再度、山形の男声四重唱のこと

 1ヵ月ほどは毎日このCDを聴いたことは以前書いた。最近でも私は、毎日とはいわないがかなり頻繁にこの録音を聴いている。この録音の中で数曲唱った後、メンバーの一人の「ハモんねーなー。」ということばが聞こえてくる。こんなにハモっているのにそんなことをいっていると最初は驚きだったが、たしかに毎日のように続けて聴いていると決して完璧にハモっているわけではないことがわかってくる。しかし久しぶりに聴くとやはり「こんないいハーモニーはない」と思ってしまう。その理由は「聴きあうこころ」ではないだろうか。私は声のでないバスだが、私の耳に自然に飛び込んでくるこの録音のベースパートは本当に自然に聴いて自然に唱っている気がする。そんなこころのありようがうれしくなってくる。そしてメンバー全員のこころのありようもそうなのだろうと思う。

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