卒業式(その2)

さて、このあとは私たちの後輩ともいえる合唱団による学生歌と送別の歌でした。
卒業式2
しかし、先ほど書きました大学改革でどうやら学生歌も変わってしまったようです。送別の歌も当時は毎年必ず歌う一曲があったのですが、それも変わってしまいました。当時はこの卒業式で唱うためにはピアノを運ばなければなりませんでした(当時の学生歌もピアノ伴奏付き)。大学の事務局でトラックを手配してくれ、男声団員が普段の練習に使っている2階の講義室の常置してあるピアノを階段を下ろしてトラックに(これが大変な作業)、ピアノと一緒に荷台に乗り込んで移動し、今度はトラックから体育館のフロアーにと運ぶのです。もちろん終了後はまたピアノを元に戻すすのですが、こうして私たちが唱ったの送別の歌は「ここが美しいそれは」という曲、

      ここが美しい     それはここがここだから
古い、そして美しい  だからすぐに
古い、だから美しいと 考えるか、あなた

こんな歌詞でしたね。作詞者も作曲者も覚えていないのですが、ア・カペラで、ユニゾンが大変多い曲でそれを当時の聴き合う耳で歌ったので非常に印象深いのです。ユニゾンの、弦をビンと張ったような感覚が懐かしいのです。

今回聞いた曲はいずれも私たちの知らないピアノ伴奏曲、伝統が変わってしまいましたね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>