡大写真をご覧下さい。)

Imgp3798ちょと奥まったところに見えた大黒様、妻壁には左右に亀と鶴。鶴と亀はセットで描かれるもののようです。(ここをクリックして拡大写真をご覧下さい。)

Imgp3799このあたりは中新田の中でも鏝絵の多いところで、「鏝絵通り」と呼ばれているとか。その道路に面したこちらの蔵は先ほどの蔵と兄弟のように丑鼻に大黒様、そして妻壁には左右に鶴と松が描かれています。虹梁横の龍も立体的ですごみがありました。でもその大部分をビニルトタンとネットに覆われていてよく見ることができません。公開と保護の難しさ。私たちは「もったいない!」と思ってしまうのですが・・・・。(ここをクリックして拡大写真をご覧下さい。)

Imgp3801恵比寿様が口と手を使って広げている袋の口からに大黒様が箕を使って粒金粒銀を注ぎ込んでいるようなめずらしい図柄が描かれた蔵をもつお宅。そういえばかつてはこうやって袋の口を広げました(ここをクリックして拡大写真をご覧下さい)
たまたまこの家の人がいましたので庭まで入らせていただきました。虹梁には左右にグラジオラス、そして右側のグラジオラスの下にはニワトリが描かれています。これは珍しい。

Imgp3805道路沿いにあった羽を休める鷹。(ここをクリックして拡大写真をご覧下さい。)

Imgp3808こちらは左官さんのお宅で、母屋の上下に鏝絵が施されています。作風が現代的で楽しそうな大黒様。(ここをクリックして拡大写真をご覧下さい。)

Imgp3810扇の鏝絵も珍しい。(写真をクリックして拡大写真をご覧下さい。)

Imgp3811この蔵は虹梁の左右に鏝絵が描かれてます。(ここをクリックして拡大写真をご覧下さい。)

帰りの電車、本数が少ないので鏝絵巡りは早めにきり上げて、13:30頃中新田から駅への帰路につきました。

Imgp3815途中でみつけた「会津松競馬場跡」の表示。御射山神社と関係のあるもののようですが、説明書きは見あたりません。神社で流鏑馬が行われ、その馬を鍛える場所ではなかったか、とどなたかからのはなし。

Imgp3817再び御射山神社の境内へ。

Imgp3818広い道路の向こうに見えるのはセイコーエプソンの工場。この工場の従業員のためにすずらんの里駅はできたのだそうです。

Imgp3819再び山の中に分け入りました、ゴールはもうすぐ。

Imgp3820林を抜けて駅にたどり着きました。右には御射山神社参道の表示。

天候にも恵まれて鏝絵巡りを終えることができました。今回は企画側でしたが多くの方に支えていただきました。そして参加していただいた皆様にも感謝です。時間の関係で全ての鏝絵を巡るというわけにはいきませんでしたが、山梨とはまたちょっと趣の違う鏝絵の数々を味わって歩いていただけたことと思います。

ありがとうございました。

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追記
私の把握している範囲でこの地区の鏝絵のページをまとめてみました。時間の都合で見られなかった鏝絵も紹介しています。以下をご覧いただければと思います。

原村中新田地区の鏝絵
http://susuki.chips.jp/?page_id=10096

甲州街道を歩く(第10回)

創立20周年記念甲州街道ウォーク第10回

石和宿 ~ 韮崎宿

シリーズ甲州街道ウォーク、今回は甲府盆地の横断です。

 

01_集合集合場所は石和駅前広場。多くの彫刻に囲まれる中、主催者側の挨拶・説明・準備運動としている間に早くも心配されていた雨が・・・・。スタート前に雨対策を促されてしまいました。

 


02_川沿い駅前通を南下、石和の町を横切る川沿いの道に右折。ここは山梨を代表する温泉地、周囲は温泉旅館やその駐車場です。

 


03_看板旧20号線沿いを歩いているとブロック塀にこんな看板が並んでいました。ここは設備工事屋さん?


