「清里開拓の道~祝ロック再開ウォーク」
に参加してきました。
清里駅に集合、駅前の公園に移動してストレッチ、それから出発しました。今回の参加は28名、多くの参加に主催者側もうれしそう。
県立八ヶ岳少年自然の家が管理する牧草地に出ました。ここに入るのには許可が必要です。八ヶ岳や富士山など眺望の素晴らしいところなのですが、この日は残念ながらそこまでの眺望はありませんでした。2年ほど前のNHKの朝ドラ「花子とアン」のオープニングはここでのロケだったのだそうです。
この牧草地の中の小さな丘は「ヤッホーの丘」と呼ばれています。この場所で八ヶ岳に向かって呼びかけるとこだまが返ってくるのだそうです。そこでみんなでやってみました、「ヤ~ホッ」。そしてみんなで、「聞こえる聞こえる」。語尾を伸ばすとこだまが聞き取れないのだそうです。
さらに南下して「八ヶ岳興民館」に到着。「あれ、字を間違えたのかな?」、そうではありあせん。ここでリーダーさんが説明。
清里開拓の父は二人います。一人は皆さんご存じのボール・ラッシュ博士、博士が尽力したのは小海線の北側。そして南側の開拓の父は「安池興男」さん。その一文字を公民館の名前にと了解をいただいて「八ヶ岳興民館」となったのです。
さらに少し南下して小学校の道向かいの「御崎大神社」の境内に。
説明版によると、この神社は須玉町小池平から移設したのだそうです。私の実家の近くから、とたんにとても親近感が湧いてきます。
神社から北上をはじめました。沢を越えると広い草地に洋風の洒落た建物。ここは「もえぎの村」の南端です。
もえぎの村のなかに立ち並ぶ施設の庭の花々。白い桔梗はちょっと珍しいと思うのですが。
「清里小学校八ヶ岳分教場跡」の碑。向こうに見えるのは何と6月に「ハモる同窓会」で泊まったペンションじゃないですか。何度も来ているペンションの入り口に立つこの碑、知らなかった。
開拓の子どもたちはここから川を越えて小学校に通ったのだそうです。寒い清里の冬は特に大変だったようですが、それだけでなく学校でいじめられたりして不登校になったりしたのだそうです。そこで、ここに分教場が建てられたとのこと。
こんな看板も、好きだな。
林の中にレンゲショウマが咲いていました。かわいい花ですね、私ははじめて見ました。
終着点の清里・もえぎの村を代表するレストラン「ロック」です。こちらは昨年全焼してしまったのですが、多くの方の期待と支援もあって再建されて、この夏営業を再開したのです。今回のウォーキング、ここでのビール・食事を楽しみにしていた方も沢山。私も人気のカレーをいただきました。
酷暑の続く中、涼しい清里で、しかも林間や草原を歩く爽快なコース。しかも最後にはお楽しみの時間も。うれしい一日でした、リーダーさん、サブさん、ありがとうございました。
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