柳沢地区は原村の北端に位置し鏝絵が密度濃く分布している地区です。限られた範囲に20ヶ所ほど。他では見られないような題材も描かれていて興味深いです。

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日の丸扇、シンプルですが珍しい。

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よく見るスタイルの大黒様、でもこの衣の色はあまりないかな。

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丑鼻は文字、このお宅は「しみず」さんでしょうか。窓枠の上にはちょこんと亀がかわいい。そしてなんと言ってもだしの入り口の大版の鏝絵。ガイドブックには「浜千鳥」とあるようです。

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丑鼻の「一力」はこの家の姓でしょうか。その丑鼻の周囲に「鶴・亀」の見事な装飾。

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福袋にもたれかかった「大黒様」、このスタイルもよく見かけます。

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夜空に二羽の「鶴」、そして波打ち際の岩場に二匹の「亀」。波が砕けて水しぶきまで。

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あまり見かけないデザインの「大黒様」。かなり古い作品のようです。窓枠の上には二匹の「亀」、そしてハチマキ部分には二羽の「鶴」。

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他では見られない独特の雰囲気を持った「布袋様」。これも古い作品のようです。

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丑鼻に鏝絵はないのですが、窓上に独特の装飾が施されていました。

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夜空を背景に、波の上に「鶴」。

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丑鼻は「布袋様」。繊細ではないかな？虹梁横には波打ち際の「鶴と亀」。

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この「大黒様」は多い。人気の左官さんですね。

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「波に千鳥」。波の立ち上がっている感じは3のだしの入り口のものに近いように思います。

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「大黒様」、12のものと色使いは違いますか似たデザイン。同じ作者のこちらの方が古い作品か？虹梁横には「鶴と亀」、こちらは11のものとよく似た作品。

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松の枝にとまる「鷹」、松の葉がブルーなのも特徴的。これも古そうな作品です。

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「大黒様」、配色を変えていますが、13と同じ作者か？この色使いも珍しい。

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ハチマキにも千鳥が舞っています。虹梁横には「鶴と亀」。

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東西の丑鼻に絵柄の鏝絵。正面入り口の上には「龍」、そしてハチマキ部には「ぶどう」が描かれています。丑鼻の一方は「大根と鼠」、もう一方は「猩々と亀」。それぞれが個性的で完成度も高く、一見の価値あり。

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「波に鶴」、きれいな作品。丑鼻が壁から出ず、逆に凹んでいるのは珍しい。

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ウォーキンググループでの鏝絵巡りウォークの折り、参加者に見つけていただき家の人に了解をいただいて近くで見ることができました。鯛を釣り上げる恵比寿様のデザインは多いのですが、このようにお日様を描き入れたものは初めて見ました。大版の立派な鏝絵です。