04_学院大酒折の町に入りました。道向かいは箱根駅伝でも名が知られた大学。

05_酒折宮通りから北側奥に酒折の宮が見通せます。ここは連歌発祥の地ともいわれ、酒折連歌賞が毎年開催されています。

 

06_立派な家通り沿いにあった黒壁の立派な建物。何か由緒ある家なのでしょうが、先を急ぎます。

 

07_開府500年今年は「甲府開府500年」を唱っています。こんなポスターを見かけました。

 

08_松栄堂これはパン屋さん、なんとまあ遊び心旺盛なお店。

 

09_米屋のれん米屋さんののれん

 


10_歯科医看板こちらは歯医者さんの看板、こういうの大好き!

 


11_あしたのジョー鉄腕アトムとあしたのジョーがショーウィンドウに、何のお店なんでしょうかね。

 


12_アーケード甲府市の中心地、雨を理由に少々ルート変更してアーケード街をショートカット。ここは商店街で面白いお店がいくつもありました。自慢焼きのお店に吸い寄せられてしまった人もいましたよ。

 

13_味魅こちらは居酒屋さん?

 


14_松林軒老舗和菓子店ではこんな手作り看板

 


15_おにぎりおにぎりの看板も楽しい

 


16_昼食甲府市中央公園で昼食、雨には降られましたがちょうど雨が止み、あまり濡れていない大木の根元に腰を下ろしての昼食です。

 


17_平和通り午後の部スタート。公園の前は甲府駅前を南に延びる平和通り、横断歩道橋からの風景です。

 


18_うし奥
平和通りから西に向かい始めてすぐに見かけた看板。ここは肉屋さん、それとも焼き肉屋さん? でも牛は食べる方ではなく食べられる方なんだよね。

 

19_荒川橋荒川を渡ります

 


20_芸術の小径貢川沿いに整備された「芸術の小径」。桜並木の下をすすむ遊歩道で、道路脇には彫刻作品が並んでいます。ミレーの絵画で有名な山梨県立美術館はこのすぐ近く、そんなこともこの小径が整備された要因でしょうか。

 


21_芸術の小径作品作品の一つです。フンコロガシを作品にしようなんて、発想もすごい。

 


22_ハナミズキ街路樹竜王駅のすぐ近く、ハナミズキが見頃を迎えています。

 


23_赤坂竜王駅でトイレ休憩のあと、さらに西に向かいます。ここから韮崎に向かうにはちょっとした丘越え、この日のコース唯一のちょっときつい登り坂がすぐそこ。

 


24_赤坂供養塔赤坂供養塔。街道だった頃のこの辺りは木々に囲まれた難所で行き倒れも多かったとか、そんな旅人を供養する石碑だそうです。

 


25_?このあたりが赤坂越えの頂上。説明版もないのですが、街道に関係する石造物だとか。小さな鳥居も設けられています。

 


26_おもてなし丘を下りはじめたところで、街道沿いにある今回のシリーズウォークに団体で参加されている甲府ウォーキング協会さんのお宅でこんな歓迎・おもてなし。庭の中に甘い物やソフトドリンクを用意してくれていました、ありがとうございました。そして庭に育てた見事な藤の花の前で集合写真、ちょっと充電して思い新たに再度スタートです。

 


27_分岐すぐに見つけた市川道との分岐点の石碑

 

28_中央線ガード 今は自動車は通ることのないレンガ積みの中央線ガードを南へくぐります。

 

29_壁タイルアート道路側壁に描かれたタイル画

 

30_芝桜そのすぐ近くの芝桜、ちょうど見頃です。

 

31_塩崎駅塩崎駅に着きました。ここはトイレ休憩場所、そしてリタイア可能ポイントなのですが、残り少なくなったここでは脱落者ゼロ。

 

32_立派な蔵通り沿いのなまこ壁の立派な蔵のお宅。この地域の名家らしい。

 

