コンサートに行ってきました。知り合いが大ファンのアシュケナージの演奏会。
第1731回 NHK交響楽団定期公演
6月10日(日) 3:00
指揮/ウラディーミル・アシュケナージ
ホルン/ラデク・バポラーク
リムスキー・コルサコフ/組曲「サルタン皇帝の物語」 作品57
グリエール/ホルン協奏曲 変ロ長調 作品91
チャイコフスキー/交響曲第4番 ヘ短調 作品36
このところ毎年6月に誘っていただいて今年で3回目。一番安上がりの3階席のは何と1500円、でも音楽を聴くのには何ら支障はありません。
1・2ステージは全く知らない曲でした。「サルタン皇帝の物語」は個性色の濃い曲という印象でした。ホルン協奏曲というジャンルは初めて、LP・CDでも聴いたことがありませんでした。ホルンはおとなしい楽器という印象でしたが、ソリストは指揮者のとなりに立ったまま演奏(そういうものなんですね)。その音は柔らかで豊かな音、感じ入ってしまいました。ソリストも乗ってくれたのか、休憩前にアンコールを2曲も聴かせてくれました。
そして最終ステージはチャイコの4番、良かったですよ。我が家はチャイコフスキーが好きでレコードなど長年聴いてきたのですが、生で聴くのは初めてでした。録音のもの以上にいろいろな音が聞こえてきて、視覚からも「あー、ここはこの楽器だったんだ」とか、全体の響きとか。良かったですよねー。知らない曲は冗長な感じがしてしまってともすると眠りに落ちてしまったりするのですが、この曲そんなことは全くありませんでした。私ばかりでなく会場全体がこの曲に魅入られ聴き入っている、そんなすばらしい演奏でした。
初めて聴いた生のチャイ4、よかったー!