川越ウォーク

「バスウォーク 小江戸訪問シリーズ川越編」

に参加してきました。バスで川越に行けるなんてうれしいイベントです。JR穴山駅7:30、甲府駅近くを回って渋滞も少々あり、川越到着は10時半をちょっとまわったくらい。

バスの中では今回のリーダーから川越の知識を少々。太田道灌が江戸城を築く前にかかわったのが川越、その技術を下に江戸城が築城されたということで、ここは「小江戸」というよりはむしろ「本江戸」。柳沢吉保が甲府の城主となる前にこの川越の城主を務めたとのこと、これは吉安のルーツ:北杜市武川町柳沢にお住まいの方からのレクチャーです。

予定より30分ほどの遅れでしたが、無事川越博物館駐車場からウォーキングスタート。雲ひとつなく風もないという絶好のウォーキング日和です。

 

01本丸御殿歩き始めてすぐの本丸御殿。立派な建物です。この裏手には学校が見えました、映画「ウォーターボーイズ」の舞台となった名門校とのこと。

02とおりゃんせ三好神社の参道は童謡「とうりゃんせ」のルーツとなったところ。途端に男性が唱い始めました。

「♪ とおりゃんせ とおりゃんせ ・・・・ ♪」

03レトロバス歩いていると、こんなレトロバスに出会いました。さすが歴史の街。

 

04喜多院参道喜多院の参道にたどり着きました。ずらりと並んだ灯籠がお出迎えです。この交差点を渡ってすぐの右手には成田山があり、ここにもお参りしました。千葉の成田山同様にここでもつい先日節分の豆まきが行われたそうです。

 

05喜多院本殿いよいよ喜多院の境内へ、本殿をのぞみます。


06本殿から寺院内本殿お参りのあと境内を見渡します。この前方に五百羅漢があります。この本殿の階段で集合写真。そのあとは入場料を払って建物内を拝観。徳川家光誕生の間、春日の局化粧の間など見学しました。徳川に深くかかわりのあるこのお寺、徳川の別邸のような存在だったのでしょうか。

 

07五百羅漢五百羅漢エリアへの入場も拝観料の内。実際に五百数十体あるのだそうです。羅漢というのはお釈迦さんが入寂したときに集まった立派なお坊さん達のこと、知らなかった。


08羅漢1一体一体表情は様々。お坊さんらしい像も多いけれど、


09羅漢2読書中の羅漢

10羅漢3こちらは頬杖をついています。


11羅漢4「いやー、まいったまいった」

12羅漢5極めつけはこれ。「いいのかなー、羅漢さんて立派なお坊さんだったんじゃないの~。」

と、愛嬌のある羅漢さんがいっぱい。じっくり見ていたいけど日帰りウォークではね、ほどほどに切り上げなければならないのが残念。昼食会場のある藏通りを目指します。

13大正ロマン夢街道「大正ロマン夢街道」、レトロな雰囲気が漂います。道路が緩やかにカーブしているのもまた味わいです。


14藏通り1いよいよ藏が見えてきましたが、まずはまっすぐ昼食会場へ。


15昼食川越で有名な料亭で、特別サービスランチ。写真では、「蓋はとらないでおきますね。」

16埼玉りそな銀行昼食を終えて藏通りへ、まずは埼玉りそな銀行のかつての洋風の建物。


17藏通り2藏通りは平日にもかかわらず大変な雑踏。そんななか、人は撮らずに藏を見上げての一枚。商家は武家に遠慮して藏造りの壁を黒く塗ったのだそうです。観音開きの窓は半紙一枚も通らない程の密閉度だったとか。

18藏通り3店先に置かれた壺? 瓶? 何のお店だったんでしょうね。

19川越まつり会館川越まつり会館を見学、豪華な山車の展示、説明もしっかり聞きました。私たち「八ヶ岳歩こう会」が席を立ってしまうと途端に空席だらけになってしまいました。私たちの団体がいいお客さんだったようです。


20時の鐘川越のシンボル:「時の鐘」。このほぼ真下の店でサツマイモ入りの饅頭を頬張っているとき、この鐘が聞こえてきました。控えめに、響いていました。

みやげの買い物を済ませて藏通りを後に。途中、市役所の庭には太田道灌の像が設置されていました。「この地を拓いた恩人」と多くの市民から尊敬を集めているようです。

21氷川神社鳥居最後は氷川神社、この鳥居は木製のものとしては日本で最大級。この写真の反対側(外側)には勝海舟による「氷川神社」の書が。

22本殿本殿のまわりを一回り。しっかりと柵で囲われているのですが、その隙間からの一枚。見事なまでの緻密な彫刻です。

23絵馬トンネル絵馬のトンネル

24氷川神社全景境内の全景、鳥居の下から撮りました。

25山車藏歩いているとこんなふうに川越祭りの山車が格納されている倉庫がありました。川越を含めて、山車・鉾・山笠などの祭りを行っている街が昨年世界遺産に登録されました。喜多院・古い町並みとならんで川越を代表する川越祭りをこんなふうに陰で支えているんですね。

26マンホール歩道に設置されているマンホールの蓋を一枚、こんなところにも観光の街:川越を見ることが出来ます。

かつて仕事で一度訪れた川越は私的にも行ってみたいところでした。今回、こんなふうに往復をバスで、そして街を自分の足で歩くことができました。さらには今回は地元にお住まいの方がガイドを引き受けて下さり至れり尽くせりのウォーク、満足でした。

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