33_句碑芭蕉の句碑なのですが説明板は無し、誰も読める人がいません。脇の川はホタルの群生地で、明るくなるほどのホタル乱舞の様子を詠んだものらしいとのことでした。

 

34_韮崎に入った塩川を渡って韮崎市に入りました。中央線沿いの道路をすすみます。

 

35_井筒屋韮崎の街中、老舗の味噌・醤油・麹屋さん。

36_シャッターペイント地方の人口減少、そして商店街の衰退。ここ韮崎もその例外ではありません。駅前の通りにもシャッターの下りてしまった店が多いのですが、その商店街を活性化しようと若者がシャッターペイントをしているのだそうです。それぞれ民話に基づいたペイント。

 

37_韮崎駅この日のゴールは韮崎駅。サッカーで名を馳せた高校のあるサッカーの町。で、これは駅前にあるサッカー少年の像。それからノーベル賞の大村博士出生の地です。

 

今回の甲州街道シリーズ最長の22km、歩き終えました。午前中は雨に降られはしましたが、それでもたいした雨でなくて幸いでした。昼食も屋外で食べられましたし、午後はなんとか降られずにすみました。暑くなることなく歩けたことでよしとしましょう。

スタッフのみなさん、そして甲府ウォーキング協会さんのおもてなし、ありがとうございました。

鏝絵のルーツ松崎を訪ねる

鏝絵シリーズ第4回
鏝絵のルーツ松崎を訪ねる

鏝絵ウォークをシリーズで行っています。これまで3回は私たちの地元:小淵沢・須玉・高根と続けてきましたが今回はなんと伊豆の松崎町、ここは江戸時代に鏝絵を芸術の域まで高めたという入江長八の出生地、そして「長八美術館」があるのです。松崎は鏝絵よりもむしろなまこ壁で有名なのかなと思いますが、蔵の内容物を災害から守るなまこ壁と鏝絵は切っても切り離せない関係なのでしょうね。

01_長八美術館外観朝7時前に小淵沢をバスで出発、ここ松崎についたのは11時過ぎ、工事が進んだ中部横断道を利用しても片道4時間半もかかるんですね。個人で来るのには日帰りは無理だなと実感です。

そして着いたのは長八美術館、今回の第一目的地です。早速見学。外観は日本の伝統芸術の美術館とは思えない斬新なデザインです。この中央をくぐると、


02_長八美術館入り口 玄関が見えてきました。館にはいってまずは説明をうかがいました。今まで見てきた鏝絵からみると遙かに繊細でまるで絵画のような作品の数々が展示されています。館内にはルーペが用意されていて、これを持って細かなところまでみて歩きます。

美術館の中はもちろん撮影フリーではありませんが、でも撮影Okの作品も多々ありました。その長八作品をご覧下さい。

03_館内1「春暁の図」、長八は狩野派にも入門したそうです。左官さんの技術と言うよりは日本画家の作品という感じですね。


04_館内2ガラスに外の光が映ってしまうのが残念。


05_館内3

円形の画面に龍。ちょうど蔵の丑鼻のサイズくらい。蔵を意識した作品なのでしょうか。

06_館内4モノクロで見にくいので作品の一部を撮りました。

07_館内5海を隔てた冨士、対岸は沼津辺りなのだそうです。海辺の松林や家、船などが精密に描かれていて「ここはルーペを使って」との説明。

08_館内6

上の作品の海に浮かぶ船の部分を拡大してみました。帆綱を曳く船員さんもルーペで確認。

09_館内7こちらも冨士。右下の白い説明版の右上にあるのが撮影可のマーク。

10_夢の蔵1美術館の前庭には「夢の蔵」がありました。全国の左官さんが集まって作り上げたものだそうです。

11_夢の蔵2その入り口右側、上下にこれも鏝絵らしいのですがちょっと不鮮明。

12_夢の蔵3

13_夢の蔵4内部天井の鏝絵、これはこれですごいのでしょうが、長八作品を見てしまうと・・・・。

14_夢の蔵5夢の蔵の外部にも鏝絵が、これは虎。

15_夢の蔵6窓枠にも鏝絵の装飾

16_夢の蔵7窓枠下にはぶどうがあしらわれています。

17_橋の鏝絵山の手を一通り散策してきた後、那賀川をわたる「ときわ大橋」。高欄の外側にも内側にも満開の桜と燕が鏝絵で描かれていました。

18_時計台橋の向こう側に明治商家:中瀬邸の入り口の時計台、この時計の文字盤には13時も表示されていました。

19_松崎ビジターセンター時計台の下を潜ると右側に松崎ビジターセンターなるなまこ壁の蔵がありました。

20_看板入り口の看板も鏝絵

21_左扉の鏝絵開け放たれた扉の内側には精密な鏝絵、左扉は虎。

22_右扉の鏝絵そして右には龍が。

23_中瀬邸内蔵の鏝絵中瀬邸の中は内蔵もある立派な建物、そしてこれは内蔵の鏝絵。

24_記念館の彫刻1長八美術館の道向かいのようなところにある長八記念館。この寺(浄感寺)の再建に長八も弟子を連れて協力したのだそうです。中には長八作品の「八方睨みの龍」の大きな天井画、そして壁には大きな「飛天の像」の鏝絵一対、彫刻師:石田半兵衛と肩を並べての彫刻作品もありました。多才な芸術家:入江長八です。

しかし残念ながら撮影禁止、と思っていたのですがあとで「フラッシュを焚かなければいいですよ」と、早く言って欲しかった~。

で、これは外に出てから撮った石田半兵衛の彫刻、波の中に亀が二匹彫り込まれているのですがわかりますか?

25_記念館の彫刻2こちらの波の中には鯉が一匹。

26_鏝塚再び長八記念館に戻ってきたところで見つけた「鏝塚」。

27_鏝塚右ここにも左右に鏝絵発見。右は龍。

28_鏝塚左そして左は虎。龍と虎は一対で描かれる物なのでしょうか。

29_岩科学校外観次に向かったのは「岩科学校」。時間が許せばここまでウォーキングのはずだったのですが、日帰りの過密スケジュールでバス移動となってしまいました。残念!

広い庭と歴史ある立派な建物です。

30_岩科学校1玄関上に掲げられた銘板。その上の龍は鏝絵ではないようです。

31_岩科学校2玄関を潜って見上げると、鴨居に鏝絵。

32_岩科学校3ここは「鶴の間」。四方の鴨居に沢山の鶴が鏝絵で描かれています、青い空も印象的。鶴はみな床の間に向かっているのだそうです。

33_岩科学校4一羽だけ拡大してみました。それぞれが丁寧に描かれています。

34_ケシの花バス駐車場に向かう途中でみつけた沢山のケシ、伊豆は渡した体のところより一ヶ月ほど早いでしょうか。ここからバスで帰路につき、帰着は20:30、長いバス旅でした。

今回はウォークというよりはバスハイク、バスの中では下見されたリーダーや伊豆につながりの深かった参加者の方の説明がありました。ただ観光で歩いても流し見るだけになってしまいますが、こうして鏝絵に的を絞ってのお出かけ、充実した一日でした。
このウォークの下見は一泊で行ったとのこと、バスの手配、食事や美術館等の入館の手続き等々普段のウォークにはない煩雑な準備と運営、おかげで楽しく中身の濃い例会に参加させていただきました。スタッフの皆様ご苦労様でした、そしてありがとうございました。

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清流と緑のふるさと白州ウォーク

 

清流と緑のふるさと白州ウォーク

3つの日本百選(甲斐駒ヶ岳(日本百名山2967m)、清流の尾白川は「日本百名水」、江戸時代に甲州街道の宿場町として栄えた台ヶ原宿は「日本の道百選」)をもつ春の白州を歩くウォーク、参加してきました。

 

01_集合集合場所は白州総合グランド駐車場、よく晴れました。集まったのは25人。


02_鏝絵1歩き始めてすぐの集落:松原で発見した蔵の鏝絵。絵柄は亀さんですが、今まで見たことのない雰囲気の鏝絵です。


03_松原集落の中を走る旧甲州街道を長野方面に向かって歩きます。

 


04_郵便受け郵便ポストを郵便受けに使っている家がありました。

 

05_川辺の桜流川を渡る橋の手前で土堤に入りました。河川敷の桜は満開、ここで小休止です。再び上流側に歩き始めて鳥原平に向かいます。

 


06_富士山視界がひらけて広大な畑が広がる鳥原平、周囲の山々が眺望できます。まずは富士山。

 

07_鳥原平進行方向には鳳凰三山。

 

08_ビューファームビューファームで休憩の予定がこの日はお休み。手打ちそばが食べられるはずなんですけどね。

 

09_金峰山遠くには奥秩父の金峰山の頂が見えます。

 

10_八ヶ岳そして青々とした畑地の向こうに北杜市のシンボル:八ヶ岳。昨夜の雨が山の上は雪、雨と雪の境界がはっきりわかります。

 

11_諏訪神社 畑地の中にこんもりとした諏訪神社の杜

 

12_プチホテル山の麓にプチホテルが建っています。「絶景の宿」かな。

 

13_鏝絵2鳥原集落にはいって見つけた鏝絵、庶民的な布袋さん、お腹を立派に膨らませて描いています。

 

14_鏝絵3こちらはシンプルな亀さん。

 

15_庭の桜 なんて広い庭、そして何と立派な桜!

 

15_鏝絵4なまこ壁の立派な蔵、ここにも鏝絵が。絵柄は鶴。

「鏝絵シリーズ、ここでもやらなきゃね」

なんて声も。

 

16_石尊神社入り口鳥原集落を抜けてさらに沢に入っていくと、石尊神社の入り口にたどりつきました。

 

17_参道ここから始まる立派な参道、石が敷き詰められてます。

 

18_ここから急にここが昼食場所、本殿はこの向こうの鳥居から切り立ったような急な階段を200段ほど登った上にあります。「この先は自由意志で」とリーダーさん。でもせっかく来たんだから登ってこなくては。

 

19_本殿きつい石段を登り切りました。これが本殿。

 

20_本殿彫刻本殿の立派な彫刻、鯉のようです。

 

21_石仏の半円本殿の前庭、半円形に本殿を取り囲むように石造群が十体ほどならんでいます。

 

22_石仏1その1体。

 

23_石仏2そしてこれも。風化が進んだのか鮮明さを欠く物もありました。

 

24_石仏3脇侍を従えた不動明王

 

25_石段下り登ってきた石段を下ります。この急勾配、おわかりいただけますか?こういうとき石段中央に設けられた手すりがありがたい。

 

27_昼食樹間の陽射しにも恵まれたここで昼食。

 

28_石碑群午後の部、スタートしました。寺の入り口にある石碑群。

 

29_シュンランサントリー白州工場の前を通って藪内美術館へ、その林の中でこの日もシュンランを見つけました。

 

30_藪内美術館藪内美術館到着。動物画家藪内さんの作品を展示するこの美術館の精緻な動物画、見応えありますよ。写真では表現できないところまでも描いているとか。中は撮影禁止ですから、案内板で紹介です。

 

32_ツツジあとはスタート兼ゴール地点にまっすぐ向かいます。林の中の道脇には山ツツジがちょうど見頃。

 

33_あおぞら共和国この「あおぞら共和国」は難病や障害のある子どもたちとその家族が、ゆっくり気兼ねなく過ごせるようにNPO法人により整備が進められている施設です。そしてウォークは間もなくゴール。

 

国道を走ることでしか知らなかったこの白州町、国道を離れて広い畑から見渡せる八ヶ岳・金峰山・茅が岳・冨士・南アルプスの眺めは新鮮でした。距離もちょっと短めの7.5km、ゆったりとウォークを楽しませていただきました。
リーダーさん、サブさん、ありがとうございました。

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